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七条町、工場跡地で地区計画
 長浜市七条町で計画されている宅地開発に、地元住民の声を反映させる「地区計画」制度が適用され、周辺住宅と調和した緑あふれる町並みが誕生しそうだ。
 旧オーミケンシの工場跡約9000平方㍍を、開発業者「シャンティ」(長浜市大島町)が購入し、住宅約30戸の宅地開発を計画している。
 同町は建築物の建設に一定の規制がかかる市街化調整区域に指定されていることから、工場跡地の大規模な宅地開発には都市計画法で定められた地区計画制度の利用が不可欠。
 地区計画は住民と行政が一体となってまちづくりを進める制度で、地域の特色に合わせたきめ細かなルールを決められる。
 七条町ではシャンティ側の宅地開発の提案を受けて、検討委員会を組織し、宅地開発のルールを練ってきた。
 計画ではマンションやアパートの建設を禁止し、建築物の高さを10㍍以下に設定。屋根は勾配(こうばい)で、外壁や屋根の色は、周辺環境と調和した「落ち着きのある色調」に。また、積極的な緑化を促し、フェンスを立てる場合は境界線から50㌢後退させて植栽などを施すことも義務付けた。
 同町は昭和中期まで、紡績工場が立ち並び、劇場や商店街は多くの工員で賑わっていた。しかし、現在は、工場の閉鎖に加え、少子高齢化の流れで若者人口が減少。市街化調整区域ゆえに自由な宅地開発が規制されるのも人口の減少に拍車をかけており、今回の宅地開発で定住者の増加、コミュニティの活性化が期待されている。
 なお、市都市計画課によると、市内では旧びわ町時代に細江町の4・7㌶で宅地が開発されて以来、、地区計画制度の活用は2例目。


2008年06月12日 15:13 |


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