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自然環境、昭和40年代に

伊吹山再生協議会、目標を設定
 伊吹山自然再生協議会(村瀬忠義会長)は9日、米原市役所伊吹支所で第2回会議を開いた。
 昭和40年代の自然環境を目標に、山頂周囲に広がるお花畑を維持・復元することや、開発規制の徹底、環境に配慮した体験型観光の導入などを確認した。委員から憂慮の声が出ていた鉱山資源の採掘による山容変化は「掘削跡地の緑化に努める」とした。
 協議会は外来植物の繁殖や掘削による山容変化といった自然破壊を食い止めるため、県の呼びかけで設置。伊吹山保全団体、企業、行政、学識経験者、公募市民ら29人で構成し、伊吹山の再生構想を協議している。
 この日の会議では事務局が提案した▽お花畑の維持・復元▽自然景観の維持・創出▽エコツーリズムの確立―の3本柱を再生構想の目標とすることを了承。
 具体的方針として、山中での外来植物の除去に取り組む一方で、遊歩道や登山道の入り口に靴裏を洗浄する装置を整備して、靴に付着した種子の伊吹山への侵入を防ぐ。さらに、伊吹山利用のルールを作り、観光客らへの啓発を進めることなどが示された。
 また、保全活動に必要な費用を利用者から徴収する受益者負担制度を導入し、ドライブウェイの料金所や山頂駐車場での徴収を検討することも盛り込んだ。
 採掘による山容変化については企業が「社会的に必要な事業」として、今後も掘削を続ける方針を示し、一部委員から鉱山の役割、社会貢献から採掘はやむを得ないとの声が出た。協議会では、採掘跡地の緑化推進や、動植物への影響を最小限にする工法の検討を促す方針。


2008年07月10日 13:46 |


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