記録的な大雨、長浜直撃
市街地で床上、床下浸水200軒超す
18日朝、湖北地方は記録的な大雨となり、長浜の市街地で床上、床下浸水が出た(写真上)。
彦根地方気象台によると発達した雨雲が日本海から入り、虎姫では同日午前6時半から同7時半までの降水量が50・5㍉となり、1時間あたりの最高記録を更新。国交省の観測では長浜で午前7時からの1時間に84㍉を記録した。
長浜市内では十一川、米川支流の水が氾濫し、米川町自治会では民家の約9割が浸水。このほか、高田交差点西側や市立図書館周辺でも道路や家屋が水浸しとなった。床上浸水は6棟、床下は198棟(正午現在)にのぼった。
駅前通りの商店主は「ここで商売して45年になるが、店内に水が入ってきたのは初めて」と驚きの様子。付近の住民も「河川の増水が原因らしいが、余分な水は長浜新川に流れるはず。機能が働いていないのでは」と怒り心頭だった。
市によると今回の大雨は長浜新川の許容量(1時間に50㍉)を突破。新川のおかげで被害が最小限にとどまった、とみている。
高時川は水不足
「瀬切れ」記録更新?
一方、高時川では早くも水不足が心配されている(写真下=湖北町で17日)。
昨年、過去最高(123日)を記録した高時川の瀬切れが今年もハイペースで発生。空梅雨も重なり、昨年以上の水不足が予測される。
河川の水量などを調べている丹生ダム建設所によると今月17日までの瀬切れは38日。過去最多だった昨年同期と比べると、ほぼ変わらないが、今年は空梅雨で降雨量が昨年の3分の2程度(余呉町菅並、6月、186㍉)しかなく、今夏はさらに拍車をかける可能性が出ている。
高時川では瀬切れが平成18年以降2年連続で年間100日を突破。多発するのは川の地形(天井川、土砂の堆積)や農業用水用の取水設備「頭首工」の影響とされ、ここ数年多いのは少雨、少雪が原因とみられる。
瀬切れが慢性化するとアユの遡上や産卵を妨げるほか、動植物への環境や井戸枯れなどが懸念される。
2008年07月18日 15:50 | パーマリンク
このエントリーのトラックバックURL:
http://www.shigayukan.com/cgi-bin/mt/mt-tb.cgi/2167

- 01月 25日 虎高生物化学部 遺伝子残し、伝説を検証
- 01月 25日 戦国博、内容着々と
- 01月 25日 被災地の復興語る
- 01月 24日 プロジェクト21 理想の再編案を提言
- 01月 24日 写真で伝える イランの魅力
