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長浜バイオ大の設立母体「カンブリ」 少子化の波、64年目で解散

京都校舎は大学キャンパスに活用
 長浜バイオ大学の産みの親で、「カンブリ」の愛称で親しまれた京都の予備校「関西文理学院」を運営する関西文理学園が31日で解散し、64年の歴史に区切りをつけた。4月1日に、学校法人「関西文理総合学園」に統合し、予備校の校舎をバイオ大学の京都キャンパスとして活用する方針。
 前身の「京都人文学園」は戦争で軍隊や工場、農業などに動員され、学業の機会を奪われた青年の教育を目指し、京都の文化人や知識人、実業家が結束し、終戦直後の1946年に設立された。講師には京都大学の教授陣が並び、人間教育を主軸に、民主主義教育の灯火となった。
 しかし、戦後の新しい教育制度の整備に伴って生徒が激減し、51年に予備校事業を始めた。以降、関西を代表する予備校として「カンブリ」の愛称で人気を呼び、学んだ生徒は10万人を越えた。近年は大学の増加と少子化で予備校の需要が減少し、生徒が減少していた。
 現在、京都の烏丸通り鞍馬口にある予備校の校舎は長浜バイオ大学の京都キャンパスとして利用する方針で、吉田保理事長は「当面は社会人向けの教育事業を行い、3年以内にバイオ系の新しい学科を立ち上げたい。また、提携を結んでいる中国の東北大学との合弁大学の設立も視野に入れている」と構想を語り、「統合を機に、新生・カンブリを目指したい」と話している。
64年の歴史、冊子に
 関西文理学園の解散に伴い、64年間の歩みをまとめた冊子「建学の理念に導かれて」が発刊された。吉田理事長が執筆し、戦後の京都人文学園の立ち上げから、予備校時代、長浜バイオ大学の誕生などの歴史をまとめている。73ページ。


2010年03月31日 14:43 |


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