長浜市、新制度に疑問殺到
後期高齢者医療の天引き開始で
75歳以上を対象に年金から保険料を天引きする「後期高齢者医療制度」が今月から始まり、市役所の窓口に新制度に疑問を抱くお年寄りらの問い合わせが殺到した。
長浜市では8995人が同制度に移行し、うち5782人が年金からの天引きの対象者。
市保険医療課によると保険料の天引きが始まった15日前後の5日間(14~18日)で153人が来庁。電話も317件あった。
内訳は7割が保険料、3割が保険証に関する問い合わせ。保険料では「新聞などで料金が上がると報道されていたが、下がっている。大丈夫か」「料金が天引きされていないが…」など。
保険証に関しては「証書が届いていない」「制度がわからないので説明してほしい」など。開始直後の15、16の両日は来庁、電話とも殺到し、職員が慌しく対応に追われた。市では「保険証の配達遅れや料金の誤徴収は見つかっていない」と説明している。
滋賀県広域連合に直接掛かってきた電話は50件。うち半分は医療機関からの問い合わせで「県全体の問い合わせ件数は把握していないが、事前PRなどが浸透していたせいか、大きな混乱は無かった」と話している。
【後期高齢者医療制度】75歳以上と65歳以上で寝たきりなど一定の障害がある人が対象。新たな保険証が発行され、自己負担率は一般が1割、現役並み所得者が3割。低所得者は保険料の均等割が減額される。保険料は年金から天引きされるが、年金の年額が18万円未満や介護保険料との合計額が年金の5割以上になる場合は天引きされないなど、システムが複雑。
2008年04月24日 16:56 | パーマリンク
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