滋賀夕刊新聞社は滋賀県長浜を中心に政治、経済、文化の情報をお届けする新聞です。



伊吹山の再生に課題山積

ペット、リフト休止、石灰岩掘削
 伊吹山自然再生協議会が米原市役所米原庁舎で開かれ、伊吹山の課題について話し合ったが▽ペット持ち込み▽3合目までの交通手段の休止▽掘削の3点が焦点となった。
 ペットの持ち込みについては犬や猫などが、大腸菌や種子などを持ち込むケースが多く、尾瀬(群馬)などで禁止になっている。
 しかし、ペットを禁止にすると、ドライブウエイの営業に影響があるため、「駐車場まで」などエリアを限定する意見もあった。
ゴンドラ・リフト休止、林道は閉鎖
 ピーク時の平成3年、年間入山者は65万人だったが、ここ数年は30万人台まで落ち込んでいる。観光振興の観点で、委員からその一因として3合目までのアクセス問題を指摘する声もあった。
 伊吹山スキー場を運営するピステジャポンの大森規生支配人によると、スキー場にまったく雪が降らなかったため、ゴンドラは昨年9月以降休止。リフトも止まったままで撤去の方向だという。
 また、上野区が管理する林道も利用者とのトラブルがあり閉鎖。登山する場合、女性や子どもの負担となっている。
伊吹山をこれ以上ハゲ山にしないで
 石灰石の採掘で大きくえぐられている西斜面。標高1240㍍から始まっており、現在、標高950㍍で採掘されている。
 滋賀鉱産(米原)によると、ピーク時には年間300万㌧だった採掘量は現在、50万㌧まで縮小しているが、今後も5年間、約10㍍のペースで掘り下げ、500年かけ麓まで掘削する計画。
 この日、同社は協議会の再生構想を受け、縮小案を提示したが、委員からは「伊吹山をこれ以上ハゲ山にしないで」「地元住民や環境に配慮した事業の推進を」などの意見が相次いだ。


2009年07月31日 15:00 |


このエントリーのトラックバックURL:
http://www.shigayukan.com/cgi-bin/mt/mt-tb.cgi/3209

過去のニュース


しが彦根新聞
 
長浜市
長浜市議会
長浜観光協会