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複合酵素で琵琶湖再生

バイオで環境浄化、研究開始
 長浜バイオインキュベーションセンター(田村町)は民間企業と共同で、濃縮複合酵素による「琵琶湖」と「畜産」の環境浄化の研究を始めた。
 濃縮複合酵素とは生物触媒システムで濃縮された酵素の複合体で、有機物の分解を促し、有効バクテリアを増殖、活性化。
 悪臭を有機物分解反応で除去し、土壌の微生物を活性化して汚物を分解するため、養豚や養鶏などのし尿処理に活用できる。
 浄化槽に複合酵素を点滴することで、上澄液を家畜の飲み水や床の洗浄水にリサイクルできるほか、沈殿した汚泥はたい肥に利用する。
 これまでの実験で豚舎周囲の悪臭が消えたほか、子豚の死亡率が減少。出荷するまでの飼育期間が短縮され、肉質も向上したという。
 また、琵琶湖の水質汚染は下水道施設や田んぼなどから排出される水が関与し、湖中の酸素不足を引き起こしている可能性が高い。
 酵素は有機化合物などを分解し、CO2や水などに分解でき、リン、窒素、アンモニアなどの微生物処理を強化、自然の健全なバランスを回復させる。
 福岡県の企業「美創技研」(西島惠知社長)は九州で「焼酎カス」を飼料に変える資源化プラントを開発。先月、長浜にバイオ研究所を発足させた。今後は地元企業の協力を得て、琵琶湖再生プロジェクトなどを計画しており、県内の下水処理場などを使って検証する考え。


2008年05月02日 13:16 |


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