黒字決算、借金は増大
長浜市2007年度決算
合併効果で人件費減も、扶助費増
長浜市は22日、一般会計の2007年度決算を発表。歳入約367億2600万円、歳出約361億7000万円で、翌年に繰り越す財源(約8100万円)を差し引いた実質収支は4億7500万円の黒字となった。
歳入は根幹となる市税収入が前年度比11・4%増(108億6600万円→121億0700万円)と大幅に増加した。国の税制改革による税源移譲で個人市民税が増えた(32億1900万円→41億5400万円)ほか、マンション建設や工場の増設などによる固定資産税の増加(50億4400万円→52億4900万円)が主な要因。
また、歳入に占める市債発行額は44億9100万円で、歳入全体の12%を借金で賄っている計算。
歳出は、合併効果により人件費を3・2%削減できたものの、少子高齢化に伴って扶助費が3・1%増加。公債費は49億1600万円で、実質公債費比率は14・1%。
市債残高は372億2400万円で、前年度より12億3900万円増加。市民1人あたり43万6000円の借金となる。一方、市の貯金である基金残高は107億1700万円で、前年度より15億5500万円増加した。
財政の自由度や弾力性を示す経常収支比率は90・5%で、前年度より0・01ポイントだけの改善。
市財務課では「合併効果で人件費が下がっているが、扶助費の増加は今後も避けられず、財政状況が苦しいのは変わらない」とコメントしている。
1人あたり33万円
市民の行政コスト
長浜市は決算発表にあたり、07年度の市民1人あたりの行政コストを計算した。
市民1人あたり約33万円で、内訳は▽民生費10万5343円▽教育費5万0526円▽土木費5万5614円▽総務費3万6229円▽衛生費3万4739円▽労働・農林・商工費2万2109円▽消防費1万3849円―など。
9月定例会閉会
長浜市議会9月定例会は22日、閉会した。会期中、一般会計補正予算案など議案や意見、請願など計25件を可決・同意した。
この日、提案された2007年度の一般会計、特別会計の決算認定議案11件は継続審議となった。
意見書は、第2大井川新設の早期着手や、雇用促進住宅の廃止に伴う入居者への配慮を求めるものなど3件を採択。
2008年09月22日 18:01 | パーマリンク
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