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長浜市議会一般質問

奥びわプール存続を
 県立奥びわスポーツの森のプールが今夏で閉鎖された問題で、杉本敏隆議員は「閉鎖の理由は、高校統廃合と同じく財政問題。プール閉鎖を撤回させるため、強力なアクションをとるべき」と市に求めた。
 都市建設部長は「県にプールの存続を要望しているが、県は赤字施設を継続的に運営するのは困難として、営業を終了した。引き続き粘り強く要望し、地域の声を伝えたい」と答弁した。
 杉本議員は「県の言い分は赤字。しかし、大津のびわ湖ホールは毎年10億円の赤字を出している。あまりにも『南高北低』がひどい」と訴え、事実上、県から派遣されている副市長と総務部長に「湖北の施設を無くすために長浜に来ているのか」と、矛先を向けた。
 副市長は「県の方針が出ており、厳しい状況。皆さんの要望、地域の実情を伝えたい」と語り、総務部長も「長浜市の役に立てるよう努力したい」と述べるにとどまった。
 杉本議員は「湖北地域振興局の局長は高月町出身、総合政策部長も湖北町出身。そういう県の幹部がたくさんいながら…」と不満をぶつけ、「最低でも神照運動公園に新プールが完成するまでの2年間は、奥びわプールを存続させるため、副市長が先頭に立つべきだ」と訴えた。
花火大会の今後
 藤井繁議員は今夏で最後となった長浜大花火大会について、中止に至った詳細な経緯と、新しいスタイルの花火大会を求めた
 産業経済部長は「長浜港での開催は、打ち上げ場所も観覧席も狭く、客の安全確保が難しい」「打ち上げを湖上に、観覧席を湖岸緑地に変更するよう、警察当局からここ数年来、指導を受けてきた」と語り、明石の花火大会で多数の観覧客が死傷した事故を機に、警察の指導が厳しくなっている現状を訴えた。
 そのうえで、「湖上での打ち上げは湖岸から離れるため、迫力の維持には花火の玉を大きくする必要があり、費用が高くなる。現在の予算で対応するには、打ち上げ数は2分の1、迫力は3分の1になる。台船1隻40万円で、10隻が必要。湖上打ち上げでは有料観覧席が設置できなくなり、これまであった800万円近い売上がなくなる。赤字は確実」とした。
 また、道路・歩道の不法占拠、ごみ投棄、違法駐車など観覧客のマナー低下も中止の要因とした。
 「これまでの規模の花火大会を港湾で開催するのは非常に厳しい。しかし、新しい花火大会のため、官民一体となって検討したい」と、前向きな姿勢を示した。
北陸新幹線の米原接続の見解は?
 敦賀以西のルートが確定していない北陸新幹線の米原駅接続案が、関西広域連合の協議で取り上げられたことを受け、浅見信夫議員は、北陸線のJRからの経営分離や、800~1000億円の地元負担が発生することから「米原接続は実施すべきでない」と訴え、市の見解を求めた。
 副市長は「市民の生活路線の北陸本線の運行確保、地域への経済効果に見合わない財政負担が生じないよう対応する。在来線問題、地元負担金問題が浮き彫りになってきた際、市民生活や市財政に支障が生じないよう主張していきたい」と答弁した。


2011年09月14日 19:27 |


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