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議論は平行線、決着つかず

新市民プール、市「屋外」、委員「温水」
 長浜市が2014年の神照運動公園へのオープンを目指している新しい市民プールについて、市民らで組織する検討委員会が夏場限定の屋外プールか、温水プールかで意見が分かれ、紛糾している。25日の第3回委員会では、市側が既定路線とする屋外型に対し、長浜水泳協会名誉顧問の橋本忠委員ら複数の委員が温水案を主張。平行線のまま意見がまとまらなかった。
 市は夏限定の屋外型レジャープールの整備を前提とし、市議会でも基本設計費約3000万円が可決されている。委員会ではプールの配置やデザインを審議してもらう予定だったが、委員から温水プールを望む声が出て、協議が難航している。
 市は、温水プールは建設費が屋外型より約5億円高い13億円かかり、年間維持管理費も3100万円の赤字となると試算し、「温水はない」としている。
 しかし、橋本委員らは温水プールを整備したうえで民間委託による水泳教室などを開設すれば、市が試算するような赤字には陥らないと訴えている。
 この日の委員会でも市は「温水プールのコスト高は明らか。他市の事例を見ても年間3000万円程度の赤字を生む。行政が整備すべきものではない」「本委員会で検討すべき事項は温水プールの整備の是非ではない」と求め、レジャープールに、屋根付きの25㍍プールを併設する折中案を示した。
 しかし、橋本委員ら複数の委員が市の試算に異議を唱え、水泳、健康体操、ヨガなどの教室を民間業者が行えば、温水プールを整備しても維持管理に市の負担は生じないと訴えた。
 結局、この日の委員会でも市の示す屋外プール案について具体的協議はなく、11月の第4回委員会へ持ち越しとなった。


2011年10月26日 18:21 |


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