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ヨシで浴衣、コートも

浜縮緬とマッチングで新製品
 三ツ矢元町、東北部工業技術センターで、琵琶湖の環境シンボル「ヨシ」と長浜の特産「浜縮緬」を組み合わせた着物や洋服など新製品の開発が進められている。
 ヨシは湖の水質浄化や魚の生息地など自然環境に役立っているが、枯れたヨシを放置すると、水を汚す原因となる。
 ヨシは古くから「よしず」として活用されていたが、近年は需要が減少。パルプ化も研究されたが、名刺に使われる程度。
 5年前、ヨシを使った糸が開発され、同センターでは県内産地と結びつけた新商品の開発を進め、長浜では浜縮緬の素材、絹とのマッチングを研究していた。
 その結果、ヨシ糸は「こし」「しゃり感」「はり感」などの独特の風合いが特徴であることが判明。繊維の縦糸、横糸への使用割合などを研究し、試作した浴衣や帯は絹糸との柔軟性、染色性など性質の違いをうまく利用し、夏向きの生地に仕上がった。
 これまで、ヨシ糸を使ったネクタイやブックカバーやコートなどを作っており、和装小物はすでに商品化されている。
 繊維分野担当の山田恵主任技師は「滋賀ならではの、モノづくりにこだわった。夏向けの素材で、浜縮緬のカジュアル化にも活用できるのでは」と話している。


2011年10月15日 18:16 |


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