伊吹殺人事件 交際相手の男を逮捕
同じ職場の40歳、犯行を否認
米原市伊吹の汚水タンクから女性の遺体が見つかった事件で、県警は19日深夜、殺人容疑で、同じ職場に勤務する米原市坂口の会社員・森田繁成容疑者(40)を逮捕した。県警によると森田容疑者は犯行を全面的に否認している。
調べによると森田容疑者は10日から12日にかけ、長浜市今川町の会社員・小川典子さん(28)の頭部などを鈍器で殴ったうえ、タンク内に投げ込み、汚泥で窒息死させた疑い。
携帯電話の通話履歴から小川さんと交際していたとされる森田容疑者が浮上。何らかの事情を知っているものとみて、19日午前6時、米原署に任意同行を求め、10数時間に及ぶ事情聴取の後、同日午後11時半に逮捕した。
翌20日午前0時からの県警本部(大津)の会見では、2人の関係について「十分な供述を得られていない」としたうえ、逮捕に至った経緯については「物的証拠はあるが、詳細は明らかにできない」とした。また、動機も「今後の捜査で明らかにしたい」と述べ、凶器についても特定しなかった。
捜査本部はこれまでに森田容疑者の自宅を含め、数カ所を捜索。20日、同容疑者を大津地検に送致した。
殺害された小川さんは10日午後8時ごろ、勤務先の事業所前で目撃されたのを最後に、行方がわからなくなっていたが、12日午前6時ごろ、伊吹のタンク内で遺体で発見された。
現場は山間の広域農道脇で、タンクがあることを知る人は少なく、県警は土地感がある、顔見知りの犯行とみて捜査を進めていた。
2人は日本電気硝子高月工場に勤め、森田容疑者は同社の社員、小川さんは請負会社の社員として、同じ製造現場で液晶パネルの検査作業に従事していた。
マイホームパパがなぜ
事件後、「車」で不審な動き
近所の人の話によると森田容疑者は約12年前、現在の新興住宅地に転入。
家族は妻と小学生の子ども2人。背が高くて格好良く、もてそうなタイプという。土日になると自宅前で子どもと遊ぶ姿がよく見かけられた。自治会の役員などを務め、地域活動にも積極的に参加していた。
乗っていた車のガラスやドアなどが損傷していたと、新聞各紙が報道していることについて、別の住民は「普段は自宅前にバックできちんと車を駐車しているが、事件後、(隠すように)前から突っ込んでいたため、おかしいと思った」という。16日には、普通車が軽自動車に代わっていたらしい。
2009年06月20日 15:50 | パーマリンク
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