2008年08月29日
5億7千万円の赤字計上
市立長浜病院、入院患者1割減で
市立長浜病院は29日、2007年度決算を発表した。3年連続の赤字となる約5億7200万円の欠損を計上し、大戌亥町で新病院を本格稼働させて以来、初めて累積も赤字(5億6600万円)に転落した。
医師、看護師の不足や入院日数の短縮により、入院患者数が1割、減少したためで、同病院経営企画課では「今年度は7月に療養病棟の一部を閉鎖しており、赤字額はさらに悪化するとみられる」とコメントしている。
入院患者はのべ19万1349人で、前年度比2万0420人の減。特に、内科、消化器科、外科、整形外科などは2000人以上減少した。一方、外来患者ものべ34万3060人で、6908人減少した。医師や看護師の不足で病床数に見合った患者を受け入れられないうえ、国の方針で在院日数を短縮させたことなどが背景にある。
また、同病院では看護師と介護士不足を理由に今年7月から療養病棟156床のうち、52床を閉鎖しており、2008年度決算ではさらに、収益の低下、赤字額の増加が予想されている。
経営企画課では「医師1人で1億円の収益とも言われており、何と言っても医師の確保が不可欠」と語っているが、全国的に医師が大学や都市部の病院に集中し、地方病院が敬遠される傾向にあるため、見通しは厳しい気配。
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期日や議員定数は保留
1市6町任意合併協議会
長浜市と東浅井・伊香郡6町による任意合併協議会が28日、浅井文化ホールで開かれた。
2010年1月1日を合併期日とすることや、議員の定数、任期などを定める協定項目は、長浜市議会から議論の時間が必要との意見が出て、確認を保留。
このほか、学校給食を長浜方式に合わせて保護者責任による「私会計」にするのか、自治体が責任を持つ「公会計」にするのか、意見が分かれるなど、複数の調整項目で結論を出せず、保留とした。
また、この日は病院や老人保健施設、特別養護老人ホーム、デイサービスセンターなどを10事業を運営する伊香郡病院組合を合併の前日に解散し、事業を存続させる協定も提案された。
なお、次回の合併協議会は9月6日午後1時半から浅井文化ホールで。
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湖北6市町が知事に要望
丹生ダム「地元の意見聞いて」
余呉町の丹生ダム流域の地元6市町長は28日、嘉田由紀子知事に対して「県民の意見調整を早急にすべき」と緊急要請書を手渡した。
長浜市と余呉、虎姫、木之本、高月、湖北の5町でつくる「高時川治水対策促進協議会」(会長・北村又郎高月町長)は、水面ダムの早期着工を求めているが、嘉田知事は近畿地方整備局の淀川水系河川整備計画案に対する知事意見について京都府、大阪府と共同で提出する意向。
これに対し市町長らは「瀬田川洗堰を境に、上流と下流の立場は違う」「地元との協議の場で、治水はダム+河川改修と言ったが進展していない」などと訴えた。
嘉田知事は「市町長に相談なく意見を決めない」としたうえで、近畿地方整備局に対してダム形式や費用負担、建設の期間など「複数タイプの素案でいいので、情報を求めている」と述べ「今年中に知事意見をまとめたい。県全体の河川整備計画を現在、策定しており、10月にも公表したい」と理解を求めた。
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旧びわ診療所に休日診療所31日オープン
大阪の中浜医師が故郷で
長浜市益田町のびわ診療所跡に休日診療所が31日、オープンする。
同市南浜町出身の中浜亨さん(87)は地元の学校を卒業後、松山航空隊、海軍軍医を務め、大阪市で内科を開業。息子の誠さん(56)も、2代目として昭和63年から診療所を継いでいる。
亨さんはかねてから「人生、医師の最後を地元で飾りたい」という意向を持っており、誠さんも父の意志を全し、できる限り手伝いたい、と一念発起。旧びわ診療所の閉鎖後、担い手がなく困惑していた長浜市の要望に応える形となった。
診察は内科、小児科。平日、大阪で診療を続けるため、土日のみ。ただし、月曜が祭日の場合は診療を行う。
誠さんは「自分のルーツ(南浜)に郷愁を感じており、地域医療に貢献したい。これからは予防医学の時代。地域の人を対象にした健康講座や講習会なども開いてゆきたい」と話している。
旧びわ診療所は利用者減などから平成19年3月に閉鎖。管理する市が売却先を探していた。
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高橋さんが全国優良賞
長浜高、福祉実習体験の発表で
長浜高校福祉学科3年の高橋歩見さんは、福祉系高校生体験発表全国大会で3位となる優良賞を受賞した。
県内で唯一、福祉学科を設置している同校では、授業で学んだ介護、援助技術を高齢者や患者と直接関わりながら確認するため、福祉施設での実習を行っており、高橋さんは市立長浜病院療養病棟での体験を発表した。
何を聞いても「うん」としか言わなかったお年寄りに、2週間の実習を終えてあいさつに行ったところ「ありがとう」と感謝された体験を語り、将来、介護福祉士や言語聴覚士の資格を取って、福祉の仕事に携わる決意を述べた。
大会は全国10ブロックの代表作品を中央審査で5点にしぼり、佐賀県内で開かれた全国大会で優秀作品を決めた。
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野田大臣が消費生活C視察
「国で相談員の研修サポート」
野田聖子消費者行政担当大臣が28日、県立消費生活センター(彦根市元町)と野洲市の市民生活相談室を視察のため訪問。消費生活相談員と意見交換をした。
野田大臣は、今年2月27日の政府の消費者問題調査会(当時会長・野田氏)に出席した野洲市の職員が、消費者行政の現場の疲弊を紹介したことに感銘を受けたことから、県内視察をすることにした。
消費生活センターでは、嘉田知事が県内の消費者行政を説明した後、野田大臣が「消費者行政のお金と人が減少している中で、消費者被害は増えているという矛盾がある。来年度創設予定の消費者庁はこれまでの縦割りではなく、横断的な役割を果たすことができ、霞ヶ関(官僚)の意識改革にもなる」と、消費者庁創設に理解を求めた。
野田大臣は、相談現場と、商品テスト室を見学した後の記者会見で、「消費者行政の原動力は相談員の質と量。現在は両方とも低すぎる(少なすぎる)。研修をサポートするシステム作りや、偏在化の解消のために、国としてもサポートしたい」と述べた。
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いよいよ幡母衣行列
湖北町、伊豆神社で八朔大祭
湖北町速水の伊豆神社の八朔大祭が9月1、2の両日、開かれる。今年は20年ぶりに「幡母衣(ばんばら)行列」が登場する。
五穀豊穣を祈る秋祭りで、浦安の舞や子ども相撲のほか、野菜や乾物などで飾った青物神輿が奉納される。
幡母衣は武者姿の若者が24本に割った竹の先に48個の提灯をぶら下げ、幡を立てた母衣(ほろ)を背負って練り歩く。
武者が動くたびに、母衣に吊るされた提灯が揺れ、幻想的な雰囲気となる。主な日程は次のとおり。
▽浦安の舞、少年角力=1日午後1時半▽青物神輿渡御=同2時10分▽青物神輿遷御=午後6時▽午後8時半=幡母衣武者行列▽野神祭=2日午後1時。
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浅井資料館の終戦記念展、千人突破
浅井歴史民俗資料館で開かれている終戦記念展の入場者が28日、1000人を突破した。
1000人目となったのは岐阜県不破郡垂井町の会社員・中野和昭さん(37)で、夏休み中の子ども3人と訪れた。
同館から記念品の歴史本「浅井の文化財」と今荘ぶどうがプレゼントされ、中野さんは「1000人目と聞いて驚いた。戦時中の資料が珍しく、子どもたちに実物を見せられて良かった」と嬉しそう。
同展は7月24日から開かれ、旧大郷村兵事係の西邑仁平さんが保管していた徴兵資料など約40点を9月7日まで展示している。
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