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児童虐待相談764件

7年前の2.6倍、増加傾向
 県内の子ども家庭相談センター(草津、彦根)に寄せられた児童虐待の相談件数が昨年度、764件にのぼり、児童虐待防止法が施行された2000年の約2・6倍に増えていることが分かった。
 県子ども・青少年局では、県民の意識の高まりで潜在的な虐待が表面化したのに加え、虐待自体も増えていると推測し、虐待防止策の強化に乗り出している。
 虐待の種別は、育児拒否・放棄(ネグレクト)が397件で全体の半数以上を占め、次いで身体的虐待(235件)と続く。虐待者は全体の7割弱が実母で、2割が実父。被害を受けた子どもは小学生が4割、3歳から就学前が2割。
 県は、4月の児童虐待防止法の改正でセンターの権限が強化されたことから、未然防止や早期発見を重点に置きながら、市町と連携を深める。
 なお、11月2、3日に大津市で「子どもの虐待防止推進全国フォーラム」(主催・厚生労働省)が開催されることになっており、県は子どもの虐待防止をPRする「オレンジリボン」のキャンペーンを広げ、気運を高める方針。
長浜は127件
 長浜市では昨年度127件の相談があった。内訳は心理的59件、ネグレクト58件、身体的28件、性的1件(重複あり)。虐待者は実母90件、実父26件など。親の育児放棄で、子どもを保護するケースもあった。
 市家庭児童相談室は「核家族化で子育てを相談したり、頼る人がなく、母親の育児の不安などが虐待の原因」と語っている。


2008年05月16日 14:22 |


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