2008年09月04日
赤字は減少したけれど…
デマンドタクシー1日平均1人
長浜市は3日、市内の公共交通の利用状況を公表した。これによるとタウンバス3路線を昨年10月、予約制乗合タクシー「デマンドタクシー」に切り換えたことで、赤字削減につながったが、1日あたり1人程度しか利用していないことがわかった。
市内を走行する路線バスは昨年9月まで8路線だったが、平均乗車率が低く、赤字補てん(県、市の補助金)が多かった石田上坂、びわ循環、市内南廻りの3路線を廃止。新たに市内循環線を設け、旧びわ、西黒田、神田地域にデマンドタクシーを導入した。
平成19年の補助額(税金)は約7300万円。市の試算では路線バスをデマンドタクシーに切り替えたことで年間約1000万円以上の赤字解消につながった、とみている。
しかし、3地域で試験運行しているデマンドタクシーの利用者は昨年10月から今年7月までの10カ月でわずか588人。1日あたりの利用者は1人を切っている。市民からは「利用法がわかりにくい」などの意見があり、改善する意向。
また、湖国バスは独自運行していた高山線を来年5月末で休止する意向を示しており、新たな交通手段が求められている。
市では路線バスを基軸に、他の乗り物との連携や乗り継ぎなどを視野に入れており、専門家や湖国バスの協力で、アンケートや実態調査を実施し、今年中に効率的な公共交通システムを構築する計画。
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平尾市長が出馬表明
2期目へ、来年2月の選挙に
米原市の平尾道雄市長(57)=堂谷=は4日の市議会一般質問で次期市長選(来年2月15日告示)に2期目を目指し、出馬する意向を明らかにした。
粕淵進市議の質問に答えたもので、平尾市長は「米原市の礎作りに奔走し、市民自治のあゆみが始まった。議会、市民の力を借りて、さらなる流れを進め、世界に誇れる米原市にしたい。熱き心で、志で、情熱を持って引き続き、2期目に向け、市民の審判を仰ぎたい」と述べた。
平尾市長は元米原町役場に勤務し、企画調整、総務課長、政策推進室長などを歴任。合併後初の市長選に立候補し、無投票で当選した。
同市長選への出馬表明は同市長が初めて。
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恩師に送った絵手紙展
小川君、長浜公民館で470点展示
心臓に難病を抱える長浜市公園町の小川駿治君(長浜小5)による絵手紙展「いのちの音」が長浜公民館で開かれている。
小川君は生まれつき「ファロー四徴症」という病気で、入退院を繰り返しながら4歳でバイパス手術を受けた。小学校に入学後、小川君に優しい言葉をかけて見守ってきた1・2年生の担任教諭が転任したの機に、草花や魚など身近な命を絵手紙にして送り続けている。
同展は、病気への正しい理解と小川君の頑張りを広く知ってもらうため、家族が企画したもので、小川君が恩師に送り続けた絵手紙470点を展示している。午前9時から午後5時まで。10月7日まで。
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「ヒツジの広場」閉園
11頭はマキノの栗園に転勤
市民の憩いの場として親しまれてきた長浜市内保町の「ふくらの森・羊の広場」が4日、閉園した。
浅井商工会が平成16年8月、県畜産技術振興センターからヒツジ6頭を譲り受けオープン。
近くに保育園や公園などがあるため、子どもたちや親子連れのふれあいの場となり、ヒツジからとれた羊毛は特産品開発にも利用されていたが、11頭にまで増え、飼育、管理や経費の問題が浮上。
ちょうど、栗園「マキノピックランド」から獣害対策としてヒツジの譲渡話があり、羊たちは「転勤」することになった。
同商工会では「やむなく撤退するが、今後も代わりとなる福祉事業を続けたい」と話している。
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ハギ咲き始める
長浜市の神照寺で
長浜市新庄寺町の神照寺(岡本承善住職)で、秋の七草の一つ、ハギの花が咲き始めた。
境内には約1500株が群生しており、室町幕府初代将軍・足利尊氏が実弟の直義との和解のために同寺を訪れた際に、植えられたとの伝承がある。現在、赤紫や白、ピンクの可憐な花をちらほら咲かせている。
同寺では7日から25日まで「萩祭り」を催し、国宝の華籠(けこ)などを公開する秘宝展や、曼荼羅(まんだら)展などを開催。14日から野点席を設け、14、15日の両日は琴演奏も。
入山料200円。秘宝展・特別展の拝観料は400円。
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日本のモノ作りを語る
北京五輪ボイコットの辻谷さん
アトランタ五輪以来、3大会連続でメダルを独占した「魔法の砲丸」を製造しながら、北京五輪をボイコットした「辻谷工業」社長の辻谷政久さんによる講演会が18日午後6時半から、米原市の県立文産会館で開かれる。
県中小企業家同友会北近江支部(金森弘和支部長)の主催。
辻谷工業の砲丸は、ソウル五輪で採用されて以来、多くの選手に愛用され、近年はメダルを独占。北京五輪でも使用選手の活躍が期待されたが、辻谷さんは、2004年8月、サッカーのアジアカップが中国・重慶で開かれた際、現地サポーターが見せた日本に対するむき出しの憎悪や、スポーツマンシップに反した行動に心を痛め、悩んだあげくにボイコットを決意。運動具メーカーに五輪用は作らないと伝えた。「職人としての意地」だった。
講演会では、最近忘れ去られている日本のモノ作り、職人気質を、スポーツを愛する辻谷さんに熱く語ってもらう。参加費は1000円(会員無料)。申し込みは同会事務局℡077(561)5333へ。
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