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湖北地域消防本部、移転・縮小を検討中

伊吹・余呉出張所と東浅井分署
 湖北地域消防本部が厳しい財政事情を受け、分署・出張所の統廃合や縮小を検討している。
 国の消防関連予算は年々カットされており、消防サービスの水準を下げないためには構成市町の負担金を増額しなくてはならないが各市町も厳しい台所事情。
 広域で統合した同消防本部はスケールメリットを生かし、旧市町枠を超えた出動が可能となったため、今年4月から東浅井、米原、伊香消防署を分署化し、管理部門の職員(25人)や予備救急車(3台)を削減するなどしているが、リストラ策も限界。
 このため、消防科学総合センター(東京)の調査データを基に、財政基盤に見合った規模の適正化や合理化、地域住民への均等な消防サービスを検討した。
 データなどによると組合の運営経費の84%は人件費。さらに合理化を進めるために伊吹出張所と余呉同、東浅井分署のいずれか1~2カ所の見直し(廃止)を迫られている。
 奥伊吹にある伊吹出張所は半径5㌔圏内の住民はわずか700人。統合後の火災出動件数は1件たらず。平成19年の救急出動は80件だが、うち6割はスキー客。年間運営費は約7200万円かかっている。
 伊香郡は1人あたりの消防費が県内でトップクラス。中でも余呉町の場合、1人あたりの負担金は湖北地域平均の約3倍、3万1300円となっているため、利用者の少ない余呉出張所の削減も検討されている。
 東浅井分署(虎姫町五村)は隣接する長浜署と出動範囲が重複するため、規模の縮小化が検討されている。
 3部署を廃止すると職員65人、救助工作車・化学車各1台、ポンプ車、救急車各3台を廃止できる計算。


2008年04月30日 14:42 |


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