不登校の中学生103人
長浜市議会一般質問
全体の3.9%、長浜市教委が説明
長浜市議会は10日に続いて11日、一般質問を実施。福嶋一夫議員は今年8月、文部科学省が2年連続で小中学生の不登校が増加していると発表したのを受け、長浜市の実態を問いただした。
市教委によると、平成19年度の不登校は小学生30人、中学生103人で、不登校率はそれぞれ0・55%、3・89%。教師らの指導により児童・生徒の66%が登校するようになったと説明した。また、養護教諭が不登校の傾向にある生徒の早期発見など、生徒の相談役として重要な役割を担っているとした。
福嶋議員は、不登校増加の要因として▽人間関係をうまく構築できない児童生徒が増えている▽家庭の教育力低下により基本的生活習慣が身に付かない▽欠席を安易に容認したり、嫌がるのを無理に行かせることはないと考える保護者の意識の変化▽無気力で何となく登校しない―などを挙げ、対策に、成績や内申書に関係のない養護教諭がカウンセラーの役割を果たせるとした。
ネット利用啓発、急務
誹謗中傷書き込みで指導も
インターネットの学校非公式サイト(学校裏サイト)にアクセスする子ども達が急増し、いじめの温床ともなっている問題で、福嶋議員は「フィルタリング(閲覧制限ソフト)の存在を知らない保護者が多く、子どものネット利用状況に大人がついて行けない。ネットいじめは大人が入り込めない空間で行われており、教委が知恵を絞らないと防げない」と、徹底した啓発を求めた。
教育部長は、「(学校裏サイトは)パスワードがないと閲覧できないなど様々で、実態把握が難しい」とした上で、最近の調査では級友を誹謗中傷する書き込みを少なくとも2件発見し、生徒への指導、書き込みの削除を行ったことを明らかにした。「まだまだ保護者や生徒に啓発が浸透していない。あらゆる機会を通して、啓発したい」と答弁した。
◇ ◇
一般質問ではこのほか、吉川富雄議員が森林資源の活用、自然保護、林業振興の観点から、地元産木材の住宅建築への活用を促す取り組みを求め、金山正雄議員は地元の中小零細企業への支援策、商・工・農が一体となった産業フェスティバルの開催による内需拡大を訴えた。
2008年09月11日 15:17 | パーマリンク
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