高山線独自運行を休止
湖国バス、利用客減で来年5月
湖国バス(彦根市)は23日、独自のバス路線として運行を続けている「高山線」を乗客減を理由に、来年5月末で休止する意向を明らかにした。
高山線は昭和32年から運行。現在は市立長浜病院を起点に長浜駅、市街地や旧びわ、虎姫駅、浅井支所を経て草野川沿いに上り、健康パーク浅井までの片道28㌔を10往復。起点から終点までの料金は840円。
近年のマイカーの普及や利用者減、原油価格の高騰などで収益が悪化。平成17年度までは黒字だったが、18年度は1180万円余りの赤字。1便あたりの平均乗車数も3人を割っていた。
運行の存続は?
自治体の判断
高山線は高齢者や学生たちの重要な交通手段となっており、浅井中学校では上東野学区の生徒約50人が通学バスとして毎日利用している。
6年前、旧浅井東と旧浅井中が統合した際、重要課題となったのは生徒の通学手段。山間部から遠距離通学を余儀なくされるため、市教委では現在も、バスの定期券を支給している。
長浜市内の路線バスは現在、6路線あり、うち5路線は市、県の助成を受け、湖国バスが運行。平成18年度の市内バス路線の県、市の赤字補てん額は約7300万円に上る。
高山線は湖国バスの独自路線のため、地元自治体は補助金を出していないが、運行を継続させる場合は赤字補てんを求められることが予測される。また、旧浅井、びわ地区はデマンド(予約制乗合型)タクシーを導入し、経費削減を図っているが、運行形態の再編は必至。
川島信也市長は「沿線住民の生活を支える大切な交通機関。持続可能な公共機関の確保に向け、検討したい」とコメントしている。
2008年06月24日 15:42 | パーマリンク
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