小谷城跡に井堰を再現
湖北町に歴史観光スポット
湖北町伊部の小谷城跡に戦国大名・浅井家ゆかりの水利事業「餅の井堰」を再現した親水公園が完成する。
地域資源を生かした県の「湖北田園空間博物館」構想は先人の足跡や水と緑の恵み、文化と歴史を再発見するため「田園」「中山間」「農村振興」3つのエリアでサテライト施設の整備を進めている。
餅の井堰は木之本町古橋地先にあった6井堰のひとつで丁野、伊部、中野など8集落が農業用水として使用。当初は最下流にあったが、浅井久政の調停(権力支配)により最上流に設けられたと伝えられている。現在は用水施設「頭首工」の整備で、使用されていない。
公園は高時川や井堰、用水路と人々との歴史的な関わりを後世に伝えるため、約3600平方㍍の敷地内に高時川(長さ約70㍍)に見立てた河川を作り、源流から琵琶湖までを再現する。
流れの途中に井堰を設け、用水路に見立てた分流を2組設置し、水争いの歴史を説明する。
このほか、公園内には地元ゆかりの和りんごやカンツバキ、ヤマハギなど25種、約3000本の花木を植栽。将来的には農産物直販施設やトイレ、駐車場などを整備したり、北国脇往還「そば街道」構想に合わせた「そば道場」計画もあり、総合的な観光スポットになる。6月末、完成。総事業費は5億4800万円。
2008年04月28日 13:37 | パーマリンク
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