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夏場限定、温水どっち?

市民プール移転整備検討委員会
屋根付きの折衷案も、結論持ち越し

 夏季限定のレジャープールか、通年の温水プールかで、意見が分かれている神照運動公園内への市民プール移転整備。2回目の検討委員会(委員長=新宅幸憲・びわこ成蹊スポーツ大学教授)が5日に開かれ、折衷案として屋根付きプールの整備も提案されたが、温水プールを強く望む声があり、結論は次回に持ち越しとなった。
 市は豊公園の市民プールの老朽化に伴い、2014年度の移転整備を目指している。プールの形態や規模を決めるため、スポーツ、福祉、自治会関係者や市民委員からなる検討委員会を立ち上げた。
 8月の1回目の委員会で市は50㍍プールやウォータースライダーなどを備えた夏季限定のレジャープール案を提案したが、長浜水泳協会名誉顧問の橋本忠委員らが、温水プールの整備を求め、市の原案に猛反発していた。
 神照運動公園内への整備にあたっては、市が過去に「健康増進施設」として温水プールの整備をうたった経緯がある。しかし、温水プールは建設費、維持費ともに財政負担が大きいとして夏季限定のレジャープールに方針転換。「寝耳に水」の水泳協会や福祉関係者らの反発を招いた。
 5日の委員会では市が試算したプールの建設費、維持費を示し、夏場限定のレジャープールの場合は建設8億3000万円、年間維持800万円、温水の場合は建設13億1000万円、維持3000万円とした。
 一方、橋本委員は温水プールにレジャープールを併設しても10億円以内に整備でき、民間委託で維持費も不要と主張。次回委員会に裏づけとなる資料を提示することになった。
 新宅委員長からはプールに開閉式の屋根を付けて6~9月の4カ月間、営業する折衷案が提案された。建設費9億5000万円、維持費1000万円との試算が示されたが、「中途半端な施設はいらない」と突っぱねる声も。女性委員からは、建設費、維持費ともに少ない市の原案を望む声が出ている。
 次回、10月の検討委員会では、再度、プールの形態について話し合う。


2011年09月06日 19:29 |


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