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感染の桜、伐採・治療へ

テングス病蔓延の豊公園で
 長浜市の豊公園でソメイヨシノの3割以上が重度のテングス病に感染し、枯死の危険性があることから、市は11月から樹木医と連携して感染部分の伐採や薬剤塗布に取り組む。
 テングス病はタフリナ菌(カビの一種)の胞子による伝染病で、感染した枝がこぶ状に膨れ、ほうき状の細かい枝を密生させる。「天狗の巣」のように見えるのが名前の由来。放置すれば、樹勢が衰え、枯死する。
 市によると数年前からテングス病の症状を確認していたが、本格的に実態調査したのは昨年。公園内のソメイヨシノ674本のうち、223本が感染していることが判明した。
 大正天皇の誕生を記念して植えた樹齢90年を超える古木などは樹勢の衰えも感染の一因だが、木が密集している長浜城歴史博物館周辺や豊公荘北側などは、対処の遅れが感染を広めた可能性も。
 市の計画では、11、12月の2カ月間で豊公荘北側の感染木51本について、感染して膨らんだ部分を枝ごと伐採し、切り口に殺菌の薬剤を塗布。「感染のひどい場合は木そのものを伐採することになる」(市都市計画課)という。
 伐採後も菌が残されている可能性があるため、数年にわたって観察を続ける方針。
 なお、伐採を実施する11、12月は一帯を立ち入り禁止とする。


2008年10月31日 15:48 |


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