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高校再編は県議会次第

市長「県教委とのやりとりでは…」
 長浜市議会9月定例会は12日再開し、一般質問を行った。
 同日午前、質問に立った山岡孝明議員、竹内達夫議員は県教委の高校再編計画原案で長浜・長浜北高の統合、長浜北星高校定時制の廃止が打ち出されている問題を取り上げた。
 北星高定時制の廃止で、一番近い定時制学校が能登川高になることについて、山岡議員は「通学に困難な生徒が出る」と指摘し、定時制存続へどのような取り組みをするのか求めた。
 藤井勇治市長は「まったく県民、市民の理解、支持を得られていない。希望の改革となり、全国のモデルとなるような改革にしていただくためにも、いったん立ち止まって協議していただきたい。15日開会の県議会で、一方的に推進されないように、引き続き積極的に活動していきたい」と答弁。
 伊藤宏太郎教育長も「特に不登校、家庭環境に課題のある生徒、外国籍の生徒ら弱い立場の生徒の高校への進学の道が閉ざされる。教育の機会均等が保障されないと危惧している。生徒や保護者は大きな不安、迷いを抱いている」とし、「9月の進路指導の実施で、県教委作成の説明資料等を活用し、すでに混乱している学校現場がこれ以上、混乱しないよう努力している」とした。
 竹内議員は計画白紙化の方策を尋ねたが、藤井市長は「県教委は聞く耳は澄ましているが、原案はベストでございます、と繰り返しており、県教委とのやりとりの中では計画案を見直すのは非常に厳しい」としたうえで、「県議会がどのようにさばくのか、これにつきる。9月県議会で再編問題を議決事項にしてもらいたい。制度、仕組みを直さないと、教育委員会に一方的に決められる」とし、再編計画の行方は県議会次第とした。
 教育長は「新高校の顔が見えず、進路が決められない。今年の受験生が高校3年生になったとき、1年生が居ないなど、不合理な統合。受験生の目線に立っていない。白紙撤回でなく、受験生の目線に立った計画にしてもらいたい」と県教委への苦言を吐露した。


2011年09月12日 19:14 |


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