藤井・川島が一騎打ち
長浜市長選告示、新庁舎計画など争点
新しい長浜市のかじ取り役を決める市長選挙が7日告示され、前衆院議員の藤井勇治氏(59)=写真右=と、現職の川島信也氏(73)=いずれも無所属=の2人が立候補した。
同日、旧6町を選挙区とする市議増員選も告示され、定数6に対し、元町長、元町議ら14人が立候補した。投票はいずれも14日。
市長選は、1市6町合併を推進し、4選を目指す川島候補に、国会議員などで国政経験の豊富な藤井候補が挑む。両候補とも元自民党員で、保守一騎打ちの構図。
合併後のまちづくり、市庁舎建設計画などを争点に、14日の投票日まで舌戦を繰り広げている。有権者は9万7869人(6日現在)。
「庁舎計画、見直したい」
藤井勇治候補
藤井候補は事務所前で出陣式を行い、約500人(陣営発表)を前に第一声。
角川誠県議は「川島候補は新庁舎などたくさんのハコ物を計画している。このままでは第2の夕張になる」と危機感を訴え、青木甚浩市議会議長は「10年後に合併して良かったと思う市を力を合わせてつくろう」と呼びかけた。藤井候補を応援する女性組織「山水の会」の長谷川美也子さんは「不景気の中、私達は家計のやりくりが大変。そのことをしっかり考えて、政治をしてほしい」と話した。
藤井候補は国政から市政への転身について「故郷を良くするという政治の原点は同じ」と訴え、新庁舎建設について「130億円をかけ建てると言っているが、豪華絢爛な計画は見直したい。簡素で機能的な新庁舎を」と述べた。
財政問題についても「新市は1400億円を超える借金がある。子や孫にツケを残さないよう、税金の無駄遣いをチェックしたい」と述べた。「新市の基礎づくりには最低10年は必要。4年ごとに市長が交替するのではなく、私が責任を持って取り組みたい」と呼びかけた。
この日は高月町でも出陣式を行い、支持者約150人(陣営発表)が参加した。
【選挙事務所】八幡中山町96。(64)5050。総括責任者・原馬良典、本部長・立見光夫。
【個人演説会】▽8日=午後7時~JA北びわこ(湖北町速水)。
藤井勇治候補(59)
自治大臣秘書官などを経て、2005年の郵政選挙で初当選し、衆院議員を1期4年務めた。龍谷大卒。勝町。
「対等な立場で合併」
川島信也候補
川島候補は事務所近くの総持寺駐車場で選対副本部長・野田藤雄県議をはじめ、山内健次元虎姫町長ら支持者約350人(陣営発表)を集め、出発式。
野田県議は「(川島候補は)合併の経過を知っており、新市のまちづくり計画を進めるのに適任」と述べ、山内元町長も「是非、続投にエールを。新市の舵取り役は川島候補」と激励した。
川島候補は「合併して良かったといえる合併にしたい。形式は編入だが、実質的、精神的に対等。仲良く対等な立場で話し合える合併を進めたい」と述べた。
新庁舎建設については「旧病院跡に建てなければいけない。今は高度成長時代ではなく、空洞化している旧市街地を何とかしなくてはならない。いかにして安い新庁舎を建てるかが私たちの責任」との考えを示し、「今回は大変大事な選挙。皆さんの力を結集して新しい長浜の市長として、頑張らせてほしい」と決意を語った。この後、市議11人らと頑張ろうコールと乾杯で気勢を上げた。
この日の夜は、国友、田村、加田の3会場で個人演説会を行い、計210人(陣営発表)が川島候補の訴えに耳を傾けた。
【選挙事務所】宮司町961の1(68)6101。総括責任者・前川重雄、本部長・伊藤嘉蔵。
【個人演説会】▽8日=午後7時~東上坂会館、7時15分~榎木会館、7時半~田町会館。
川島信也候補(73)
国鉄職員を経て、1991年以降、長浜市長を通算3期務め、今回の1市6町合併を主導した。東京大卒。神照町。
2010年02月08日 14:32 | パーマリンク
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