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長浜市病院事業、9億円の黒字

業績大幅回復、入院患者も増
 長浜市の2010年度の病院事業(長浜病院、湖北病院)が約9億円の黒字を計上したことが、29日発表の決算で明らかになった。看護師の割合を増やして診療報酬を増加させるなどの経営改革が奏功し、11年度には累積収支も黒字を達成する見込み。
 長浜病院は、近隣病院での診療科閉鎖などの影響で入院患者が前年度比1593人増の16万5813人となり、入院収益は6億3400万円増の78億2200万円に。外来患者も5840人増の32万2166人で、外来収益は1億1300万円増の29億4700万円を計上。結果、収支は9億7655万円の大幅黒字を計上した。
 長浜病院は2005年度から4年連続で赤字を計上し、一時期は累積赤字が12億7700万円に膨らんだが、2009年度から2年連続で黒字化を実現させた。同病院の経営企画課は、大幅黒字化の要因について▽看護基準「7対1」(患者7人に対し看護師1人)の達成で診療報酬が増えた▽近隣病院の診療科閉鎖などで患者が増えた―などを挙げ、「21年度から取り組んでいる改革プランに基づいてやってきた成果。今年度も22年度並みの黒字を維持できるのでは」と話している。
 一方、湖北病院は医師、看護師不足などの逆風の中、小児科、整形外科、皮膚科で医師が退職し、厳しい経営環境にさらされた。入院、外来患者ともに減少したことで収益が悪化し、前年度に比べ赤字額を5400万円増やし、7600万円の欠損を計上した。
 なお、病院事業は長浜病院の建設に伴う借金など総額138億1717万円の企業債を抱えている。


2011年08月30日 17:53 |


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