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棚上げ?「治水対策」

ダム、河川改修とも次年度以降へ
 姉川、高時川の改修・整備が県財政のひっ迫などで次年度は見送られる公算が強くなった。両河川は上流のダム建設も見通しがたっておらず、流域住民は不安を募らせている。
 県によると河川改修関連の県予算は平成20年度、10年前に比べ4分の1、約38億円まで減少。この予算は、事業を継続中の長浜新川などの整備や緊急を要する河川を優先的に配分している。
 現在、県は地域振興局単位で中長期の河川整備計画の原案をとりまとめており、今後、住民からの意見聴取と関係河川の実態調査を同時進行で行い、次年度、国に計画を申請。事業開始は早くても2年後になる見通し。
 湖北地域振興局管内で川幅の拡張や掘削などが必要なAランクの河川は姉川、高時川、天野川。また、天井川のため堤防の強化などを要するTランクは姉川、高時川、草野川、田川、日光寺川、政所川。
 姉川、高時川が関連する丹生ダムの是非について嘉田由紀子知事は「国がダムの型式、事業費などのデータを出さない限り、返答できない」としているが、国はデータについて「2~3年を要する」と見解しており、ダム・河川改修ともに最低でも2年間は凍結されることになる。
 ちなみに全国の集中豪雨(1時間に50㍉以上の雨が降った回数)は平成9~18年、年平均313回を記録。昭和52~61年の約1・57倍にまで増加している。近年、湖北では平成18年7月、大雨で姉川下流が氾濫。今年7月には長浜市街地でゲリラ豪雨があり、民家が多数浸水した。


2008年11月17日 18:12 |


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