滋賀夕刊新聞社は滋賀県長浜を中心に政治、経済、文化の情報をお届けする新聞です。



茂森議長が「辞職」?

合併混迷で複数の関係者に失言
 合併問題で混迷している長浜市議会の茂森伍朗議長(71)=加田町=が複数の関係者に「議長を辞めたい」と漏らしていたことが明らかになり、波紋を呼んでいる。議長自身、辞職の意向は無い模様だが、合併協議の最中、不謹慎な発言に批判の声が出ている。
 湖北1市6町合併任意協議会は市議会の意見の分裂で、協定項目の「保留」や合併特別委員長の辞任など、この場にきて足踏み状態が続いている。
 6町の信義に応えようとする茂森議長にとって、協議の停滞は心外。議会をひとつにまとめようとするが、合併推進と反対・慎重派が拮抗。また、一部議員と市長との確執や、過去2回の議長選のしこりが長く尾を引くなど、政策論争以外の感情論が先行している。
 関係者によると茂森議長は合併特別委員長の辞職で、強いダメージを受けた模様で、複数の同僚議員らに電話で、「辞めたい」「責任をとりたい」などと打ち明けたという。
 この言動に対し、市民からは「合併協議の最中、放棄するのはよくない」「軽々しく辞任という言葉を発するものではない。責任ある言動を」という厳しい声や、「職を辞してでも、合併を成就させるという強い意志の表れ」という同情の意見が出ている。
 茂森議長の話「代表として、きちんとケジメをつけたい、という意味で言っただけ。最後までまとめるのが私の役目。命をかけて精一杯やりたい」。
前議長の名も浮上
市議会、合併特別委員長は?
 前委員長の辞職に伴う長浜市議会合併問題特別委員会が12月1日午後3時から開かれ、新委員長が決まる。舵取り次第で合併問題の進展を大きく左右する人事だけに、人選が注目される(以下敬称略)。
 合併推進派からは前議長の林多恵子や副議長の溝口治夫を擁す声もあるが、これまでの経緯から合併反対・慎重派の反発を招くのは必至。また、旧浅井、びわ出身議員から選出した場合も同様、と予測している。このほか、合併反対派に「一旦、下駄を預け、お手並み拝見」という意見もあるが、委員会の延期や中断など、「牛歩戦術」をとられる可能性もあるため、慎重な声も出ている。
 議会内は合併推進派と反対・慎重派が拮抗。また、過去の議長選に絡んだ議員間の確執もあり、大どんでん返しも。最後まで目が離せない状況となっている。


2008年11月28日 16:19 |


このエントリーのトラックバックURL:
http://www.shigayukan.com/cgi-bin/mt/mt-tb.cgi/2634

過去のニュース


しが彦根新聞
 
長浜市
長浜市議会
長浜観光協会