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長浜の長栄座を再現

文産会館に芝居小屋、こけら落とし
 長浜市元浜町で明治時代、庶民が大衆演劇や落語を楽しんだ芝居小屋「長栄座」が、米原市下多良の文産会館に復活。6、7の両日、こけら落としが行われる。
 明治期に入ってきた西洋演劇への反動から全国で芝居小屋復活の動きがあり、長栄座も1883年、元浜町に建てられた。しかし、昭和期には客が減り、やがて映画館「松竹館」に。1958年の火災で焼失した。映画館「協映」として再建されたが、95年の秀吉博後は浜京極通りの駐車場になっている。
 文産会館の指定管理者「県文化振興事業団」(大津市)は、コンベンションセンター(多機能施設)の利点を生かして、子ども歌舞伎などが盛んな湖北地域で「芝居」への関心を高めてもらおうと、芝居小屋を復活。今年度から5年かけ、事業を行う。
 公共ホールとしては全国的にも珍しい取り組みで、同事業団は「伝統を若い人たちに知ってもらい、次世代に引き継げれば」と話している。
 6、7日午後3時からは、人間国宝の常磐津一巴太夫さん(80)らの素浄瑠璃や、流派を超えた邦舞、上方落語などがある。チケットは6日がマス席2万4000円、1等席4000円、2等席3000円。7日はマス席2万円、1等席3000円、2等席2000円。問い合わせは同会館tel(52)5111。
 【新・長栄座】往時の写真や住民の描いた絵、文献を参考に、文産会館内のイベントホールに袖間口約14㍍、奥行き約10~12㍍の舞台を設置。花道を作り、マス席、イス席など700席を設け、入り口には錦絵を飾る。常設ではなく、年2回の公演ごとに設置。


2011年08月05日 18:50 |


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