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2009年度滋賀県予算 税収408億円の落ち込み

過去最大の下げ幅、不景気直撃
 県は9日、2009年度当初予算案を発表した。一般会計の総額は前年度比1・7%減の4852億円。不景気による法人税の落ち込みで、税収は過去最大の下げ幅408億円を記録するなど、厳しい財政運営を迫られている。
 当初予算の策定では、524億円の財源不足が発生したことから、事業費や人件費のカットで歳出を抑制し、不足分を基金の取り崩し、県債の発行、県有地の売却で賄った。
 歳入は、根幹となる県税収入が前年度比408億円、21・6%減の1477億円に。中でも法人2税(法人県民税・法人事業税)は329億円、45・4%も減額し、不景気の直撃を受けている。
 歳出は、公債費(前年度比12億7600万円増)、人件費(6億7300万円増)、扶助費(2億0600万円増)など義務的経費。建設事業などの投資的経費は約120億円削減し、歳出の圧縮に努めた。
 県の貯金である基金は、総額で141億円を取り崩した。残高は財政調整基金と県債管理基金を合わせて約4億2500万円。
 一方、県の借金である県債は新たに870億円を発行。残高は過去最悪の9473億円にのぼり、県民1人あたりの借金に換算すると67万6125円。
 財政の健全性を示すプライマリーバランス(基礎的財政収支)はマイナス113億円となり、6年ぶりにマイナスに転落した。

 2002年度から実施している余呉町の国道365号線改良工事で、最大の難所「椿坂峠」約3・3㌔区間にトンネルを整備する。2013年度の完成を目指す。工事費36億1500万円を計上し、大成・淺沼・三東建設工事共同企業体に発注する。
 竹生島などに繁殖するカワウ対策に約1500万円を計上。前年度、銃器駆除を見合わせたところ、例年4万羽前後で推移していた生息数が7万5000羽に拡大したことから、新年度は散弾銃とエアーライフルを用い約3万羽を駆除する。
 市町合併関連では3億8000万円を計上。湖北1市6町合併には1億円の支援。さらに、1市2町合併で誕生した新しい長浜市には8000万円の支援。
 高校の耐震化には7億円余りを計上し、長浜農高、長浜北高の耐震化診断を実施するほか、診断を終えた米原高で工事に向けた設計準備に入る。
 不景気に伴う雇用関連では、失業者1255人を対象にした職業訓練事業に3億1500万円を計上した。


2009年02月09日 17:15 |


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