長浜市議会一般質問 21年度までに基本構想
市役所新庁舎、27年度中に建設
長浜市は平成21年度までに新庁舎の基本構想を定め、27年度中の建設完了を目指す。17日の市議会一般質問で明らかにした。
現庁舎は耐震基準を満たしておらず、改修による耐震化には100カ所以上への耐震壁の設置など、莫大な費用が必要で、川島市長は「改修は現実的に困難。早期建設が必要」とした。
福永利平議員は「大地震が発生すれば倒壊の恐れがある」と早期に建設計画を立てるよう求めたが、川島市長は「1市6町合併が確定しないと、規模の決定が難しい」と答弁した。
また、建設には1市2町合併の特例債の活用が「有効」として、特例法期限の平成27年度までの建設を明らかにした。
なお、新庁舎の建設場所は別館(旧病院跡)が最有力候補にあがっている。
米原ルート「慎重に」
北陸新幹線で市長トーンダウン
計画決定されながら未定となっている北陸新幹線の敦賀以西のルートについて、これまで米原駅への接続に積極的な姿勢を見せていた川島信也市長は「慎重に検討しなければならない」とトーンダウンさせている。
16日の市議会一般質問で浅見信夫議員が▽米原ルートの建設費は最低でも3000億円と見積もられ、地方が3分の1を負担▽在来線がJRから経営分離される可能性がある―などと指摘し、慎重な検討を求めた。
川島市長は「湖北地域の振興に大きな役割を果たすと期待している」としたうえで、巨額の財政負担、在来線の維持の面から、慎重な姿勢を見せた。
北陸新幹線のルートは▽米原駅接続▽湖西線利用▽若狭―の3案が検討されているが、米原ルートが採用された場合、JRは利用者の減少が見込まれる在来線の北陸線を経営分離する可能性がある。北陸線維持には地元自治体による3セク運営を迫られ、財政を圧迫するのは必至と言われている。
体協人事に介入?
市長、指摘される
長浜市体育協会の人事に川島市長が介入したとして、竹内達夫議員が17日の市議会一般質問で取り上げた。
竹内議員によると、4月24日の協会の評議員会の役員改選で、顧問の川島市長は協会加盟の12団体の代表から協会改革の要望が出ていることを明かし、役員人事を見送るよう提案。5月2日には市長名で団体長会議を招集した。
竹内議員は共産党長浜市委員会の機関誌「ひきやま」の中で、「川島氏は自分の息のかかった人物を新役員に選出させるため」に画策したと指摘し、この日の一般質問でも「役員人事に市長が介入するのは誠に不見識」と批判した。
川島市長は「12団体長から申し入れ書が来たので執行部に示したところ、役員改選が見送られた」と経緯を説明し、団体長会議を招集したのも「先の評議員会の決定事項だ」と反論。結局、竹内議員と川島市長の主張は噛み合わなかった。
◇ ◇
なお、この問題については16日にも西尾孝之議員が取り上げ、協会人事に自身を含む複数の議員が関わったと主張。川島市長に人事介入を認めるよう迫りながらも、答弁の最中に「ウソつけ」などと不規則発言を繰り返し、同僚議員や議長の制止も聴かずに感情を爆発させ、市長に詰め寄る場面も。川島市長からは明確な答弁を得られなかった。
2008年06月17日 16:02 | パーマリンク
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