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命の大切さ訴え、有城さん

ボランティア動物園、米原に 
 行き場が無く、捨てられた動物約150匹を飼育している東近江市の有城覚さん(67)の「移動動物園」と講演会(主催・米原市女性の会)が10月2日、米原市宇賀野の近江母の郷文化センターで開かれる。
 有城さんは元京都府警の警察官。警官1年目、幼い少女が交番に届けたヒナを救えなかったのが、きっかけで「慈しみ」が高まり、やがて自宅で、行き場のない動物たちを預かる「ボランティア110番動物園」を始める。
 片目で商品価値のないリクガメ、小学校の校庭に捨てられていたブタ、倒産したペット屋に置き去りにされたオウム、事故で足を失ったタヌキなど。警察などを通して委託されたペットは多い時で69種類、250匹になった。月10万円以上かかるエサ代や光熱費はすべて有城さんが負担し、家族4人は狭い台所で寝起きした。
 定年後、全国で移動動物園や講演活動を行っていたが、大腸ガンが見つかり、肺や肝臓など転移。摘出手術や抗ガン治療に耐えているものの、医者から宣告された余命は「あと半年」。 
 また、長年、夫を支えてきた妻の繁子さん(64)もアルツハイマー病を患うが、2人の約束「1000回」講演を果たすため、いつも行動をともにしている。


2011年09月20日 17:47 |


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