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2008年09月30日

ふるさと納税、期待外れ?

導入から半年、長浜14万円、虎姫ゼロ
 好きな自治体に寄付できる「ふるさと納税」制度のスタートから半年。最近、お笑いコンビ「爆笑問題」が大阪府に1000万円を寄付したことで話題を集めたが、湖北地域の自治体では一部を除いて期待はずれの結果となっているようだ。
 長浜市ではパンフレット1万枚を刷り、市内の企業や全国の県人会に配り、同窓会に出席する職員がいれば、会場でも配布するなど各方面にアピールしている。しかし、これまでに2件14万円の寄付があったのみで、市では「長期的に市を応援してくれる人を探したい。継続的にPRして、ふるさと納税の輪が広がることに期待したい」と語っている。
 湖北町は1件5000円のみ。「イベントでチラシを配布したが、期待はずれの結果です」と話している。
 虎姫町に至ってはゼロ。「町の広報紙とホームページで知らせている程度」と語り、経費を掛けずに軽く流している。
 一方、米原市では同市出身者が100万円を寄付するなど、これまでに8件110万円余りが寄せられ、県内の自治体トップの「集金力」を見せている。
 「米原ガンバレ!」と題したパンフレットを1万枚作成し、企業、県人会、美術館、観光施設、イベント会場で配布。同市出身のヒロ・ヤマガタ氏が米原駅に絵を描く事業に寄付金を活用することをPRするなど、他の自治体と差異を見せている。
 ふるさと納税制度は、5000円を超える金額から所得税と住民税の控除の対象となる。


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長浜新川の進展は

ゲリラ豪雨で高まる期待
 今年7月、集中豪雨で多くの被害が発生した長浜市。市民からは河川の氾濫を防ぐ長浜新川の早期全面完成が望まれている。
 29日の県議会一般質問で角川誠県議(長浜・東浅井)は新川の進捗状況などを質したが、県は「地元と土地区画整理事業との関連で理解が得られていない部分がある。早期に進められるよう長浜市や地域関係者と協議してゆきたい」と答弁した。
 長浜新川で現在、完成しているのは右支川のみで、十分な治水対策には至っていない。
 室町と南田附町の十一川を結ぶ本川(1・7㌔)は計画当初(1974年)から決定していたにもかかわらず、県は2003年になって地元自治会に提示。当時、室町では不動産業者による相次ぐ宅地開発を受け、土地区画整理のための準備委員会を発足させたばかりだったため、「寝耳に水」の本川ルートは交渉が決裂。
 県は代替策として昨年10月、室町の新川桜橋から市民球場北側の十一川をS字に接続する新ルート案を提示したが、湖北地域振興局は「その後も長浜市と交渉を続けているが室町とは交渉が進展していない」という。
【長浜新川】
県が市街地を流れる河川の氾濫を防ぐため1974年に計画決定。本川と2つの支川からなり、総延長は7・6㌔。事業効果の高い本川の一部と支川(下坂浜町の琵琶湖~山階町の米川3・9㌔)から着工し、約30年かけ05年に右支川が完成。通水によりおおむね10年に1回程度発生する降雨(約50㍉)に対して対応できる、としていたが、今年7月の集中豪雨では市内の200戸以上が浸水。市民からは治水対策に対する不安の声が寄せられた。


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10周年でパワーアップ

フェスタイン虎御前で大道芸
 大道芸の祭典、フェスタイン虎御前は10月5日午前10時から虎姫町中野の虎御前公園一帯で開かれる。
 10周年記念で、例年よりさらにパワーアップ。山本光洋、チョビット、サンキュー手塚、王輝、クラウンK、ダメじゃん小出の6人の愉快なパフォーマーが出演する。大道芸のほか、ワンポイントメイクコーナー、各種飲食物の販売、フリーマーケットなど盛りだくさん。
 前夜祭として4日午後7時からは町文化ホールでダメジャン小出のお笑いライブ(入場料一般500円)がある。


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西中生、くじとり式体験

山蔵見学など、長浜曳山祭りを学習
 地元の伝統文化、長浜曳山祭りについて学習している長浜西中学校の1年生がこのほど、市街地を散策しながら、山蔵を見学したり、子供歌舞伎の奉納順を決める「くじとり式」を体験した。
 6、7人のグループ30組に分かれて、山組関係者らの案内で、鳳凰山や猩々丸の山蔵内を見学。温度や湿度、暗さなど、曳山がどのような状態で保管されているかを体感した。曳山博物館では、くじとり式の様子をビデオ観賞した後、鉢巻を締めて「くじとり人」となり、神事を体験していた。


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2008年09月29日

地域振興局を廃止、再編

21年度、専門部署は事務所化
 県は行財政改革の一環として今年度限りで県内4地域振興局と2県事務所を廃止し、新年度、大幅な機構改革を行う。
 市町村合併で市町の行政能力が高くなったと判断し、まちづくり振興機能を廃止。専門性の高い機関については単独事務所化を視野に入れ、統合、再編し職員の削減を進める。
 計画では総務環境と土木、健康福祉事務所を現行の6カ所、農業・森林事務所を3カ所、税務事務所を4カ所に再編。地域振興課は廃止し、県庁から遠い市町や合併していない町からの要望で福祉事務所などは現行どおりになる見通し。
 県では組織の改編に伴い市町への権限委譲を進めるとともに、交付金の支給や人的支援を考えている。
 県議会の会派代表質問で県民ネットの西川敏輝議員(米原)は職員削減問題にふれ「組織の改編は『看板の付け替え』にすぎないのでは。もっと人員を削減すべき」と質したが、当局側は具体的な職員削減数や財政効果などは明らかにしていない。
 計画案は10月2日の県議会地方分権財政問題委員会で明らかにした上、12月定例会に関係条例案を提出。来年4月から新体制でスタートする予定。なお、現在の地域振興局制度は平成13年から施行されている。


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米原市と警察が協定

市営住宅から暴力団を排除
 米原市と米原署は29日、市営住宅の使用に関し、暴力団を排除する協定を結んだ。
 市は9月議会で市営住宅と小集落改良住宅(計116戸)の入居者の安全と平穏を確保するため、暴力団排除の条例を制定した。
 条例によると暴力団関係者が住宅に入居、入居希望した場合、拒否や強制撤去ができ、協定は両者の連携や情報交換を図る。
 平成19年4月20日、東京都の町田市で暴力団員の立てこもり事件が発生。以後、全国各地で同様の条例整備が進み、県内では大津、彦根で施行されている。
 締結式では平尾道雄市長と大久保博署長が協定書に署名した。


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小谷城ふるさと祭り

マスコット「茶々姫」デビュー
 湖北町の「小谷城ふるさと祭り」は5日午前9時から小谷城戦国歴史資料館前広場で開かれる。
 観光マスコット「茶々姫」とこほくちょうバス誕生の記念セレモニーや小谷保育園児・朝倉氏遺跡保存協会の太鼓演奏、「浅井氏ゆかりの刀剣と甲冑」をテーマにした講演や国友鉄砲の実演、バナナの叩き売りや大道芸、戦国千人鍋やよさこい演舞、手作り甲冑による武者行列など。
 餅まきや模擬店、フリーマーケットなど家族連れで楽しめる催しがいっぱい。


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大津で断酒会全国大会

3千7百人が参加、体験発表など
 回復はしても治癒のない難病「アルコール依存症」に苦しむ酒害たちの自助グループ「全日本断酒連盟」(通称・断酒会)の全国大会が28日、大津市の県立体育館で行われた。当初の見込み数を大幅に上回る3700余人もの参加者が全国各地から詰めかけて、難病に苦しむ酒害者の多さを物語っていた。
 多量の飲酒によっての発症に自己責任が問われやすいが、5年、10年と断酒を続けていてもひと口飲めばたちまち逆戻り。最後は死に至る病気との闘いは世間の賛同を得にくいだけに厄介。
 県内の会員数は140人余りと少ないが潜在者は相当数に上ると見られている。
 大会は「滋賀県内で断酒の仕方を知らずに酒害に苦しんでいる人に『酒は止められる』のメッセージを送りたい」(県断酒同友会・仲村隆夫会長)の趣旨で開催され、地元・滋賀の家族の体験発表に始まり、各地区の酒害者、家族の体験談に席を離れる人は少なかった。また、延暦寺大僧正の小林隆彰師の「花咲け、人咲け、命咲け。歩けなくても心咲け」の記念講演で盛り上がった。来年度は岡山、2010年は和歌山で開催される。


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2008年09月26日

演劇、美術、音楽の融合

来月2日~、さいかち浜で「維新派」の水上公演
 長浜市のさいかち浜で10月2日から、大阪に拠点を置く劇団「維新派」の水上公演「呼吸機械」が始まる。
 維新派は昭和45年、主宰の松本雄吉さんを中心に結成された。関西弁のイントネーションを生かした変拍子のリズムによる台詞スタイルで、劇団員自らが野外に大規模な劇場を作り、風景を取り込んだ公演を行うことで知られる。演劇と美術と音楽を融合させた独特の舞台は、総合芸術として海外でも高い評価を受けている。
 さいかち浜では琵琶湖上に奥行30㍍、幅20㍍の舞台を設置。水面ぎりぎりに舞台の床を敷き、役者が水の上に立っているかのような演出や、照明で湖面の美しさを表現するなど、水上の魅力を活用した演出となる。
 作品は20世紀を3部作で描くシリーズの第2部。東欧を舞台に第2次世界大戦で親を亡くした子ども達、ナチスに弾圧されるユダヤ人を描く。
 なお、公演は10月2~5日、9~13日。午後7時から。全席指定一般6000円、18歳以下5000円。当日券は500円増し。チケットは、チケットぴあ、ローソンチケット、イープラス、県立文産会館などで発売中。なお、土・日公演はほぼ売り切れ。詳細は県立文産会館℡(52)5111へ。
佐藤さんらも出演
長浜市から2人

 維新派ではびわ湖水上公演にあたり、出演者を公募し、長浜市からは分木町の佐藤和美さん(28)と、三ツ矢町の木沢幸司さん(41)が出演する。
 長浜高校時代に演劇部に所属していた佐藤さんは、さいかち浜での野外公演に惹かれ、6月からワークショップに参加。米原市の県立文産会館などでけい古に励み、維新派独特のリズムに合わせた動きや発声など基本を学んだ。公演では市民や難民など複数の役を務める。「舞台の3分の1が水に浸かっていて、装置も大規模。面白い舞台になるので、できる限りの演技を見せたい」と抱負を語っている。


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産廃持ち込みに反対

米原市議会、全会一致で意見書
 米原市議会は25日、住友大阪セメント跡地(春照)の人工ゼオライト工場に伴う産業廃棄物の持ち込みに反対する意見書を全会一致で可決した。
 意見書は産廃業者への許認可権限を持つ県知事に対して。工場はマルア興産グループ(長浜)が計画しているのもので、乾燥炉を利用し、ゼオライトを生産。製造過程で石炭や汚泥などの焼却灰を必要とするため、年間約1万㌧の産廃を処理する見込み。
 ゼオライト(沸石)は水晶のような結晶で、スポンジ状の小さな孔が無数にあり、イオン交換材、触媒など大気や水の環境や農地保全などさまざまな用途に活用できるため、各界から注目を浴びている。
 ところが地元では産廃を搬入したり、二酸化炭素を排出することで環境汚染を危惧する声も。平尾道雄市長はこれまで懸念の見解を述べており、議会にも市民から建設に反対する請願が出されていた。


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新交通システム発進

湖北町に併用型デマンドバス
 湖北町は10月から新交通システムを導入する。基本は路線バスで、利用者が少ない昼間と休日は予約型デマンドバスとなる併用タイプ。
 現在、民間のバス会社に委託し、2路線で運行しているが、1便あたりの平均乗車数はわずか1人で、町と県の赤字補てん額は年間計1500万円にのぼる。
 町は赤字町営バスの運行形態を見直すため、「バス検討委員会」などを発足させ、改革案をまとめてきた。
 新交通システムの運営はまちおこし会社「まちづくり湖北」に委託。朝夕の通勤通学時間帯は循環型路線バスとし、昼間や休日は利用者が電話で指定する停留所間を走るデマンド運行。
 路線は河毛駅を拠点とした東西循環型とし、列車に合わせてダイヤを設定し、1時間に1本程度。年中無休。料金は一律大人200円、子ども100円。通勤・通学利用者向け割引回数券や無料福祉乗車証を発行する。
 愛称「こはくちょうバス」は公募で七里昌子さん(67)=山本=、デザインは住民団体「女性フォーラム21の会」の作品を採用した。


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2008年09月25日

市民会館、43年の歴史に幕

今月末で、湖北地域の文化を醸成
 長浜市民会館が今月末で閉鎖される。湖北地域の文化活動拠点として市民に愛され続けたが、老朽化のため43年の歴史に幕を閉じる。
 市民会館は県内の文化施設として大津市の滋賀会館に次いで県内2番目の古さ。老朽化が著しく、1999年の防災診断、2001年の耐震診断でも基準を満たしていなかった。市によると、耐震補強には約13億円の経費が必要なうえ、客席に支柱を建てることになり、非現実的。
 現在、1階部分には管理者の長浜文化スポーツ振興事業団が入居しているが、今月末でリュートプラザへ移転。10月からフェンスで囲んで立ち入り禁止とし、今後の跡地対策を検討する。解体、売却、跡地利用などはすべて未定。
 市民会館に代わる新たな施設を求める声もあるが、合併協議の推移、厳しい財政事情などから具体化には至っていない。ただ、川島信也市長は、昨年、新しく建設する市庁舎への併設構想を市議会で明らかにしている。


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世界最大の生産拠点

三菱樹脂山東工場に誕生
 三菱樹脂は山東工場(米原市井口)に、光学用ポリエステル(PET)フィルムの新生産ラインを導入。2010年4月、世界最大級の生産拠点が稼動する。
 光学用PETフィルムはフラットパネルディスプレイ(平面画面)の中間素材などに使われ、液晶テレビの業績好調に伴い、需要が拡大。
 同社は設備の増強を繰り返してきたが、生産が追いつかず、新たに年間1万5000㌧を生産できる新設備を導入することにした。
 すでに着工しており、完成すると年間8万㌧の生産能力となり、世界最大。投資額は130億円。


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2008年09月24日

条例改正で徴収強化

「怠慢」木之本町、家賃滞納問題
 木之本町議会の最終日(29日)に公営住宅管理に関する議案2件が追加提案される。7000万円もの家賃滞納に悩む同町が徴収強化に乗り出す。
 同町の公営住宅戸数は119戸。平成19年度の滞納繰越額は7084万円(収納率74・2%)で、同じ公営住宅を抱える長浜や虎姫は数百万円程度(同95%前後)のため、ケタ違いに多い。
 このような状態に陥ったのは財産の差し押さえなどの強制執行や不能欠損処分(回収見込みがない時効成立の債権放棄)をしてこなかったため。
 また、平成13年度以降、入居者の収入申告を提出させておらず、家賃は7年間も据え置きのままという「ずさんさ」。20日の1市6町任意合併協議会でも、やり玉にあげられ、町担当者も「怠慢だった」ことを認めた。
 今回、追加提案される議案は家賃滞納などで町が訴訟する場合、従来は議会の承認が無ければ執行できなかったが、町長の裁量でできるようにする。また、連帯保証人は町内在住者2人としていたが、要件を緩和し町外にも拡大する。
 10月からは県と共同で収納チームを設けるなど、条例改正と併せ、徹底した滞納整理により、現年分収納率95%を目指す。


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健康クッキー、いかが

湖北町商工会女性部が試作
 湖北町商工会女性部(藤田節子部長)は24日、体に良い食材を使った健康クッキーを試作。小谷保育園の園児にプレゼントした。
 特産品を開発しており、食物繊維が多く整腸や便秘などに効果がある地元産の玄米を炒った「かみこ」に着目した。
 クッキーはアレルギーが多い卵などを使わず、かみこと小麦粉、牛乳、砂糖、バターのみ。この日は部員ら9人が香ばしいクッキー200個を焼き上げた。
 藤田部長は「食の安全が問われる時代。改良を重ねて道の駅などで販売できれば」と話している。


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「意見の言い様がない」

宮本淀川流域前委員長が見解
 丹生ダムの建設計画を審議していた淀川水系流域委員会の宮本博司・前委員長は23日、大津市で河川整備とダム問題について講演し、流域治水の必要性などを訴えた。
 日本では治水対策について古くから「洪水を川へ、できるだけ早く流し、押し込め、堤防で川と地域を分断」という志向が根強い。
 しかし、堤防は草で覆われた土饅頭のため、崩れやすく、洪水を川に押し込めようとした結果、川が排水路化し、動植物に影響を与えている。
 調整池や校庭、公園、建築物の地下や内湖で貯水。霞堤などを設け、洪水エネルギーを川に集めないようにするための工夫が必要。目先の安全性、利便性、快適性だけを求めるのではなく、住民の住み方、生き方、地域の姿を変えるべきで、今、住民力が試される時と語った。
 委員会ではこれまでの考え方として河川環境に与える影響や社会的影響からダムはできるだけ建設しない方が良い。しかし、どうしても必要であるという場合には徹底的な検討を行い、十分な説明責任を果たす必要があると考えてきたが、大戸川ダム(大津)の治水効果はきわめて限界的。緊急性は低く、再検討が必要と指摘した。
 また、国は丹生ダム建設に関して知事に意見を求めているが「近畿整備局からタイプ(型式)や事業費など計画案が出されていないため、(知事は)意見の言い様がないのでは」と述べた。
◇ ◇ ◇
 【宮本博司氏】旧建設省に入省し、技官として河川行政に携わり、岡山のダムや長良川河口堰所長、近畿整備局淀川河川事務所長などを歴任後、2006年に退職。近畿整備局の諮問機関である同委員会に一般公募し、委員長に。国交省は今年6月、同委員会の最終意見が出るのを待たず、丹生ダムなど4ダム建設を盛り込んだ計画案を発表。現在、委員会は休止状態。


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のろし駅伝、越後まで

 長浜市から新潟県上越市までの城跡をのろしで繋ぐ「のろし駅伝」が10月25日に行われる。「鉄砲の里」で知られる国友町がスタートの点火式会場に選ばれた。
 県内では、琵琶湖を取り巻く山城を結ぶ「びわ湖一周のろし駅伝」が7年前から開催され、昨年は福井県の一乗谷城までリレーされた。
 一方、新潟では昨年、中越地震復興3周年を記念して、県内100カ所を結ぶのろし駅伝が行われたばかり。
 今年は、滋賀、新潟に加え、福井、石川、富山県の歴史愛好家らが手を結び、滋賀から新潟までの300㌔を結ぶのろし駅伝の開催が実現した。
 当日は午前10時に姉川緑地公園での花火打ち上げを合図に、横山、小谷、磯野、賤ヶ岳など県内の各城跡をつなぎ、福井、石川、富山を経て、正午ごろに上越市の春日山城へ到着する予定。


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「星野科学」の工場完成

長浜サイエンスパーク第1弾
 長浜市田村町のサイエンスパークに、食品研究会社「星野科学」(京都府宇治市)の工場が完成し、24日、内覧会が開かれた。同パークにはこれまで5社が進出を決定しているが、実際に施設を建設したのは同社が初めて。
 星野科学は、発酵、酵素分解技術を用いて果実のペースト化などを研究し、製品化している。
 サイエンスパークでは敷地約4200平方㍍に、鉄骨平屋の工場兼事務所450平方㍍と駐車場を整備した。総工費1億8000万円。設計は豊建築設計事務所、施工は長住建設。
 内覧会には星野正美社長、川島信也市長、川島隆二、田中章五両県議のほか、同社の取引関係者らが参加し、工場内を見学した。
 新工場ではミカンやグレープフルーツなどの柑橘類を酵素分解してペースト化し、ジュースやアイス、ゼリーなどの原料として出荷する。10月中旬にも5人体制で安定稼働させ、1年後には20人体制で、年間1万2000㌧の生産を目指すという。


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2008年09月22日

黒字決算、借金は増大

長浜市2007年度決算
合併効果で人件費減も、扶助費増

 長浜市は22日、一般会計の2007年度決算を発表。歳入約367億2600万円、歳出約361億7000万円で、翌年に繰り越す財源(約8100万円)を差し引いた実質収支は4億7500万円の黒字となった。
 歳入は根幹となる市税収入が前年度比11・4%増(108億6600万円→121億0700万円)と大幅に増加した。国の税制改革による税源移譲で個人市民税が増えた(32億1900万円→41億5400万円)ほか、マンション建設や工場の増設などによる固定資産税の増加(50億4400万円→52億4900万円)が主な要因。
 また、歳入に占める市債発行額は44億9100万円で、歳入全体の12%を借金で賄っている計算。
 歳出は、合併効果により人件費を3・2%削減できたものの、少子高齢化に伴って扶助費が3・1%増加。公債費は49億1600万円で、実質公債費比率は14・1%。
 市債残高は372億2400万円で、前年度より12億3900万円増加。市民1人あたり43万6000円の借金となる。一方、市の貯金である基金残高は107億1700万円で、前年度より15億5500万円増加した。
 財政の自由度や弾力性を示す経常収支比率は90・5%で、前年度より0・01ポイントだけの改善。
 市財務課では「合併効果で人件費が下がっているが、扶助費の増加は今後も避けられず、財政状況が苦しいのは変わらない」とコメントしている。
1人あたり33万円
市民の行政コスト

 長浜市は決算発表にあたり、07年度の市民1人あたりの行政コストを計算した。
 市民1人あたり約33万円で、内訳は▽民生費10万5343円▽教育費5万0526円▽土木費5万5614円▽総務費3万6229円▽衛生費3万4739円▽労働・農林・商工費2万2109円▽消防費1万3849円―など。
9月定例会閉会
 長浜市議会9月定例会は22日、閉会した。会期中、一般会計補正予算案など議案や意見、請願など計25件を可決・同意した。
 この日、提案された2007年度の一般会計、特別会計の決算認定議案11件は継続審議となった。
 意見書は、第2大井川新設の早期着手や、雇用促進住宅の廃止に伴う入居者への配慮を求めるものなど3件を採択。


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人を襲う奇妙な柄の蛇

宮部の下司さん捕獲、正体は?
 虎姫町宮部で人に襲いかかる珍しい模様のヘビが見つかり、話題となっている。
 同所に住む下司興勇さん(67)は20日午後4時ごろ、自宅近くの農作業所脇にいる体長30㌢ほどのヘビを発見。近寄るといきなり飛びかかってきた、という。
 よく見ると今まで見たことがない模様の上、頭や口の形が毒ヘビに似ているため「子どもに危害を与えては」と思い、捕獲した。
 琵琶湖博物館によるとこれはシマヘビで、模様が奇異にみえるのは、幼蛇(子ども)から成蛇(大人)の縦じまに代わってゆく途中。たまに人に噛みつく気性の荒いのがいて、空腹や環境の変化で攻撃する場合もあるという。


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公営住宅問題を継続審議

湖北1市6町任意合併協議会
 第6回湖北1市6町の任意合併協議会は20日、「保留」となっていた協議5項目のうち「合併期日」と「各種事務事業の取り扱い(公営住宅の管理)」を継続審議とした。
 この日協議されたのは湖北総合病院など一部事務組合等の取り扱いや野外施設の使用料・手数料の取り扱い、公営住宅の管理など5項目。
 このうち2項目は原案どおり確認されたものの、湖北総合病院の取り扱いでは長浜市、湖北町議会から経営改善を求める意見があった。
 これに対し木之本、西浅井町議会からは「伊香郡民の命を預かっている病院。県に対して支援を求めながら、守ってゆくため真剣に取り組んでいる」などと説明し、確認された。
 公営住宅の管理では7000万円にのぼる木之本町の未収金問題で長浜市議会が「資料の提出、詳しい説明を求めたい」と継続審議を申し立て。合併期日についても全項目の確認が終わっていないため、再度保留となった。
 第7回協議会は10月10日午後1時半から長浜市民交流センター。


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鋳物の名工八木庄

長浜城歴史博物館
 長浜城歴史博物館は企画展で「湖北の鋳物の名工・八木庄」を紹介している。
 八木庄こと角田庄兵衛は江戸中期から明治初期にかけ、4代にわたり八木浜村(現長浜市八木浜町)に住み、主に仏具を製作。鋳物の名工として活躍した。
 初代、八木庄は京都で修行した後、地元に戻り、始めは大陸の唐物を模した作品を多く作ったが、次第に和物風に変貌。独特の黒褐色が特徴でマニアも多い。
 午前9時から午後5時、10月22日まで。会期中無休。入館料は一般400円。(写真は銅三具足)


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売れるかな?土器のぐい呑み

 琵琶湖の湖底遺跡「葛篭尾崎遺跡」から出土した土器を模した珍しい「ぐい呑み」が湖北町の湖北みずどりステーションで販売されている。
 このぐい呑みは8年前、地元の人が地元のお土産にしようと400個製作したが「鳴かず飛ばず」で、相談を受けた町商工会が1年前から再販にチャレンジしている。
 手作りのため製作費に1個500円を費やしているが、出血サービスの300円。


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2008年09月20日

秋空に子どもの歓声響く

長浜市内の小学校で運動会
 台風13号が通過して秋空の広がった20日、長浜市内の各小学校で運動会が開かれた。
 長浜小では短距離競走やリレー、ダンス、玉入れなどの競技が行われ、子ども達の元気いっぱいの歓声が響いた。観覧席では我が子の活躍をカメラに収めようと、保護者が盛んにシャッターを切っていた。


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犬猫10頭以上で届け出

県が条例改正、来年4月施行へ
 県は管理不十分なまま大量の犬猫を飼う住民を取り締まるため、届け出を義務づける条例改正に乗り出した。施行されれば近畿初の試み。
 改正案は犬と猫の飼育合計が10頭以上になった時点から30日以内に、飼育施設の所在地や構造、広さ、飼育方法などを県知事に届け出ることを義務づける。
 改正のきっかけは高島市への動物保護団体の進出。周辺住民から県に対し苦情は今のところ、来ていないが現在、40数頭の犬を飼育しているという。また、長浜保健所管内では平成18年度、動物に関する苦情が166件にのぼり「放し飼いしている」「鳴き声がうるさい」「フンや尿が臭い」などが目立つ。
 従来の条例は「人に迷惑をかけない」「人と動物の健康保全」などをうたっているが、改正案では、届け出の義務付けのほか、無届けや虚偽の申請を出した場合、1万円以下の罰金を科す。12月議会に提出し、来年4月からの施行を目指す。
 事前の届け制により、飼い主を把握し、事故や病気の予防と指導にあたる。同様の条例は山梨、茨城、佐賀の3県で施行。長野、新潟も制定に向け、動いている。


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長浜病院で敬老のつどいに200人

 市立長浜病院は20日、総合待合ホールで敬老のつどいを開き、療養中のお年寄りら約200人が楽しい音楽や踊りを鑑賞した。
 職員、ボランティアの琴やギターの演奏、大道芸、長浜南中の生徒によるよさこいソーランなどがあり、入院患者や家族らが楽しいひとときを過ごした。


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心の中の仏様、絵に託し

テオリアで高垣さんの「無量童子」展
 長浜市神前町の生活工芸館テオリアで、真宗大谷派の僧侶・高垣康平さん(72)=岐阜県郡上市=による「無量童子を描く展」が開かれている。10月6日まで。高垣さんは、得度した23年前から、自身の心の中にある仏様「無量童子」を描き、その温かみ、優しさのにじむ作風が広く人気を集めている。
 作品は額、掛け軸、香炉、湯呑み、屏風などに無量童子を描き、「一期一会」「生かされて生きている」など仏教の教えの一部を書き添えている。80点を展示。午前10時から午後4時。10月6日まで。火曜休館。


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2008年09月19日

「日本の柔道を見せたい」

長浜の木村君、日本代表で渡豪
 近江高校柔道部の木村将史君(17)=長浜市東上坂町=が日本代表選手に選ばれ、10月6日からオーストラリアで開かれる日豪高校柔道国際交流大会に出場する。
 木村君は、小学生の時に友人の紹介で木之本町の青空柔道教室に通い、木之本中学校でも柔道部で活躍した。近江高進学後も着実に実力をつけ、3年生となった今年7月には73㌔級で近畿大会3位、今月のインターハイでは県トップの成績を収めた。
 得意技は、背負い投げと内股。木村君は外国の選手と戦うのは初めてで、「JUDOではなく、1本を狙う日本の柔道を見せたい。自分がどれだけできるのか試すチャンスでもある」と意気込んでいる。
 なお日本代表選手団は近畿各府県から1人ずつ選ばれており、男女7人ずつと団長らで計17人。10月6日に出発し、オーストラリアの高校生代表団と対戦した後、14日に帰国する。


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学校給食に地場産米

長浜市地産地消計画の中間報告
 長浜市は現在策定中の地産地消推進計画の中間まとめを公表。農業経営者向けのセミナーや、学校給食での長浜産米の利用などを盛り込み、産地の充実と地元消費の推進を目指している。
 近年、食の安心・安全志向の高まりから全国的に農産物直売所の売上が伸びるなど、地元産の食品に注目が集まっている。地元の食品を地元で消費する「地産地消」の考えは、消費者と生産者の繋がりが深まり、地域固有の食文化の保護にも役立つ。
 ただ、市内では水稲の収穫量が市全体の消費量の267%にのぼる一方、野菜は21%、果物はたった6%で、地産地消には程遠い。
 市では昨年12月、生産者、農業団体、消費者、流通業者などに呼びかけ、地産地消推進協議会を立ち上げ、計画の策定に取り組んできた。
 計画は平成24年度を目標に▽食の安全性を追求する農業経営者の育成▽消費者との「体験型交流」の推進▽直売機能・学校給食の地場産農産物の推進基盤整備▽情報発信と農商工の連携―の4点を基本方針に掲げた。
 具体的には、セミナーの充実による農業経営者の育成、地産地消推進員の配置、出荷資材やハウス設置への支援などで、産地の体制を充実させる。並行して市内の保育・学校施設での給食・おやつに、長浜産の米や野菜、果物を利用し、地元の消費を拡大させる。
 また、長浜ブランドの確立のため、新たなブドウ品種の栽培を計画。消費者に地元の良さをPRするため、野菜の収穫体験、特産品フェアの開催なども充実させる。
 市では10月中旬から約1カ月、計画案について市民から意見を募り、12月中に策定する。


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やんちゃな「茶々姫」

湖北町のゆるキャラデビュー
 湖北町のまちおこし会社「まちづくり湖北」は観光マスコットキャラクター「茶々姫」を作成。地域のPRに役立てる。
 小谷城主だった戦国武将、浅井長政と妻・お市の長女で、豊臣秀吉の側室となった茶々をイメージ。
 町内で公募したところ27点が集まり、脇坂恵さん(21)=丁野=の作品に決まった。
 茶々姫はひこにゃんをはじめとした「ゆるキャラ」ブームに合わせた「やんちゃでかわいい」笑顔が似合うお姫さま。10月5日の小谷城ふるさと祭りでデビューし、オリジナルTシャツも販売する予定。


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中川絵理奈さんら特選

明るい選挙啓発ポスター
 長浜市選挙管理委員会は明るい選挙推進啓発ポスターの入賞者を発表した。
 市内の小中学生から96点の応募があり、長浜市明るい選挙推進協議会(池野嘉治会長)などが審査した。入賞者は次の皆さん(写真は上が中川絵理奈さん、下が常盤蓮君)。
 【中学生】▽特選=中川絵理奈(南1)▽優秀=福田寧々(北2)、長田祐季(西2)、岩崎奈緒(東3)、前田蒼依(南3)▽入選=井賀真奈美(北1)、瀧澤紗知子(南1)、高田宏樹(北2)、藤林一樹(西2)、長田啓佑(東2)、八木華奈子(東3)。
 【小学生】▽特選=常盤蓮(南6)▽優秀=赤尾秀樹(北5)、石田千佳恵(南6)、尾崎摩耶(同)、森莉果子(同)▽入選=冨田日菜(南2)、藤居美来(北3)、岡雄大(湯田3)、高木陽介(北6)、尾曽優香(南6)、川添はるか(同)、奥野悠希(南6)、西村陽(同)、八上涼菜(同)、大橋奈央(同)。


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2008年09月18日

合併期日またも「保留」

長浜市議会、任協も持ち越しに
 長浜市議会の合併問題特別委員会は17日、1市6町任意協議会で「保留」となっていた「合併期日」と「各種事務事業の取扱い(公営住宅の管理)」を再度、保留とした。このため、次回の任意協議会(20日)でも協議を終えられず、法定協議会の設立は10月以降にずれ込むことが確実となった。
 この日協議されたのは湖北総合病院など一部事務組合等の取扱いや野外施設の使用料・手数料の取扱い、公営住宅の管理など5項目。
 このうち2項目は原案どおり確認されたものの、湖北総合病院の取扱いでは経営改革プランの策定や「一部施設の改廃もありえる」との文言を加えることで確認。
 公営住宅の管理では7000万円にのぼる木之本町の未収金問題で意見が相次ぎ、保留。委員会は合併期日についても全協議項目の確認が前提のため、保留とした。
 現在、提案されている合併期日は平成22年1月1日だが、スケジュール的に厳しい状況となってきた。
合併推進が3分の2
高月が意向調査、住民の関心は?

 高月町はこのほど、合併住民意向調査の結果をまとめた。これによると回答者の約3分の2が合併を望んでいることがわかった。
 アンケートは町内全戸配布。2850のうち、250(8・7%)から回答を得た。
 問いは1市6町合併について①ぜひすべき②どちらかと言えば必要③避けられない④できれば避けたほうがよい⑤自立を選ぶべき⑥現時点でわからない⑦町長や議会にまかせる―のうちから選択。
 最も多かったのは「避けられない」で36・8%。①から③まで、合併に前向きな答えを合わせると64・4%になる。
 前回(6月)の調査と比べると「現時点でわからない」が大きく減り(15・4→5・2%)、合併問題に関心が高まっているようだが、8日から12日まで町内4会場で開かれた住民説明会では、参加者はわずか341人。うち、町職員、議員を除く一般住民は170人しか出席していない。


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茶の湯の心に触れる

長浜西中生、遠州流を体験
 長浜市立西中学校で18日、茶道体験があり、3年生173人が「茶の湯の心」に触れた。
 同校では3年前から伝統文化学習を取り入れ、茶道のほか、琴、歌舞伎などを学んでいる。
 この日は、江戸時代初期の大名茶人で長浜市小堀町出身の小堀遠州を開祖とする遠州流茶道の社中が指導に訪れた。長浜支部の古山宗優支部長らが、あいさつや菓子の頂き方、茶碗の持ち方などの作法を説明。
 生徒らは背筋をピンと伸ばし、神妙な顔で薄茶を味わっていた。生徒の一人は「少し苦かったけど、和菓子が甘かったので、ちょうどいい」と話していた。


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メタミドホス「不検出」

県の検査で、安全確認される
 三笠フーズの事故米流通事件で、県は17日、事故米が流通した可能性がある長浜市の老舗和菓子店「親玉本店」の和菓子2点について、残留農薬メタミドホスの検査の結果を「不検出」と発表した。
 彦根市の和菓子店から仕入れたもち米の粉「寒梅粉」からもメタミドホスは検出されなかった。
 しかし、和菓子店では注文のキャンセルが相次ぐなど風評被害が深刻化しており、県食の安全推進室は「消費者の不安は分かるが、菓子に使われた材料からもメタミドホスが検出されなかったので、大丈夫では。神経質になる必要はない」とコメントしている。
 今回の事件で、流通先の業者名を公表した農林水産省は16日付けで、各事業者に謝罪文を送付した。
 「親玉本店」にも同省総合食料局長名で「皆様に大変御心配・御迷惑をおかけしており、深くお詫び申し上げます」と陳謝し、事業者名を公表したことについて「消費者の方々の不安解消と信頼回復を最優先」するためと、理解を求めている。


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お互い情報交換を

整備振興会と3署が「安全」懇談会
 県自動車整備振興会湖北支部と湖北3署は17日、長浜署で「安全・安心まちづくり懇談会」を開き、協力体制について話し合った。
 両者は今年5月、防犯と交通安全に関する協定を締結。会員らが防犯パトロール隊を結成し、地域の安全に一役買っている。懇談会には関係者約35人が参加した。
 会では防犯パトロール車を湖北で6台配備することや会員事業所160社が「こども110番の店」となり、青色回転灯の設置を確認。
 交通事故や事件、暴走族対策においても、互いに情報提供することにした。


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びわ幼稚園児が「琵琶」を敬老訪問

 びわ幼稚園の5歳児45人は18日、長浜市川道町の介護保健施設「琵琶」を訪問し、歌や遊戯でお年寄りと交流を深めた。
 園児たちは「とんぼのめがね」や「夕焼けこやけ」などの歌を披露した後、「幸せなら手を叩こう」の手遊びを入所者と一緒に楽しんだ。


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2008年09月17日

長浜の老舗和菓子店にも

事故米流出、風評被害を懸念
 三笠フーズによる事故米流出事件で、長浜市の老舗和菓子店「親玉本店」にも事故米が流通していたことが16日、農林水産省の発表した資料で明らかになった。
 同店によると、事故米は彦根市の製菓会社から仕入れたもち米の粉「寒梅粉」20㌔の中に含まれていたとみられ、うち9㌔を焼き菓子「梅の香」「銘菓栗」の2種の生地に用いた。なお、該当2種以外の親玉まんじゅう、餅、赤飯などの商品には事故米は一切使用されていないという。
 今月12日昼に農林水産省から事故米混入の可能性を告げられ、同日中に店頭や出荷先のスーパーから約1000個を回収していた。長浜保健所や農林水産省の職員が製品を持ち帰って成分を検査しているが、今のところ有害物質の発見には至っていない。
 農水省の発表から一夜明けた17日。テレビや新聞で情報を知った消費者から電話が相次ぎ、定休日にもかかわらず店員が対応に追われた。「敬老の日」の15日には、各地の敬老会で同社の和菓子が振る舞われたことから、関係者からも問い合わせが相次いだ。
 スーパーの陳列棚には「心ならずもこのような事態になり、ご購入いただきました皆様には、大変申し訳なく、心よりお詫び申しあげます」との張り紙を添えた。
 同店の北川孝雄会長(70)は「信用に関わる問題で、風評被害が心配。事故米を流通させた農林水産省の無責任には憤りを感じる」と怒り心頭。
 スーパーからは「親玉の菓子で棚を埋めて欲しい」との要望が寄せられ、「こんな時だから、親玉さんの菓子を応援したい」と店の様子を気にかける市民もいた。
米原の福祉施設も
 湖北地域では米原市の老人福祉施設「米原市地域包括ケアセンターいぶき」でも事故米の混入したもち米が利用者や職員に提供されていた。
 日清医療食品近畿支店から仕入れたもち米2㌔に事故米が混入。5月に赤飯やぼたもちにして、延べ120人が食べた。今のところ、体調不良などの訴えはないという。


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政権交代を訴える

浅野・前宮城県知事が長浜で講演
 前宮城県知事の浅野史郎氏が16日、北ビワコホテルグラツィエで講演。迫り来る解散総選挙で民主党への政権交代を訴えるなど、時事問題で持論を披露した。
 長浜商工会議所議員クラブ主催の講演で、浅野氏は「地方を変える、日本が変わる」をテーマに話し、135人が訪れた。
 総選挙では、民主党に国政運営を試させるべきと語り、「民主党を応援する」と述べた。
 三笠フーズの事故米混入事件で96回も検査しながら不正を発見できなかった農林水産省、フィブリノゲンの使用を放置して肝炎問題を引き起こした厚生労働省、道路特定財源をカラオケやマッサージチェアに流用していた国土交通省などを取り上げ、「各省が例外なしにデタラメをやっている」と語り、情報公開、地方分権、ルール遵守、天下り廃止などを徹底させる必要があると指摘した。
 特に情報公開については、知事時代に明るみになった食糧費による官官接待、カラ出張での裏金作りなどを例に挙げながら、「情報公開条例があって良かった。スキャンダルや不祥事をあばくものとして機能している」と語った。
 また、各省庁の大臣が「期間労働者」のように内閣ごとに入れ替わることから「大臣のマネジメントが働いていない」とし、省庁職員の怠慢を誘発していると指摘した。
 若者を中心に地元の首長や議員の名前さえ知らない現実に、「『地方自治は民主主義の学校』と言われるが、住民税という学費を納めているのに、卒業できていない」と語り、まずは、地元の議会に関心を持つよう呼びかけた。


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駅前「虎の市」賑わう

虎姫で日曜朝市、出店者も募集
 JR虎姫駅前で14日から朝市が始まり、多くの買い物客で賑わった。
 町の3セク会社「まちづくり虎姫」が駅前の賑わいを取り戻そうと始めたもので、「虎の市」と名づけた。
 広場には旬の野菜や果物、特産品や衣料品を販売する店やフリーマーケットなど16店舗が出店。午前8時からの3時間半で約300人(事務局調べ)が来場した。
 朝市は毎週日曜、開催。出店者を募集している。1ブース2・5㍍四方。無料。販売品目問わず。申し込みは町商工会内事務局℡(73)4060へ。


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2008年09月16日

女子野球で金メダル

長浜出身、エースの坂本さん世界一
 長浜東中学校出身の坂本加奈さん(21)はこのほど、女子野球の第3回ワールドカップ大会で金メダルを獲得。エースとして世界一に貢献した。
 坂本さんは北郷里スポ少で野球を始め、中学も軟式野球部に所属。当時、女子選手は珍しく彼女1人だけ。
 「高校でも続けたい」と硬式野球の名門・東京・駒澤学園女子高に入学した。
 大学もプロ野球西武の元投手・新谷博さんが監督の尚美学園大学(埼玉)に進み、2年からエースに。今年8月の第4回全日本女子野球大会で優勝を果たした。
 坂本さんはコーナーを突くコントロールが武器で、同大会では初出場ながら全日本チームの3本柱の1人として活躍。1次予選、強豪カナダ戦に先発し初回2点を奪われるも、2回以降をパーフェクトに抑え、12対2の5回コールド。2次予選、アメリカ戦でも先発し、勝利に貢献。チームを悲願の初優勝に導いた。


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小学生がイチジク収穫

高橋町の野本さんの農園で
 長浜市高橋町の野本とみさん(78)は13日、近くの学童保育施設「チャイルドハウス児童センター」(田村町)に通う小学生を農園に招き、イチジクなどの収穫を楽しんでもらった。
 野本さんは元保育士で、神照、六荘保育園などで園長を務めた。近年、子ども達がおやつに市販の菓子ばかり食べるのを憂い、地元で栽培される新鮮な果物をと、湖北地域振興局の仲介で、学童保育施設の小学生を招待した。
 この日は15人が農園を訪れ、野本さんから「熟したイチジクは、実にひび割れがあるから」などと説明を受けた後、程良く熟したイチジクをもぎ取ったり、クリやナツメなどを収穫。子ども達は「その場で自分でとって食べるイチジクは最高」などと大はしゃぎだった。
 野本さんは「市販の袋菓子は味が濃くて、添加物がたくさん入っているから、できるだけ自然の物を頂こうね。健康になるし、長生きできるよ」と話しかけ、子ども達にイチジクの苗木や、手作りの豆菓子をプレゼントしていた。


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合併テーマに市民懇談会

長浜市、24日から市内6会場で
 長浜市は24日から市内6会場で1市6町合併をテーマにした市民懇談会を開く。
 任意合併協議会で話し合っている内容を紹介し、市民から意見を聴く。川島信也市長ら市幹部と合併関係職員が出席する。会場と日程は次のとおり(いずれも午後7時から)。
 ▽24日、神照公民館▽25日、びわ文化学習センター▽26日、南郷里幼稚園▽30日、市民交流センター▽10月1日、西黒田公民館▽2日、市役所浅井支所。


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布施明さんがライブ

23日、米原の県立文産会館で
 日本歌謡界を代表する歌手、布施明さんのライブが23日午後5時から米原市の県立文産会館で開かれる。
 布施さんは年末の紅白歌合戦に23回の出場を果たすなど、日本歌謡界の重鎮で、ドラマ出演など多彩な活躍を見せている。今月10日にはJポップの名曲をカバーしたバラード・アルバム「Ballade」をリリースした。
 ライブは、自身のヒット曲「君は薔薇より美しい」「シクラメンのかほり」「霧の摩周湖」のほか、カバー曲「ワインレッドの心」「瞳をとじて」「時の過ぎゆくままに」など、約2時間の公演。チケットは全席指定6300円。問い合わせは同会館℡(52)5111。


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ちびっ子が元気に相撲

西黒田で大会、北川君ら優勝
 長浜市の西黒田ふるさと振興会議(北村柾美会長)は14日、本庄町の松の岩公園で、金太郎相撲大会を開いた。
 10回目を迎える大会には地元の子ども達を中心に80人が参加し、元気いっぱいの取り組みを披露した。結果は次のとおり。
 ▽幼児=①北川翔大(常喜西)②山本克海(大津市)③大橋幸成(鳥羽上南)▽小学校低学年=①浅尾伊吹(鳥羽上北)②木田優衣(八条)③中川敦貴(本庄)▽同中学年=①小向敦也(常喜新)②中尾光(鳥羽上南)③森卓人(常喜新)▽同高学年=①田中洸司郎