滋賀夕刊新聞社は滋賀県長浜を中心に政治、経済、文化の情報をお届けする新聞です。



2010年01月30日

ぶんさんフリマ賑わう

140店、不用品やクラフト
 米原市、文産会館で30日、ぶんさんフリーマーケットが開かれ、多くの買い物客で賑わった。
 古着や不用品などを販売するエコフリーマーケットと木工・工芸などを展示販売する計140店が出店。
 会場には、若い主婦が多く訪れ、お目当ての商品を品定め。また、ロビーでは大道芸が披露され、訪れた人たちは楽しいひとときを満喫していた。


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「厳しい状況が続く」

県内の景気動向、一部持ち直しも
 「厳しい状況が続いているものの、一部に持ち直しの動きがみられる」―。県は29日、県内の経済動向を発表した。
 昨年11月の各経済指標をもとに、最近の県内景気をまとめている。
 鉱工業生産指数や産業用大口電力需要が13カ月連続で前年を下回り、生産動向は厳しい状況が続いている。さらに、新設住宅着工戸数は持ち家が14カ月連続、貸し家が10カ月連続で前年を下回っており、投資動向も低調。
 一方、乗用車新規登録台数のうち、普通乗用車・小型乗用車が4カ月連続で前年を上回るなど、個人消費に一部持ち直しの動きがみられる。
 雇用は、有効求人倍率が17カ月連続で1倍を下回り、「大変厳しい状況が続いている」と分析している。


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北郷里一長い巻き寿司

90人で新記録達成21・33㍍
 節分を前に、長浜市北郷里小学校で30日、長い太巻き寿司作りが行われ、新記録21・33㍍の寿司が完成した。
 北郷里子ども会や育成会、同地区社協が企画する恒例行事で、今年8回目。長さ12㍍から始まり、年を追うごとに長さを伸ばしている。
 今年は地元の親子ら約90人が参加し、海苔と酢飯の上に、キュウリや卵焼き、椎茸などを載せて一斉に巻き、昨年の記録(21㍍)を上回る長さになった。


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2010年01月29日

市長、高月学園構想に意欲

市議会の「見直し決議」を軽視?
 長浜市議会が「過大だ」などとして、中学校移転改築計画の見直しを決議した旧高月町の学園構想について、29日の市議会総務教育常任委員会協議会の席上、川島信也市長が「学園構想を成就させる」と発言。出席議員から決議を軽視しているなどと異論が続出した。
 学園構想は、町内の教育施設を1カ所に集積し、小中一貫教育を推進するもので、総事業費は約70億円にのぼるとされる。市議会は昨年12月18日、構想の皮切りとなる中学校移転改築計画について「過大で市民の理解が得られない」として、設計変更が完了するまで予算執行を留保することを全会一致で決議していた。
 29日の協議会は、移転改築計画に伴う市側からの経過報告が主題だったが、川島市長が「高月学園構想の成就」を訴えたことで、市議から批判の声が相次いだ。川島市長は「高月町民の声」を理由に構想実現に理解を求めたが、押谷憲雄委員長は「議会の決議を軽視する発言。今後の市の財政運営をどう考えているのか」と批判している。
地権者が行方不明
 この日の協議会で市側は、高月中学校の移転用地のうち、買収が完了していない用地の地権者16人について説明した。
 地権者の1人が行方不明となり相続人と交渉を進めていることや、諸般の事情で「関わりたくない」と拒否している地権者がいることを報告。裁判所などでの手続きを経て、3月中にも用地買収が完了するとの見通しを示した。


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湖北会いぶきやま 蜜が詰まった本格派

「しっとり」焼きいもが人気
 伊吹山の特産・弥高のいもを使った「しっとり焼き芋」が30日、米原文産会館で開かれるエコフリマの会場で販売される。
 障害者の就労支援をしている社会福祉法人湖北会「いぶきやま」(米原市春照)は地元の食材を使った「大豆まるごと栄養豆腐」などを開発しており、新たな特産品を探していたところ、地元、弥高のサツマイモ(鳴門金時)に着目。業者のアドバイスを受けながら本格派の石焼きにこだわった。
 当初は「ホクホク」風味の焼き芋を目指していたが、女性には「しっとり」した食感がウケていることがわかり、同所では通常、50分程度で焼き上がるものを、さらに20分延長し、熟成。蜜が詰まったような、しっとり感を作り出すことに成功した。
 小川洋一施設長は「調理時間が長くなることで商品の回転率が悪くなり、燃料費も嵩むが、味を優先し、この製法にしている。アツアツの逸品、お試しを」と話している。
 数量限定。1個300~500円。イベントへの出張販売も可。問い合わせは同所(58)1533。


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2010年01月28日

特産赤丸カブ、スイーツに

今週末から黒壁エリアで限定発売
 米原市の特産品「赤丸カブ」を使ったケーキやトリュフを、野洲市の「菓志工房うすなが」が開発。今週末、黒壁ガラス館近くで発売されることになった。
 米原市内では、旧米原・近江町で江戸時代からカブの生産が盛ん。彦根城内の庭園「玄宮園」で、庭師が偶然発見した新種のカブを持ち帰って、今の彦根市小泉町で栽培し、後に米原地域に普及したと伝わっている。「赤備え」で知られる井伊家由来にふさわしい色合いで、漬物などとして、地域の食卓にのぼっていた。
 地元の特産品の開発とPRに取り組む県の橋渡しで、特産品を活用した洋菓子を製造・販売する菓志工房が、米原の赤丸カブに目を付けた。
 開発したのは▽カブを巻いたロールケーキ▽カブをハート型に切り、チョコレートでコーティングしたトリュフ▽パウンドケーキなど。
 JAレーク伊吹米原営農経済事業所の藤本勇さんは「ケーキは色合いも鮮やかで食べやすい。トリュフのカブはブランデーやシロップで下味が付けられ、大人の味です」と話している。
 なお、今月30、31日、2月5、6、7、11、12、13日の計8日間、長浜市街地の黒壁ガラス館近くでロールケーキ(950円)、トリュフ(1050円)を期間限定販売する。好評なら冬の季節商品として、定着させる。


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「昔の生活はエコ」

南郷里3年、伊吹で体験学習
 南郷里小学校の3年生92人は28日、米原市春照の伊吹山文化資料館で昔の暮らしを学んだ。
 3年生は昭和30年代の「遊び」や「生活」「食文化」などについて学んでいる。同資料館には古民具や資料がたくさん保存されており、2月末までに長浜や米原の13校が訪問する予定。
 この日は同館友の会のメンバーが、縄ないや火鉢によるかき餅焼き、石臼によるきな粉挽きなどを教えた。
 西尾真由香ちゃんは「昔の生活は電気やガスを使わないからエコ。でも大変そう」と話していた。


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2010年01月27日

湖北土地改良区 調査委員会発足へ

不明朗会計問題、第三者入れ
 湖北土地改良区(酒井研一理事長)の不明朗会計問題で、改良区は27日、監事、理事と第三者による調査委員会を発足させることを明らかにした。
 岸田政乃助総代ら組合員有志は昨年12月17日、国営新湖北土地改良事業や小規模土地改良事業の地元負担金の不明朗会計、琵琶湖への汚染水流出問題など5項目を酒井理事長に質問。22日までに回答するよう求めていた。
 しかし、酒井氏からの返答がないため、岸田氏らは代表監事や国、県に厳正な監査を要求するとともに、改良区に対して次のような改善措置を求めた。
 ▽真実を明らかにし組合員に説明する▽理事会は農家代表を中心で構成する▽国営新湖北土地改良事業の2期工事の組合員負担を見直す▽自民党本部からの自民党費(約700万円)の全額返還。
 湖北土地改良区・北村又郎副理事長は「監事、理事と第三者による調査委員会を発足させ、事実を明らかにしたい。もう少し時間がかかるため、総代らには文書を送付し、事情を説明している」と話している。


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少数精鋭で近畿大会

長浜北星女子バスケ、準優勝
 長浜北星高校女子バスケットボール部(平川清士コーチ)は県民体育大会高校の部で準優勝。2月20、21の両日、京都で開かれる近畿新人大会に出場する。
 大会は県体と新人戦予選を兼ね、今月6日間の日程で42校が参加し、予選トーナメントと決勝リーグが行われた。同部は決勝リーグで滋賀短大付属に負け、惜しくも2位(2勝1敗)となった。
 部員はわずか7人。平均身長も163㌢と小柄だが、チームワークと粘り強いディフェンスで近畿大会の出場権を勝ち取った。
 キャプテンの伊藤なみさんは「人数が少ない分、お互いを知り尽くしており、まとまっている。まずは1つ勝ちたい」と意気込んでいる。メンバーは次の皆さん。
 伊藤なみ、宮元菜摘、中村久美子、田邉みなみ、岡本育代(以上2年)、中久保佑美、宮内あゆみ(以上1年)。


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絵本で「ニコニコ」

湖北おはなし隊が読み聞かせ
 湖北福祉ステーション(湖北町速水)で27日、地元ボランティアのお話会が開かれた。
 湖北おはなし隊(松山敬代表・20人)は小学校のお話ボランティアがメンバーとなり、子どもたちに絵本の楽しさを紹介している。
 今回は未就園児と保護者20組に「電車で行こう」や「大きく大きくなあれ」など、大型絵本の読み聞かせ、紙芝居、手遊びを披露。子どもたちは物語に合わせ、跳ねたり踊ったりしてニコニコ顔だった。


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2010年01月26日

ゴミ屋敷、打つ手なし

異臭・病害虫、消火活動遅らす
 25日午後4時半ごろ、長浜市内の会社員方の木造2階建て延べ100平方㍍の住宅から出火。2階の約30平方㍍を焼き、約2時間後、消し止められた。この家の中には大量のゴミが堆積しており、消火活動の妨げになった。通称・ゴミ屋敷は異臭や病害虫の発生源にもなっており近隣住民も困惑。社会問題化している。
 ゴミを異常に溜め込むゴミ屋敷は、家主が▽ゴミを拾い集めてくる▽整理整頓ができない▽ゴミに執着心が強く捨てることができない▽不快に思わないことなどが原因。
 貯まったゴミは悪臭やネズミ、ゴキブリの発生や、ボヤ・放火などの要因になる。今回の火災では、宅内にあふれていたゴミの山が消火活動を遅らせた。
 湖北地域消防本部によると玄関を開けて中に入ろうとしたところ、突然、ゴミが滑り出てきた。家の中を見渡すとゴミだらけ。階段はかろうじて通れるスペースはあったものの、出火元の2階もゴミで埋め尽くされていた。消火しようとしたが、ゴミが堆積していたため、中々、火が消えず、手間取った、という。
 近所の人によると、この家は数年前から古タイヤなど大型ゴミやカセットコンロのガスボンベなど、多数の家庭ごみが室内外に散乱していた。
 夏場におったり、病害虫の原因となるため、自治会役員らが市役所に何度も相談していたが、市は「(敷地内なので)プライベート」と取り繕ってくれなかったという。
 一般に「ゴミ」とされる物については、法的に所有権が存在しており、行政や近隣住民が私有地に入って、強制的に排除することは困難。
 市環境保全課は「近所から苦情が来た場合、指導はしているが、持ち主から『置いている』『財産』などと言われると、打つ手がない」と話している。


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守れ!湖北の文化財

 文化財防火デー(26日)に合わせて、湖北地域消防本部は23、24の両日、4社寺で消防訓練を行った。
宮司町、総持寺
 宮司町の総持寺では、湖北地域消防本部や消防団、自警団、自治会から約50人が参加。参拝客が捨てたたばこの火が本堂に燃え移ったと想定し、文化財の搬出、負傷者の救出、放水訓練に取り組んだ。
 長浜署の鍔田鉄雄署長は「文化財の多くは木造で火の回りが早く、迅速な行動が求められる」と訓示していた。
湖北町、飯開神社
 湖北町延勝寺の飯開神社の訓練には、地元消防団や東浅井分署の署員約50人が参加。
 訓練は神社付近のたき火が飛び火し、町指定文化財の神社本殿や木造如来形仏頭に燃え移りそうになっている、との想定で行われた。
 団員らは文化財を搬出するとともに、可般式ポンプや消火器で消火した。訓練後、安原秀男分署長は「湖北には先人が残した貴重な文化財がたくさんある。大切な遺産を地域で守ってほしい。訓練は迅速、冷静な活動ができていた」と講評していた。


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三番叟役者を募集

4月の曳山祭、新長浜市全域から
 長浜曳山祭總當番(野坂利次委員長)は、曳山祭の1番山で開演を祝う舞を披露する三番叟役者を募集している。
 旧伊香、旧東浅井を含む長浜市全域から小学3~5年生の男子1人を募集。春休みに稽古を行い、4月13日から16日まで祭に出演する。衣装代などの個人負担はない。
 応募は、はがきに住所、氏名、年齢、学校名、学年、組、保護者名、電話番号を記入し、〒526・0059長浜市元浜町14の8、長浜曳山博物館「曳山まつり三番叟役者」係へ。ファクス(65・3440)でも受け付ける。締め切りは2月27日。応募多数の場合は抽選。


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2010年01月25日

なつかしい給食の味

揚げパンの「ぱんげあ」オープン
 米原市顔戸、フタバヤ近江店南側に揚げパンの専門店「ぱんげあ」が29日、オープンする。
 社会福祉法人「湖北会」ライフまいばら(大鹿)が障害者の自立を促す就労場所として設けたもので、揚げパンにこだわった店は湖北初。
 シュガー、きなこ、カフェオレ、ココア、抹茶、シナモンの6種類の味と、揚げ方も「あっさり」「普通」「ジューシー」の3タイプ、大(120円)と小(100円)があり、計36種のバリエーションが楽しめる。コッペパンをパーム油で揚げているため、からっとしており、コーヒーや牛乳にも合う。
 同店では「揚げパンは給食の人気メニュー。懐かしい味を楽しんでほしい」と話している。
 なお、店名は約3億年から2億年前に存在した超大陸の名前に由来。
 営業時間は午前10時から午後6時、月曜休み。29~31日はオープンセールで全品100円。


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教育施設耐震化率83%

長浜市、県平均を大幅に上回る
 長浜市教育委員会はこのほど、市内の幼稚園、小学校、中学校の耐震化率をまとめた。
 市内61校園206棟のうち、171棟が耐震基準を満たしている。耐震化率は幼稚園71・1%、小学校81・5%、中学校90・8%。全体で83・0%だった。
 県内の平均(幼稚園60%、小・中学校67%、昨年4月時点)を大幅に上回っている。一方、「耐震性なし」と区分されたのは28校園で、幼稚園で市南部、小中学校で市北部に目立っている。
 また、7棟が耐震診断を未実施で、市教委教育総務課は「関連予算を6月議会に計上するなど、できるだけ早く耐震診断を実施したい」と話している。
 なお、1月1日現在で「耐震性なし」と区分された校園は次のとおり。
 【幼稚園】神前・園舎▽神照・遊戯室▽神照東・園舎(遊戯室含む)▽西黒田・園舎▽朝日・園舎▽速水・園舎。
 【小学校】長浜北・校舎▽神照・屋内運動場▽田根・校舎2棟▽虎姫・校舎▽高時・校舎・屋内運動場▽木之本・校舎2棟▽伊香具・校舎・屋内運動場▽塩津・校舎▽永原・校舎3棟・屋内運動場。
 【中学校】湖北・校舎▽高月・校舎4棟▽鏡岡・校舎。


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2010年01月22日

滋賀県 賤ヶ岳にバイオトイレ

今秋の完成目指し、調査開始
 県は賤ヶ岳(標高422㍍)山頂に、環境に優しいバイオトイレの設置を進めている。
 賤ヶ岳は木之本と余呉の境界にあり、1583年、羽柴秀吉と柴田勝家との合戦の史跡。琵琶湖国定公園に指定されており、毎年、多くの登山客が訪れる。
 県は昭和60年に、くみ取り式トイレを設置したが、山頂までの乗り入れ道がないため、排泄物がたまるたびに、地元の人たちが、人力やリフトで麓まで搬出していた。
 湖北を舞台にしたNHK大河ドラマ「江~姫たちの戦場」の決定を受け、多くの観光客が予測されるため、住民は地元の野田藤雄県議に改善を要望。県はバイオトイレの設置に向け、調査を開始した。
 微生物の力で排泄物を分解するバイオトイレは、自然に優しいトイレとして注目を浴び、富士山や伊吹山などに採用されている。
 システムは排泄物をオガクズなどで発酵させ、病原菌や寄生虫卵を死滅させ、有機肥料などに変換する。バイオテクノロジーによる無公害のリサイクル。
 県は専門業者に依頼し、現場に応じた処理法を調査中で、今秋の完成目指しており、総事業費は2380万円。


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雪解け水被り登下校

難所、冬の観音坂トンネル
 長浜市石田町と米原市朝日を結ぶ観音坂トンネルの出入り口に、山の雪解け水が滝のように流れ落ち、交通の妨げになっている。
 トンネルの上部に積もった雪は、温かくなると溶け、側壁のレンガの溝を伝って、勢いよく流れ落ちる。
 流水は高校生たちが自転車で走行するトンネルの両端に集中して落ちており、生徒たちは雪解け水を避けて通らなければならないが、道幅が狭く、対向車が来ると、ずぶ濡れになってしまう。
 雪解け水はドライバーの視界も遮っており、トンネルの一部は排水処理がスムーズに行われていないため、冬期は路面が凍結する危険な状態になっている。


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2010年01月21日

日本語で心通わせたい

外国人に、ボランティアが教室
 日本語を上手く話せないがゆえ、日本人とコミュニケーションがとれない外国人のために長浜で週2回、献身的なボランティアによる日本語教室が開かれている。
 外国人が日本の大学などに留学する場合、日本語能力1、2級を取得しなければならないが、私立の日本語学校の授業料は年間60~70万円。連日、授業があり、働きながら学ぶことができない。
 また、外国人労働者のほとんどは派遣会社からのあっ旋で、就職していたが、昨年来の不況で労働者自らが職を探さなくてはならず、そのためには日本語の理解が不可欠。
 県内には日本語を学ぶ施設がないため、ボランティアが主となり長浜、彦根など13教室で外国人に日本語を教えている。
 びわこ日本語ネットワーク事務局(大津)によると現在、県内の指導者は延べ200人。学習しているのは400人前後とみられる。
 受講者の数は「派遣切り」で減少したが、最近は「余暇の時間が増えた」「就職活動に役立つ」ほか、永住を希望し「日本人と心を通わせ、仲良くなりたい」と意欲的な外国人が増えている。
長浜では20人がボランティア活動
 国際交流会館「GEO」(神照)では、長浜ユネスコ協会が14年前から毎週水曜と土曜、日本語教室を開いている。
 ボランティア講師はサラリーマンや主婦、学生や定年退職後の人たち20人。中南米の日系人や国際結婚した中国人ら約60人に、日常会話を教えている。 
 代表の山下玲子さんは「仕事優先で滞在していたせいか、日本語をまったく知らない人が多い。ここだと同じ国の人と出会え、情報交換やストレス解消の場にもなっているのでは」と話している。


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藤井陣営が決起集会

角川県議ら参加、300人が気勢
 長浜市長選(2月7日告示、14日投開票)に立候補を表明している前衆院議員の藤井勇治氏(59)の決起集会が20日、港町の臨湖で開かれ、支持者約300人が参加した。
 後援会「新しい長浜に新しいリーダーを創る会」の原馬良典会長は「あまりに長く市政に携わると弊害が出る」と現職・川島信也氏の4選立候補をけん制。角川誠県議も「73歳の彼には任せられない」と藤井氏支持を打ち出し、市議会の青木甚浩議長は「4年で終わる市長ではなく、10年間かけてしっかりとした長浜市を創れる市長を」と呼びかけた。
 藤井氏は「一党一派に属しない」と、自民に離党届を出したことを明かし、「草の根市民党」「ふるさと市民党」を訴えた。▽旧市町の格差のないまちづくり▽総事業費130億円の「豪華絢爛」市庁舎建設計画の見直し―などを公約に掲げ、国会での秘書・議員経験と人脈を生かした企業誘致を約束した。
 最後はガンバローコールで気勢をあげた。
 なお、この日の集会には青木議長のほか、市議会の押谷友之、東野司、田中伝造、押谷憲雄、吉田豊議員、宮腰健前市長、北川貢造前教育長らの姿も見られた。
 27日午後7時からは木之本スティックホールでも決起集会がある。


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のどかな「雨森の四季」

平井さん、画文集を自費出版
 高月町雨森の平井茂彦さんは画文集「雨森の四季」を自費出版した。
 平井さんは2年前から地元の人たちや風景を水彩画にし、「区報あめのもり」に掲載している。
 画文集ではコスモス畑をスケッチする子どもたちや稲作の準備をする農家の人たち、神事やオコナイなど、絵とともに、平井さんの思い出話が添えられており、のどかな村の様子を紹介している。
 変型A3判、103ページ。300冊を印刷。雨森芳洲庵で2000円で販売している。


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2010年01月20日

待ってました!長浜盆梅展

慶雲館で開幕、観光客続々と
 長浜盆梅展が20日、慶雲館で開幕した。例年より10日遅い開幕を待ちわびたように、朝から観光客が次々と入場し、盆梅展の人気の高さをうかがわせた。
 59回目となる今年の盆梅展は、花を存分に楽しんでもらおうと、開幕を遅らせた。市の管理する300鉢の中から、見ごろを迎えた約90鉢を展示し、すでに半数の盆梅が開花。推定樹齢400年の八重咲き紅梅「不老」も赤い蕾を膨らませており、まもなく開花を迎えそう。
 この日は朝から観光客が続々と入場し、写真を撮ったり、香りをかいだりして、長浜の初春の風物詩を楽しんでいた。
 観覧料は大人500円、小中学生200円。3月10日まで。
◇   ◇
 浅井盆梅展も20日、浅井ふれあいの里・プラザふくらの森(内保)で開幕。梅の古木約70鉢を展示している。ほとんどが蕾の状態で、同施設では「見事な枝ぶりを楽しんでもらえれば」と話している。
 午前9時から午後5時まで。観覧料は大人300円、小中学生100円。3月10日まで。


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2010年01月19日

糸と織りの文化を探る

長浜城博物館で23日から特別展
 湖北地域の伝統産業「浜縮緬」の発祥の謎や織物文化の歴史を探る特別展「糸の世紀・織りの時代」が23日から長浜城歴史博物館で始まる。
 糸にまつわる歴史や文化について紹介し、織物文化が果たしてきた役割を63点の資料で検証する。
 両手に蚕を入れた器を持ち、養蚕や繊維に関わる生業を守護する仏と崇められてきた「養蚕導子像」(江戸時代、竹生島宝厳寺)▽江戸時代後期に養蚕業の知識を書籍にまとめた成田思斎(現・相撲町出身)の顕彰碑拓本▽長浜町内の36軒の織屋が印鑑、名前、在所名を連ねた「長浜町縮緬職織届印鑑」―などを展示。
 県内の有力な商店を記録した明治22年刊行の「滋賀県近江国農商工便覧」には、明治初頭に浜縮緬をニューヨークに出荷していた柴田源七(現・長浜市室町)の商店が挿絵入りで紹介されている。
 浜縮緬のほか、湖東の麻織物、高島の綿織物、浜ビロードなどに直接触れられるコーナーも特設し、伝統の技が生み出す風合いを体感できる。午前9時から午後5時まで。入館料は大人400円、小中学生200円(長浜・米原の小中学生は無料)。
 なお、初日の23日午後1時半から展示説明会がある。
 長浜市長選が行われる2月14日、オコナイと重なる集落が複数あり、投票所が変更された。
 浅井地域では第42投票所(尊勝寺、山ノ前、西野、田川、須賀谷)の会場、尊勝寺公会堂がオコナイで使えないため、山ノ前公会堂に変更。
 湖北エリアでは14日、小谷丁野町と湖北町山本がオコナイ。小谷丁野町は投票所、オコナイとも公民館が会場のため、投票所を旧小谷保育園園舎に変更。湖北町山本は当家でオコナイをしているため、支障はない。
 虎姫地域では大井町が10日、13日、15日の3日間がオコナイ。会場はいずれも投票所と同じ集会所のため、選管が会場設営などを協議。13日のオコナイ終了後、準備することにした。


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瓦に枡、ポーチも浅井

家紋入りオリジナルグッズ
 浅井歴史民俗資料館のサポート団体「あざい歴史の会」(川地勲会長)は浅井家の家紋入りオリジナルグッズの販売を始めた。
 浅井三姉妹に関するNHK大河ドラマ「江~姫たちの戦国」の放映に合わせ、作ったもので、置物の瓦(1000円)、1合枡(600円)、枡型ストラップ(700円)、ポーチ(800円)で、いずれも浅井家の家紋「三盛亀甲に花菱紋」が入っている。
 瓦は資料館の屋根に使われている部材をモデルしたもので直径約15㌢。ポーチは会員が古い帯をリフォームした。浅井歴史民俗資料館で販売している。


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2010年01月18日

冬山登山 中高年の遭難相次ぐ

「引き返す勇気」「知識」必要
 冬山登山による遭難が後を絶たないため、長浜・米原両署が注意を呼びかけている。
 県内では今年11日、鈴鹿山系で女性(60)が50㍍滑落し、防災ヘリに救助され、頭に全治1カ月のけがを負った。
 米原の霊仙山では昨年1月2日、男性(59)が遭難。今年も1月10日、男性(61)が歩行できなくなり、救助を求めた。
 長浜署によると今冬、金糞岳の登山届の提出はわずか3件(1月12日現在)。霊仙山も「ほとんど提出されていない」(米原署)が、今月10日に登山したパーティーによると「この日だけでも20人以上見かけた」と話している。
 近年、登山は中高年を中心にブーム。滋賀県の山は京阪神から近く、手軽に登れるため、人気ポイントだが、十分な知識がないまま登山し、遭難するケースが目立っている。
 米原署ではチラシで▽登山届の提出▽装備、体調は万全か▽単独登山を避ける▽携帯電話、無線機の携行などを注意。「途中で無理だと思ったら、引き返す勇気も大切」と話しており、登山歴40年で冬山に詳しい富永豊さん(60)=中野=も「冬山は体力、精神力と知識や経験がないと登れない。独学には限界がある」とアドバイスしている。


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「将来に誇れるまちを」

合併記念式典、関係者300人出席
 長浜市は17日、浅井文化ホールで合併記念式典を開き、関係者約300人が出席した。
 式典は南郷里小4年の横田昌也君の「三番叟」で開幕し、川島信也市長は「合併は将来の子ども達に誇れるまちづくりをしていくためのものでなければならない」とあいさつした。
 合併に伴い失職した旧6町長への総務大臣表彰の授与に続き、嘉田由紀子知事、田島一成環境副大臣があいさつに立ち、長浜市の新しいスタートを祝福した。
◇   ◇
 式典後、評論家でJET日本語学校理事長の金美齢さんが講演した。
 金さんは「地方自治体には適切な規模が必要で、長浜は地方都市としての条件を基本的に満たしている」と述べ、「長浜の特徴は琵琶湖。それを生かしきれていない。歴史名所を結ぶクルージングで海外から観光客を招いてはどうか。まずは日本が大好きな台湾人を」と呼びかけた。


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2010年01月16日

オマハンも参加して

琵琶湖博物館が「近江言葉」調べ
 琵琶湖博物館は「方言」調査の参加者を募集している。
 同館では公募のフィールドレポーターにより、開館(1996年)以来、タンポポやテントウムシ、雑煮の具など、身近な自然や文化、歴史などを調べている。
 今回は言語学者・増井金典さんの監修により滋賀のみで使われている50の近江言葉を選び、アンケート形式で現在も使われているか調べる。
 例えば「オイネル」(背負う)、「ゴミョウサン」(気を遣わないで下さい)、「ドロズ」(刺身用の酢味噌)、「ユンベ」(昨夜)など。
 また▽あたたかい=「ヌクイ」「ヌクトイ」「ノクトイ」▽捨てる=「ホカス」「ホウル」「フテル」▽あなた=「アンタ」「オマイ」「オマハン」「ジブン」など。
 共通語とエリア別の4つの方言を列記した質問もあり、参加者は「よく使う」「時々、使う」「滅多に使わない」「使ったことがない」の中から選択する。
 年齢、性別、住所や幼・少年期に過ごした地域などを統計し、来夏、グラフにして博物館に展示するとともに、インターネットで公表する。
 参加希望者はフィールドレポーターを電話で登録するか、インターネットで調査用紙をダウンロードし、メール、ファクスで回答する。締め切りは2月15日。問い合わせは琵琶湖博物館TEL077(568)4811へ。


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神照寺でどんど焼き

 長浜市新庄寺町の神照寺(岡本承善住職)で16日、小正月の伝統行事「どんど焼き」が行われ、参拝客が正月のしめ飾りや松飾り、札などを投げ入れていた。
 この火で餅をあぶって食べると無病息災が叶うと伝えられ、参拝客は竹ざおから吊るした網に餅を載せて焼き、寺が用意した砂糖・醤油を付けて、ほおばっていた。


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センター試験始まる

長浜バイオ大には500人
 大学入試センターのセンター試験が16日から始まった。
 全国で昨年より9387人(1・7%)多い55万3368人が出願しており、初日は公民、地理歴史、国語、外国語の4教科、2日目は理科と数学の2教科が行われる。
 湖北唯一の会場、長浜バイオ大学では近隣の高校から500人が受験する予定。


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2010年01月15日

「西池」、ため池百選候補に

農林水産省が投票を受付中
 地域に残るため池を見つめ直してもらおうと、農林水産省は「ため池百選」を公募。選考の結果、湖北地域から長浜市池奥町の「西池」、米原市池下の「三島池」の2カ所が候補に残り、現在、一般投票を受け付けている。
 ため池は、新田開発や農業用水の確保のため古代から造成され、日本書紀にも記述がある。同省によると全国に約21万カ所が残っている。
 豊かな生態系を育む一方で、農業者の減少や高齢化で放棄され、長年の風雨による堤の侵食、ゴミの不法投棄、水質悪化などの問題が生じている。
 「百選」には全国から600カ所を超える応募があり、昨秋、287カ所に絞り、県内から7カ所が残った。現在、インターネットのホームページ(http://www.maff.go.jp/j/nousin/bousai/tameike/)で投票を受け付けており、投票結果を参考に、選定委員会が100カ所を選び、3月に発表する。
 長浜市が応募した西池は、古代大和朝廷の時代、蘇我氏との争いに敗れ、密かにこの地に落ちのびた物部守屋が、干ばつに苦しむ農民のために造らせたと伝えられている。以来、日照りになると、農民が田桶を担いで池の水をくみ上げた。
 現在でも農業用調整池として、水田57㌶の用水に利用されている。春のソメイヨシノ、夏のハス、冬の雪と鴨などの景色を楽しめ、オシドリやゲンジボタルなど111種の生き物が確認されている。
 市農林水産課では「西池はオオヒシクイの南限飛来地でもあり、野鳥ファンが投票してくれるのでは。今後、市のホームページで市民に投票を呼びかけたい。選ばれれば、知名度も上がり、地元の地域振興に活用できる」と話している。


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「つらら」で通行規制?

降雪、低温で市民生活に余波
 長引く降雪と冷え込みで、日常生活に影響が出始めている。
 今年一番の寒さとなった14日、名神高速道路の関ケ原、今須、彦根トンネル上り線で、「つらら」の除去作業による交通規制があった。
 ネクスコ中日本彦根サービスセンターによると、つららは山やトンネル内の低温と適度な水分など複数の条件が重なると発生する。同社では車に落下した場合、事故につながるため、除去している。
 この日は午後4時半から1時間、作業員が長い棒でつららを払い落とした。


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2010年01月14日

退職機に地域デビュー

おやじ達の「だんき会」 活動本格化
 長浜市内で、定年退職を迎えた団塊世代が自主的にグループを組織し、地域活動に取り組んでいる。
 60代の男性11人でつくる「だんき会」(松井忠夫会長)は、市主催の「仲間作り講座」の受講生が集まり、昨年1月に結成。「地域のために何かできないか」と会議を重ね、ヒョウタンを利用した活動を始めた。
 1年目は内保町の特別養護老人ホーム「福良荘」の一室を拠点に、畑でヒョウタンを栽培。収穫したヒョウタンをあしらった行灯を手作りし、福良荘にプレゼントした。
 発足から丸1年を迎えた今月13日には、長浜北小学校の放課後児童クラブを訪れ、児童と一緒にヒョウタンに絵を描いたり、写真立てを作ったりして遊んだ。
 会員の西川利一さん(64)=宮前=は「定年後、何もすることがないので、何かお手伝いできないかと、会に参加した。きょうは子ども達から元気をもらいました」と語り、「退職後の半年間、家でのんびりしていたが、退屈でした」と振り返る松尾眞さん(63)=内保=は、会の活動をきっかけに別の地域グループや料理グループにも参加し、「だんだん忙しくなってきました」と嬉しそう。
◇   ◇
 長浜市は3月7日午後1時半から、市民交流センターで「シニアのための地域デビューセミナー」を開く。元県立大学人間科学部講師の瀧澤寛子さんの講演「心身の健康を維持―退職後を賢く生き抜こう」のほか、地域活動グループによる発表など。詳細は市高齢福祉介護課TEL(65)7789へ。


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カッチカチの湖北

早崎の湖岸で「しぶき氷」
 冬型の気圧配置が強まった14日、湖北地方は気温が上がらず、寒い朝となった。
 彦根地方気象台によると信楽氷点下4度、余呉町中河内同3・7度、米原同2・3度を記録した。
 この寒さは近畿の上空5500㍍に氷点下33度以下の強い寒気が流れ込んできたため。
 日本海沿岸で発達した雪雲は次々と湖北地方に入り、山間部では朝、1時間に3㌢の積雪があり、中河内の積雪量は150㌢に達した。
 長浜市早崎町では琵琶湖岸の冬の風物詩「しぶき氷」が見られた。
 水しぶきが木などに付着して、そのまま凍りついてできるもので、写真愛好家によると低温や風向きなど、複数の条件が重ならないと、見られない珍しい現象。
 枝に垂れた細長い氷は湖の荒波を受けながら、朝日を浴び、きらきら輝いていた。


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2010年01月13日

森林、屋根にダメージ

「重たい雪」で枝折れ、家きしむ
 昨年末から断続的に降っている湿った雪が樹木や家屋にダメージを与えている。
 長浜、米原の森林を管理する滋賀北部森林組合によると、里山周辺では枝や幹の折れた杉や松など「冠雪害」が多く見受けられるという。
 今冬は水分を多く含んだ重たい「湿雪」が多い。湿雪は粘着性が強いため、枝にべたつく。寒暖を繰り返しているため、冠雪した枝は雨でさらに重みを増した上、強風であおられ、被害が拡大している。
 特に被害が多いのは伊吹、山東、浅井地域で「これから本格的な雪のシーズンに入れば、さらに被害は拡大する可能性も」と話している。
◇   ◇
 積雪量が1㍍を超えた余呉や浅井の山間部では大雪で、家の屋根やひさしが、きしみ出したため、雪下ろしが盛んに行われている。
 しかし、これらの地域は高齢者や女性だけの世帯が多く、地元の人によると「思うように作業は、はかどっていない」という。


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珍鳥、湖北で新年迎える

ハクガン&サカツラガン
 湖北野鳥センター前で珍しいハクガンとサカツラガンの姿が見られ愛鳥家を喜ばせている。
 国の天然記念物ハクガンは北アメリカなどで繁殖。翼の先が黒く、くちばしがピンク。個体数が激減しており、国内で観測されることは稀。29年ぶり2度目の飛来。
 サカツラガンは中国東北部、サハリンなどで繁殖し、中国南部や朝鮮半島で越冬するが国内の観測例は少ない。顔が赤みのある茶色なので「酒面」と呼ばれ、湖北には2年連続訪れている。湖北野鳥センターによると、いずれも昨年末から飛来し、越年。コハクチョウの群れに混じっているという。


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虎ファンも陶酔「虎明神」

虎姫駅前の神殿改装で生酒発売
 虎姫町商工会はJR虎姫駅前の神殿「虎明神」の完成を記念し、生酒の販売を始めた。
 阪神タイガースの女神と呼ばれる同駅にはタイガースが優勝した2003年、地元商店主らにより神殿が設置された。
 民間出資会社「まちづくり虎姫」は今年の干支、寅に合わせ、老朽化していた神殿をリニューアル。毘沙門天を祀り「虎明神」とした。
 この噂を聞きつけ、京阪神などから観光客や虎ファンが大挙訪れており、急きょ、休憩所を新設し、新たな土産を開発した。
 生酒「虎明神」は地元の米を使った辛口で、酒好きにはたまらない逸品。
 大瓶(720㍉㍑)1350円、小瓶(180㍉㍑)500円。休憩所か津田酒店(酢)で販売。問い合わせは商工会TEL(73)4060へ。


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2010年01月12日

「感謝と誇り」決意新た

長浜の成人式に1142人
 長浜市の成人式が10日、市内3会場で開かれ、スーツや着物姿の新成人1142人が決意を新たにした。
 長浜ロイヤルホテルの会場には、旧長浜・びわ・浅井から727人が出席。新成人を代表して中川藍さん(相撲)、竹田善哉さん(元浜)が「家族や先生、仲間達への感謝の心と長浜で育った誇りを胸に、人とのきずなを大切に、つまずくことを恐れず、いろんなことに挑戦し、日々まい進したい」と誓いを述べた。
 川島信也市長は「郷土を愛し、日本を愛し、前途ある人生を送っていただきたい」とエールを送った。
 式典後は新成人有志が企画した恩師のビデオレターの上映や抽選会があった。


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いずれも選挙戦か

長浜市議会増員選挙、19陣営
 合併に伴う長浜市議会議員増員選挙(定員各選挙区1・計6)の立候補予定者説明会が8日、高月支所で開かれ、19陣営が出席した。
 いずれの選挙区も自民系(無所属)対共産または民主の対立構図となっている。立候補予定者(未定の場合は出席者)は次の皆さん。
 【虎姫】(2陣営)
 藤井繁(唐国)、未定1(饗場東一、中嶋守)。
 【湖北】(4陣営)
 山本清蔵(尾上)、山口清幸(河毛)、竹本直隆(尾上)、杉本敏隆(今西・共産)。
 【高月】(4陣営)
 浅見勝也(高月)、井口賢一(柏原・共産)、森田義人(横山)、弓削繁隆(東柳野)。
 【木之本】(3陣営)
 落合武士(黒田)、大石栄昭(廣瀬・共産)、未定1(千田貞之)。
 【余呉】(4陣営)
 二矢秀雄(新堂)、田中真浩(国安・民主)、未定2(馬場一・轟保幸)。
 【西浅井】(2陣営)
 河路英夫(横波)、石田節子(塩津浜)。


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長浜盆梅展、開会は20日

観光客に配慮、例年より10日遅らせ
 冬の風物詩、長浜盆梅展が20日から港町の慶雲館で開かれる。主催の長浜市は、梅の花を楽しんでもらおうと、開会日を例年より10日遅らせた。
 盆梅展は例年1月10日の開会。会期当初はあまり花を咲かせておらず、市は「見事な枝ぶりを楽しんでもらえれば」とPRしていたが、観光客から「花を楽しみにしていたのに」と苦情が出ていたため、開会日を遅らせる措置をとった。
 市の管理する300鉢の中から、見ごろを迎えた約90鉢を展示。推定樹齢400年の八重咲き紅梅「不老」などの逸品も、開会初日から並べる。
 観覧料は大人500円、小中学生200円。3月10日まで。


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盆梅展蘭展が開幕

GP山東で130&500鉢
 米原市池下のグリーンパーク山東で鴨の里盆梅展蘭展が開幕した。
 今回で28回目となる同展には推定樹齢300年の老梅をはじめ、130鉢を展示している。
 蘭はコチョウランやシンビジュームなど80種、500鉢を展示即売。今年は水無しで2~3年、花が咲き続ける特殊加工されたブリザーブドフラワーを格安で販売している。午前9時半から午後5時、3月10日まで。入場料は大人400円、中高生200円、小学生以下無料。


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2010年01月08日

不景気を吹き飛ばせ

45年目の長浜十日戎 9日から
 商売繁盛を祈願する「長浜十日戎」が、9、10、11日の3日間、南呉服町の豊国神社で開かれる(2、3面に巫女奉仕者の紹介、4面に予定表)。
 商店街や豊公まつり関係者で組織する長浜恵比須宮奉賛会(吉田豊会長)が主催する新春恒例の行事で、45年目を迎える今年は、餅の早つき実演、剣舞発表、ぜんざいの振る舞いなどがある。
 神様と参拝者を笑顔で橋渡しする巫女奉仕者は、公募で49人が集まり、恵比須福娘に、伊藤恵里子さん(殿)、勝城美里さん(朝日)、田中栄さん(富田)、川崎理瑛さん(米原市高溝)、森田明日香さん(彦根市日夏)の5人が選ばれた。
 3日間は終日、福笹の販売など吉兆頒布を行い、献灯寄進者に祈祷。福餅まきも1日に3~4回行われる。
 本戎の10日には午後1時半から、福娘らのパレード「宝恵駕籠錬行」があり、豊国神社と長浜八幡宮を往復。復路5カ所で福餅をまく。
 残り戎の11日午後2時からは、古いお札や吉兆などを焼く「焼納祭」がある。
餅つき神事で祈願
 長浜恵比須宮奉賛会は8日豊国神社で、餅つき神事を営み、十日戎の無事開催と賑わいを祈願した。
 奉賛会の役員のほか、川島信也市長、藤井勇治前衆院議員、青木甚浩議長ら来賓を含め約50人人が参加。境内で順番に餅をつき、鏡餅にして、本殿に供えた。吉田豊会長は「45年目を記念し、不景気を吹き飛ばすような十日戎にしたい。合併後初の大きなイベントなので、賑々しくなれば」と話している。
写真コンクール
 長浜恵比須宮奉賛会は長浜十日戎の写真コンクールの作品を募集する。作品はカラー写真四切以上。何点でも応募できる。応募は〒526・0058長浜市南呉服町2の4、長浜恵比須宮奉賛会へ。2月15日締め切り。問い合わせは奉賛会TEL(62)4838へ。


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不景気を吹き飛ばせ

45年目の長浜十日戎 9日から
 商売繁盛を祈願する「長浜十日戎」が、9、10、11日の3日間、南呉服町の豊国神社で開かれる(2、3面に巫女奉仕者の紹介、4面に予定表)。
 商店街や豊公まつり関係者で組織する長浜恵比須宮奉賛会(吉田豊会長)が主催する新春恒例の行事で、45年目を迎える今年は、餅の早つき実演、剣舞発表、ぜんざいの振る舞いなどがある。
 神様と参拝者を笑顔で橋渡しする巫女奉仕者は、公募で49人が集まり、恵比須福娘に、伊藤恵里子さん(殿)、勝城美里さん(朝日)、田中栄さん(富田)、川崎理瑛さん(米原市高溝)、森田明日香さん(彦根市日夏)の5人が選ばれた。
 3日間は終日、福笹の販売など吉兆頒布を行い、献灯寄進者に祈祷。福餅まきも1日に3~4回行われる。
 本戎の10日には午後1時半から、福娘らのパレード「宝恵駕籠錬行」があり、豊国神社と長浜八幡宮を往復。復路5カ所で福餅をまく。
 残り戎の11日午後2時からは、古いお札や吉兆などを焼く「焼納祭」がある。
餅つき神事で祈願
 長浜恵比須宮奉賛会は8日豊国神社で、餅つき神事を営み、十日戎の無事開催と賑わいを祈願した。
 奉賛会の役員のほか、川島信也市長、藤井勇治前衆院議員、青木甚浩議長ら来賓を含め約50人人が参加。境内で順番に餅をつき、鏡餅にして、本殿に供えた。吉田豊会長は「45年目を記念し、不景気を吹き飛ばすような十日戎にしたい。合併後初の大きなイベントなので、賑々しくなれば」と話している。
写真コンクール
 長浜恵比須宮奉賛会は長浜十日戎の写真コンクールの作品を募集する。作品はカラー写真四切以上。何点でも応募できる。応募は〒526・0058長浜市南呉服町2の4、長浜恵比須宮奉賛会へ。2月15日締め切り。問い合わせは奉賛会TEL(62)4838へ。


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実質2陣営が出席

長浜市長選、川島vs藤井へ
 任期満了に伴う長浜市長選(2月7日告示、14日投開票)の立候補予定者説明会が8日、市役所で開かれ、出馬表明している現職の川島信也氏(73)と前衆院議員の藤井勇治氏(59)、これ以外に湖北町の大学職員(25)の3陣営が出席。大学職員は出馬の意向を示しておらず、去就が注目されていた民主党からは参加者はなく一騎打ちに突入する公算が強い。
 4選を狙う川島陣営からは支援者の伊藤嘉蔵、西田吉昭、佐金利幸の3氏。
 藤井陣営からは支援者の藤井雄大、東野司、押谷友之の3氏が出席した。
 大学職員は本紙の取材に対し「今のところ、出馬の予定はなく、他の候補の代理でもない」と話している。


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三成の凧がお出迎え

長浜城歴史博物館に正月飾り
 長浜城歴史博物館の入り口に手作りの正月飾りがお目見えし、来館者の目を楽しませている。
 同館友の会の廣川春夫さん(加田)、石崎良一さん(一の宮)、松井武彦さん(小谷郡上)、榎並伸也さん(三川)、冨岡秀雄さん夫妻(殿)の6人が作ったもので、縦横約3㍍の竹枠に干支の寅や秀吉、三成、浅井長政夫妻の画像入りの凧を飾った。
 足元には門松風のオリジナル飾りを添え、正月気分を演出しており、「縁起がいい」と好評。15日まで展示している。


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2010年01月07日

ライターの管理に注意

後を絶たぬ子どもの火遊び
 昨年末、木之本で使い捨てライターにより、家具の一部が燃え、女児が足にやけどを負う火災が発生した。近年、ライターを使った子どもの火遊びによる死傷事故が後を絶たないことから、関係機関が「ライターの取り扱い」について注意を呼びかけている。
 湖北では昨年、ライターによる火遊びや放火の疑いが6件。県内でも平成20年から過去5年間、マッチ・ライターによる火災が毎年20件前後、発生している。
 東京消防庁の調べでは子どもの火遊びによる火災の約7割はライターが原因で、5歳未満の場合、死傷者の発生率は約8割と高く、一度に複数の子どもが死亡する悲惨なケースも報告されている。
 近年、100円ライターと呼ばれる「ヤスリ式」や「電子式」のほか「チャッカ・マン」や「ターボ式」などが出回り、形がピストル状のため、子どもがライターを玩具と間違え、やけどすることも。
 子どものいる家庭では手の届くところに、ライターを置かないことやライターをさわらせたり、遊ばせたりしないなどの注意が必要。
 県消費生活センターでは「簡単に操作できるライターを極力購入しないよう」注意を促している。


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市内3会場で成人式

10日、対象者1500人
 「成人の日」(11日)を前に、長浜市は10日、市内3会場で成人式を開く(2・3面に特集)。
 旧長浜市(浅井、びわ含む)は午後1時から長浜ロイヤルホテルで、旧東浅井郡は午後2時半から湖北文化ホールで、旧伊香郡は午前11時から木之本スティックホールで。
 それぞれ式典後は新成人有志が企画した「新成人を祝うつどい」を催し、恩師のビデオレターの上映や記念写真、抽選会などがある。
 対象は平成元年4月2日から同2年4月1日までに生まれた市民で、1505人。


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2010年01月06日

「逃げない、証明する」

酒井理事長、不明朗会計問題
 湖北土地改良区に不明朗な会計があるとして、総代が理事長の酒井研一氏に公開質問状を提出したことに対し、酒井理事長は近く、回答する意向を示した。
 改良区総代の岸田政乃助氏ら組合員有志は昨年12月17日、不正経理問題など5項目で公開質問状を提出。酒井理事長に22日までに回答するよう求めていた。
 ところが期日までに回答がなかったため、岸田氏らは26日、「理事長の不正疑惑深まる」として、チラシを作成し、新たな問題を提起した。
 チラシでは、土地改良区の口座から平成14年からの5年間、自民党費378万円が支出されていたことや、内部告発した職員を自宅待機処分させていたことを指摘している。
 酒井理事長の話「回答は理事会、総代会などを経た上、(会見で)説明したい。逃げるつもりはない。身(体)を張って証明する」。


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ドレミ音階 海外も注目

内藤さん開発の琴、書籍で紹介
 小堀町の琴演奏家・内藤方干さんが考案したドレミ音階の琴「ドレミ・ポップコーン」が海外の書籍や日本の事典で紹介されるなど、国内外で注目を集めている。
 ドレミ・ポップコーンはドレミ音階のため、誰でも簡単に弾け、古典邦楽に限らずあらゆるジャンルの音楽を演奏できるのが特徴。長さ約120㌢で持ち運びに便利なうえ、ピンクやブルーなどカラフルに塗装したり、蒔絵を施したりと、デザイン面でも新境地を切り開いている。
 内藤さんはドレミ・ポップコーンで、ジャズやポップ、クラシック、民族音楽との共演に意欲的で、今年6月にはスイスの演奏会に招かれている。
 オランダのアムステルダムに本社を置く出版社「Hotei publishing」が発行した「The Koto」では、民族音楽研究者のヘンリー・ジョンソン氏が、そのユニークな名前の由来や色彩を紹介し「標準的な琴と鮮やかな対照をなしている」とコメント。
 昨年発行の「箏と箏曲を知る事典」(東京堂出版)では、宮崎大の宮崎まゆみ教授(音楽学)が「今までの常識を破った斬新的な発想」と述べ、「西洋音楽やジャズ、ポピュラー音楽の演奏が自在にでき、電気式装置でエレキギターなどの電気楽器との競演も可能。一般の人々や子どもも、遊び感覚で簡単に弾ける」と絶賛している。
 内藤さんは「作った当初は、『おもちゃみたい』と言われたこともあったが、今の時代に合った琴として紹介され、自信を持てました。これからもあらゆる世界の音楽とセッションしたい」と意欲を見せている。


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2010年01月05日

異色コラボ、大盛況

声明と前衛音楽、大谷派の住職ら
 大通寺に勤める僧侶らの「声明」と前衛音楽がコラボしたユニークなライブがこのほど、米原市で盛況に行われ、反響を呼んでいる。
 長浜市本庄町の長源寺住職・宮尾卓さん(33)は昨年3月、京都知恩院で行われた歌手・おおたか静流さんのコンサートに感激し、地元での共演を呼びかけた。おおたかさんは旧山東町のほたる大使で、七色の声を自由に操るシンガー。さまざまな音楽とセッションしており、トルコやアゼルバイジャン民謡の歌唱には定評があった。
 声明は佛説や宗祖・親鸞上人の言葉に節をつけて読誦する仏教の宗教音楽。元来、楽譜などはなく、「口伝」で、師から弟子へと伝えられており、仏教讃歌のルーツと言われている。
 コンサートに際し、宮尾さんは同じ真宗大谷派の浄願寺・澤面宣了住職(相撲)、満徳寺・佐藤義成住職(湯次)、眞廣寺・竹中慈祥副住職(米原)と知人の北海道や大分の4人の僧侶(准堂衆)を集め「坊sounds」を結成した。
 今回の夢の競演は、低く響きわたる僧侶らの声明をベースに、おおたかさんの透き通った声をクロスオーバーさせ、両者の声の響きと即興で奏でられるジャズピアノのセッション。
 会場は立ち見が出るほどの超満員で、8人の僧侶による大迫力の声明。おおたかさんの「満月の宴」を思わせる胸を透くような歌声。繊細でワイルドなピアノの音色。3つのセレナーデが見事に調和し、観衆を陶酔させた。
僧侶が宗教音楽
ゴスペルを修行

 宮尾さんは米原市上多良出身で若い頃、米国に留学し通訳の勉強をしたり、格闘技に憧れ、兵庫県でボクサーの社会人チャンピオンになるなどユニークな経歴を持つ。
 仏門に入った宮尾さんは「何か、人と違うことを」「(僧侶が)何も知らんでは済まされん」と思い、大阪の寺院などで修行。声明を究めるため、ボーカリストの門馬綾子さんに弟子入りし、キリスト教の宗教音楽・ゴスペルを習う。ゴスペルは声明と同じ、腹式呼吸。まっすぐな姿勢で大きな声を出す。
 「伝統」とは守るべきだが、「思考停止」とは違う。どっぷり浸かって受け継ぐだけでなく新しい風を受け入れることも大切。今回の斬新なコンサートは理解ある指導者や先輩たちのおかげで実現できたという。
衣を着ている意味
 最近、若者の寺離れが進行しているが、宮尾さんはいつも「衣を着ている意味」を自問している。
 「まずは感動を与えること。何かをしようと思うと、好きな人、かかわってくれた人を感動させずにいられない。今回のコンサートもそうだったが、まずは人をひきつける場所にしなくていけない。寺も堅苦しい所ではなく、(門徒らが)気軽に立ち寄れ、同じ目線で、生きるということや手を合わすことの意義をともに考えながら、楽しく集える場所にしたい」。


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商議所交歓会に250人

「虎視眈々とビジネスチャンスを」
 長浜商工会議所の新春賀詞交歓会が5日、長浜ロイヤルホテルで開かれ、地元企業経営者をはじめ、副大臣、市長、県議、市議ら約250人が交流を深めた。
 冒頭、年男でもある高橋政之会頭があいさつに立ち、新しい長浜市の地域資源を生かしたバイオビジネスや、観光の広域化を提案し、「虎視眈々と、積極的に企業が発展するようビジネスチャンスを狙って欲しい」と述べた。
 来賓の川島信也市長が「合併で日本のトップを走る市に」と訴えると、田島一成環境副大臣は「この地域はまだまだ可能性を秘めている。このポテンシャルを生かせば、トップを走れる市になる。歯を食いしばる根性で企業活動をしてほしい」とあいさつした。
 市議会の青木甚浩議長の音頭で乾杯し、新春を祝った。


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2010年01月04日

合併の長浜市で仕事始め

市長「日本のトップ走る市を」
 企業や官公庁などで4日、新年の仕事がスタートした。
 1市6町が合併した長浜市役所では、職員や議員約150人を前に川島信也市長があいさつ。「日本のトップを走る長浜市をつくるという気概」で仕事に打ち込むよう求めた。
 また、職員を代表して、旧西浅井町役場から本庁舎へ異動した平塚あかねさん(25)が「住民の方々がこれからの生活にとても不安を抱いている。皆さんの立場に立って、いかに分かりやすく説明し、納得していただくかが、自分自身の職責。職員として、1人の生活者として、広い視野を持ち、しっかりと考え、行動できるよう努力します」と決意を述べた。
支所では開所式
 合併に伴い、支所となった旧東浅井、伊香6町役場では、4日、開所式が開かれた。
 虎姫支所では看板の掲示、市旗の掲揚、市長のメッセージ代読に続き、前田秀樹支所長が職員約60人にあいさつ。「合併をバネに市民と新生長浜市を盛り上げたい。そのためには理想と信念を持って、苦境や逆風に立ち向かい、同じ12万都市の職員とともに、英知を結集してほしい」などと激励した。
午前、トラブルなし
 長浜市は昨年末に新市発足対応本部を設置。4日、初会合を開き、各支部の状況などを確認した。
 合併に伴う混乱を回避し、不測の事態に対応するため、新行政体制推進室内に本部、8支所や教育委員会に支部を置いた。同室は「電算関係にもトラブルはなく、順調」と話している(4日正午現在)。


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市長選、第3の候補?

民主党が模索、「今は白紙」
 任期満了に伴う長浜市長選(2月7日告示、14日投開票)で、独自候補の擁立を目指す民主党は、候補者を決められないまま年明けを迎えた。
 これまでに中央省庁や県幹部などの擁立が噂され、昨年末には元湖北町職員の女性(55)が党の支援で年明けにも立候補を表明すると一部新聞が報じたが、田中章五県議は「正式な手続きを何一つ踏んでおらず、現段階ではまったくの白紙」としていた。
 市長選には、現職の川島信也氏(73)、前自民党衆院議員・藤井勇治氏(59)が立候補を表明している。


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