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浅井歴史資料館終戦記念展

兵事資料から見えた真実
赤紙で召集された人々の運命

 浅井歴史民俗資料館で24日から終戦記念展が始まった。特殊情報部員(スパイ)の特命を受け、中国人に紛れ込み、情報を収集。敗戦後、孤独な逃避行の末、命からがら帰還した男性や、出征のわずか1週間後、原爆で兄を失った弟など。大郷村(旧びわ町南部)元兵事係の西邑仁平さん(103)=新居=の保管していた兵事資料から、戦争(赤紙)で運命を狂わされた人々の生きざまをたどる。
 戦時中、各町村役場には兵事係がおり、西邑さんは昭和5年から終戦まで徴兵検査の事前調査や在郷軍人の慰問、戦死者遺族への通知、遺骨の処理などをしていた。
 終戦直後、大本営から全国の自治体に対し、徴兵関連資料の焼却命令が出されたが、西邑さんは「出征した人たちの苦労をムダにしたくない」と保存を決意。自宅で重要文書を大切に保管していた。
 保管していたのは赤紙が届いた際の業務記録「動員手簿」や徴兵検査の記録「壮丁連名簿」など900点余り。今回はこの名簿を元に、召集された大郷村の人たちがどのような手順で戦場に送り出され、生き抜いたのか、体験者のコメントと約100点の資料で悲惨な戦争を検証する。
 午前9時から午後5時、9月7日まで。入館料は大人300円、小中学生150円。月曜休館。


2008年07月24日 14:30 |


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