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長浜新川の進展は

ゲリラ豪雨で高まる期待
 今年7月、集中豪雨で多くの被害が発生した長浜市。市民からは河川の氾濫を防ぐ長浜新川の早期全面完成が望まれている。
 29日の県議会一般質問で角川誠県議(長浜・東浅井)は新川の進捗状況などを質したが、県は「地元と土地区画整理事業との関連で理解が得られていない部分がある。早期に進められるよう長浜市や地域関係者と協議してゆきたい」と答弁した。
 長浜新川で現在、完成しているのは右支川のみで、十分な治水対策には至っていない。
 室町と南田附町の十一川を結ぶ本川(1・7㌔)は計画当初(1974年)から決定していたにもかかわらず、県は2003年になって地元自治会に提示。当時、室町では不動産業者による相次ぐ宅地開発を受け、土地区画整理のための準備委員会を発足させたばかりだったため、「寝耳に水」の本川ルートは交渉が決裂。
 県は代替策として昨年10月、室町の新川桜橋から市民球場北側の十一川をS字に接続する新ルート案を提示したが、湖北地域振興局は「その後も長浜市と交渉を続けているが室町とは交渉が進展していない」という。
【長浜新川】
県が市街地を流れる河川の氾濫を防ぐため1974年に計画決定。本川と2つの支川からなり、総延長は7・6㌔。事業効果の高い本川の一部と支川(下坂浜町の琵琶湖~山階町の米川3・9㌔)から着工し、約30年かけ05年に右支川が完成。通水によりおおむね10年に1回程度発生する降雨(約50㍉)に対して対応できる、としていたが、今年7月の集中豪雨では市内の200戸以上が浸水。市民からは治水対策に対する不安の声が寄せられた。


2008年09月30日 15:31 |


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