「人的資源の最大活用を」
MRI開発の小泉さんが講演
MRI(磁気共鳴描画)などを開発した脳科学者・小泉英明さん(日立フェロー)が19日、浅井文化ホールで講演し、幼児教育の大切さを説いた。
小泉さんはMRIや脳の機能を測る光トポグラフィなどの開発で多数の賞を受賞。原子から人間の心にいたるまで、さまざなデータを基に自然科学と人文学、社会科学とを結びつけ、社会での実践を推進している。
講演で小泉さんは、生まれて5日以内の新生児が母国語を聞き分けることや、人間とチンパンジー、脳とコンピューターの違いなどを解説。
「愛着は他人が信頼できるという確信の原点。『心を開く』『接近する』など社会性概念の出発点といえる」とし、「温かい心は人間の尊厳。大人になってからでは手遅れ。同じ生命として、相手を思いやる心、痛みを共有する心、喜びを共有する心、自分の成果にも固執しない心が大切」などと述べた上、「人的資源の最大活用を」と呼びかけた。
講演会はモラロジー研究所が主催し、教育関係者や一般、約360人が聴講した。
2010年08月20日 14:50 | パーマリンク
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