演劇、美術、音楽の融合
来月2日~、さいかち浜で「維新派」の水上公演
長浜市のさいかち浜で10月2日から、大阪に拠点を置く劇団「維新派」の水上公演「呼吸機械」が始まる。
維新派は昭和45年、主宰の松本雄吉さんを中心に結成された。関西弁のイントネーションを生かした変拍子のリズムによる台詞スタイルで、劇団員自らが野外に大規模な劇場を作り、風景を取り込んだ公演を行うことで知られる。演劇と美術と音楽を融合させた独特の舞台は、総合芸術として海外でも高い評価を受けている。
さいかち浜では琵琶湖上に奥行30㍍、幅20㍍の舞台を設置。水面ぎりぎりに舞台の床を敷き、役者が水の上に立っているかのような演出や、照明で湖面の美しさを表現するなど、水上の魅力を活用した演出となる。
作品は20世紀を3部作で描くシリーズの第2部。東欧を舞台に第2次世界大戦で親を亡くした子ども達、ナチスに弾圧されるユダヤ人を描く。
なお、公演は10月2~5日、9~13日。午後7時から。全席指定一般6000円、18歳以下5000円。当日券は500円増し。チケットは、チケットぴあ、ローソンチケット、イープラス、県立文産会館などで発売中。なお、土・日公演はほぼ売り切れ。詳細は県立文産会館℡(52)5111へ。
佐藤さんらも出演
長浜市から2人
維新派ではびわ湖水上公演にあたり、出演者を公募し、長浜市からは分木町の佐藤和美さん(28)と、三ツ矢町の木沢幸司さん(41)が出演する。
長浜高校時代に演劇部に所属していた佐藤さんは、さいかち浜での野外公演に惹かれ、6月からワークショップに参加。米原市の県立文産会館などでけい古に励み、維新派独特のリズムに合わせた動きや発声など基本を学んだ。公演では市民や難民など複数の役を務める。「舞台の3分の1が水に浸かっていて、装置も大規模。面白い舞台になるので、できる限りの演技を見せたい」と抱負を語っている。
2008年09月26日 16:57 | パーマリンク
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