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セミの幼虫からバット

東主計の伏木さん方で冬中夏草
 長浜市東主計町の伏木義夫さん方でこのほど、奇妙な形をした昆虫が見つかり、話題となっている。
 妻の昌子さんが29日朝、庭で草むしりをしていると、地面から野球のバットのような物が生えており、引き抜くとセミの幼虫がひっついてきた。
 琵琶湖博物館によると、これは冬虫夏草の一種「セミタケ」とみられる。
 冬虫夏草は冬の間は虫で、夏になると草になると考えられていたが、実際は昆虫に菌類が寄生し、春から夏にかけて「子実体(キノコ状のもの)」を虫の死骸から出す。
 漢方薬として珍重され、ハチや蛾のさなぎにつくものなどさまざまな種類があり、神社や森などに多く自生するが、見つけようと思ってもなかなか発見できない、という。
 今回の場合は、ニイニイゼミの幼虫からセミタケが出現。セミは地下生活が3~17年でその反面、成虫期間はわずか1週間から1カ月ほどと言われているが、地中にはモグラ、ケラ、ゴミムシなどの天敵や、冬虫夏草に冒されて死ぬ幼虫もおり、セミが「お天道様」を見ることは至難の業。ニイニイゼミの声を聞く機会も少なくなった。


2008年07月31日 15:21 |


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