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2010年度滋賀県予算 税収275億円の落ち込み

景気低迷で、法人税など
 県は9日、2010年度の当初予算案を発表した。一般会計の総額は4946億円で前年度比1・9%増となったが、国の経済危機対策関連事業を除くと、79億円減で3年連続のマイナス予算となる。
 財政の健全性を示すプライマリーバランス(基礎的財政収支)は3年連続のマイナスとなる見込みで、県財政の悪化に歯止めがかかっていない。
 当初予算編成では187億円の財源不足となり、各種事業の見直しで歳出を54億円減らし、基金の取り崩し、県債の発行、土地の売却などで歳入133億円を確保する。
 歳入は根幹となる県税収入が前年度比275億円、18・6%減の1202億円に。中でも法人2税(法人県民税・法人事業税)は景気低迷の直撃で174億円、44%も減少している。
 このほかの歳入は、地方交付税(1073億円)、県債(982億円)、国庫支出金(510億円)に頼る形となっている。
 歳出の目的別内訳は教育費1283億円(全体の26%)、健康福祉費778億円(同16%)、公債費765億円(同16%)、土木交通費471億円(10%)など。
県の借金、約1兆円
財源不足で県債982億円発行

 今回の予算編成で、県の借金にあたる県債を新たに982億円発行したことで、県債残高は過去最悪の9998億円と、1兆円規模にまで悪化した。
 一方、貯金にあたる基金は財源不足への対応のために取り崩し。比較的自由に使える財政調整基金と県債管理基金の残高は合わせて24億円となった。
子ども手当29億円
 民主党政権の誕生を受け、公約の子ども手当と、高校の授業料無償化・助成の予算を計上している
 子ども手当は0歳から中学卒業までの子どもに月額1万3000円を支給するもので県負担分として約29億円を見積もった。
 高校授業料は公立の無償化に34億円、私立の助成に約11億円を計上している。
 いずれも、国の交付金などでまかなわれるため、県の財政負担は最小限。
観音坂、用地買収に着手
大河ドラマ「江」のPR事業も

 長浜市石田町と米原市朝日を結ぶ観音坂に新たなトンネルを整備する事業は、新年度から用地買収に着手する。
 現在のトンネルは幅が狭いにもかかわらず、自動車、自転車の往来が多く、改修を望む声が強い。計画ではトンネル南側の約1・7㌔区間に歩道を備えた片側1車線のトンネルを整備。県道路課では「新年度は用地買収の交渉などに入り、順調に進めば着工したい」と話している。なお、完成は2014年を予定している。
 湖北地域関連では、▽早崎内湖再生計画の実施計画の作成5190万円▽竹生島のカワウ対策2454万円▽浅井三姉妹の「江」の大河ドラマ化(2011年)を受けたPR活動1925万円▽「江」ゆかりの地などをめぐる旅紀行を募り、ブログで発信200万円―など。


2010年02月09日 14:50 |


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