滋賀夕刊新聞社は滋賀県長浜を中心に政治、経済、文化の情報をお届けする新聞です。



2008年02月29日

伊吹山の自然再生へ本腰

4年計画、外来種対策や受益者負担
 外来種の侵入で独自の生態系が破壊されている伊吹山の自然を再生するため、県は今年から4年計画で外来種の駆除や環境保全団体の育成、入山料の徴収など、総合的な再生事業に乗り出す。
 ヨシ群落や内湖など琵琶湖に関する自然再生事業は行っているが、山岳地域では初めての試み。
 伊吹山では西洋タンポポ、オオバコ、ヒメジオンなどの外来植物が山頂や登山道に侵入し、伊吹山の固有種であるイブキタンポポ、セイタカタンポポを駆逐している。以前は「お花畑」として高山植物が見られた3合目から8合目には、低木林やススキが繁茂。山頂付近のお花畑も外来種の侵入に脅かされている。
 外来種の侵入は年間約30万人にのぼる観光客の靴についた種子が原因とみられ、山頂の駐車場や歩道沿いに多く繁殖している。
 また、ハイヒールによる踏み荒らし、ペットのフン害も課題になっている。
 県は昨年から米原市と伊吹山再生について検討を重ねており、今年5月に、環境省、文部科学省、文化庁など国機関をはじめ、隣の岐阜県、NPO、地域住民、関係企業、学識経験者で組織する「伊吹山環境保全協議会」を設立。再生事業の方針や全体構想、実施計画をまとめる。
 並行して、伊吹山全体の動植物の調査、外来種の駆除、監視パトロールを実施する。
 09年度以降は、自然維持に関わる費用を税金に代わって登山客などの受益者に負担してもらう制度を試験的に導入する。山頂に侵入防止柵を整備して観光客の立ち入りを制限し、靴洗浄設備(エアシャワーなど)を設置して外来種子の持ち込み防止を図る。また、保全活動に従事する人材育成にも取り組む。
 県自然環境保全課は「昭和30年ごろまでは採草などで住民が伊吹山に入ったが、生活様式の変化で山との関係が希薄化している。自然を再生するだけでなく、山岳信仰や環境学習の場としても見直してゆきたい」と話している。


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合併協議がスタート

「全員一致」「編入」を前提に
 湖北1市6町の合併協議が28日スタートした。
 長浜市役所浅井支所で開かれた会議には首長、議長らが参加。「全員一致」を原則とし、「編入合併」を確認した後、事務局から重要項目案が提示された。
 期日は「平成20年度内を目標」。このほか、名称、事務所の位置は長浜。財産・債務はすべて長浜市に引き継ぐ。合併特例区は設置せず、長浜市が進めている地域づくり協議会を設け、対応する。
 協議事項は各議会に持ち帰り、検討することで一致。関係市町の3月議会終了後、次回会議を開くことを決めた。
 なお、長浜市議会は26日の全員協議会で重点項目を確認している。


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川島市長が所信表明

新年度市議会開会、54議案提案
 長浜市議会3月定例会が29日開会し、2008年度当初予算案など54議案が提案された。
 川島信也市長は「スケールメリットを生かした行財政運営と債務の縮減に取り組むことを念頭に予算を編成した」と説明し、「地方分権の流れの中で、道州制についての議論が始まっている。湖北地域は生活経済圏としては既に一体化していることを念頭に置いた議論が必要」と抱負を語った。
 この日は北川薫議員ら市議8人から道路特定財源の暫定税率維持と財源確保を求める意見書が提出され、賛成多数で可決した。


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米原、4月から市民の声を公表

 米原市は4月から市民からの意見、要望、提案などをホームページや情報コーナーで公表する。
 新設した「市民の声で創る米原スタイル提案実施要綱」は市民の声を公表することを前提とし、相談、苦情などは書面、メール、電話などで回答した後、定期的に掲示する。
 事実や手続きの確認や法令、条例に記載済みのもの、市民や各種団体から要望・陳情やパブリックコメントなどは除く。
 来庁、電話、郵送、メールで受け付け。4月からは各庁舎に提案ボックスを設置する。問い合わせは各市民自治センター自治振興課へ。


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2008年02月28日

ドタキャン防止で解約金

高山キャンプ場、満杯のはずが…
 「ドタキャンにはペナルティ」。長浜市は高山キャンプ場の予約取りやめによる利用率の低下を防ぐため、今シーズンからキャンセル料を徴収する。
 風光明媚なキャンプ場にはコテージ(木造の簡易宿泊施設)や風呂・バーベキューガーデン付きのバンガロー、オートキャンプ場があり、人気のスポット。毎年、4000~4500人が宿泊している。
 利用期間は4月15日から10月末まで。予約は4月1日から開始するが、夏休みや週末は満杯。アウトドア人気が高まるにつれ、中には一人で複数のバンガローを占有したり、同一日に数カ所のキャンプ場に予約を入れるなど、いわゆる「場所取り」する者が出てきた。
 また、予約料もとっていないため「直前の取りやめ(ドタキャン)」が多数発生。予約はいっぱいだが、施設は「ガラガラ」という状態が目につき、平成18年だけでも40件のキャンセルがあった。
 市では最高、使用料の5割程度のキャンセル料を課す方向。
 関係条例を29日開会の3月議会に提案する。


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郷土資料をデジタル化

長浜市、小中学生向け教材作成
 長浜市立教育研究所(箕浦捨夫所長)はこのほど、郷土学習資料「わたしたちの長浜」を編集した。写真や動画を用いたデジタルデータにまとめ、市のホームページで公開し、各学校にCDロムを配布する。
 1市2町合併を機に、小中学生向けの新しい郷土資料作りに取り組んだ。
 小学生向けの資料は「市のようす」「長浜の歩み」「くらしに役立つ施設」「長浜で働く人々」の4テーマで構成され、施設、自然、歴史、工業、農業、水産業、小売業などを紹介。消防署や警察署の仕事ぶり、冨田人形などは動画で配信。
 中学生向けは、歴史、地理、公民の3分野に分け、浅井氏、浜ちりめん、観光、姉妹都市、来日外国人、財政状況などを紹介している。
 いずれの資料も写真やグラフを用いて、子ども達に分かりやすい構成。


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テオリアで洋蘭展

浜らん会、6日~
 洋蘭愛好家グループ「浜らん会」(中村憲雄代表・20人)は3月6日から10日まで長浜市神前町のテオリアで洋蘭展を開く。
 会員らが育てたカトレア、シンビジューム、パフィーオなど約100鉢を展示。洋蘭の育て方、コサージュの作り方教室、即売コーナーあり。午前10時から午後4時。無料。


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浅井中卒業展覧会

自画像や布作品
 浅井中の3年生は浅井文化ホール(内保)で卒業展覧会を開いている。
 鉛筆や絵の具、貼り絵などで描いた自画像約150点のほか、布のマスコットや絵本などを展示。午前8時半から午後9時半(日曜午後5時、最終日は午後1時)、3月7日まで。月曜休館。


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2008年02月27日

黒壁20周年、催し多彩

記念事業4月19日開幕、企画展など
 長浜でガラス文化を創出し、市街地の活性化の中心的役割を担ってきた第3セクター「黒壁」が今年で創立20周年を迎える。同社ではガラス展やフェア、コアなファン向けの「黒壁倶楽部」の設立などを計画している。
 同社は、明治時代に「百三十銀行」長浜支店として建築され、黒しっくいの外観から「黒壁銀行」との愛称で親しまれた建物の保存と活用を目的に、地元経済界の有志が市の出資協力を得て、設立した。ガラス文化に着目した企業展開で、衰退していた市街地を年間200万人以上が訪れる観光地に再生した。
 記念事業は、明治から現在までの長浜と黒壁の変遷を紹介した展示や、黒壁オリジナルガラスの新作発表、イタリア、チェコ、オーストリアのガラス文化を楽しむ企画など盛りだくさん。
 黒壁のガラス文化に深く接してもらおうとコアなファン向けに「黒壁倶楽部」を組織し、作家との交流、欧州ガラス旅行への優待などを計画している。
 なお、オープニングフェスティバルは4月19、20日に開催。シャンパンタワーで開幕を祝い、黒壁美術館への無料招待、ガラス作品の掘り出し市、野外ライブなどがある。
 主な記念事業は次のとおり。
 【長浜と黒壁展】▽4月19日~来年3月31日▽黒壁美術館▽明治から現在までの黒壁と長浜の変遷を紹介。
 【黒壁オリジナルガラス新作発表】▽4月19日~来年3月31日▽スタジオクロカベ▽「生命」をテーマに黒壁ガラス作品を展示。
 【欧州ガラス紀行】▽7月3日~12日▽チェコ、オーストリア、イタリア▽黒壁倶楽部の事業で、黒壁の買い付け先を巡り、欧州のガラスの魅力に触れる。
 【季節限定企画】▽4月19日~通年▽黒壁スクエア一帯▽春夏秋冬にそれぞれテーマで展示やフェアを開催。欧州のガラス展や、ガラスアクセサリー、ビアグラスの展示、販売、夜間ライトアップなど。


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合併は目的でなく手段

1市6町研修会で岩崎教授
 1市6町合併について考える市町長・議会合同研修会が26日、長浜市の臨湖で開かれ、首長や議員約130人が参加し、湖北地域の将来像を考えた。
 1市6町広域化研究会と県の共催。地方自治に詳しい四日市大学の岩崎恭典教授と総務省自治行政局の室田哲男課長が合併をテーマに講演した。
 岩崎教授は全国初の合併支援重点地域、三重県伊賀市の合併に関わり、伊賀のまちづくりを例にしながら地方分権社会における市町村のあり方を話した。
 国立社会保障・人口問題研究所の推計によると2000年を基準とした場合、30年後、長浜市の人口は増加するが伊香、東浅井の6町は軒並み減少。中でも余呉町は現在の69%(2900人)に落ち込み、高齢化率は37・8%にまで上昇する。
 日本は1995年をピークに生産者人口が減少中。今後、さらに人口が減少しながら、高齢化が進み、国、県からの補助金はカットされるため、市町村は住民の要望に応えられない時代となる。
 伊賀では小学校区単位で住民自治協議会を発足させるなど「住民に仕事をしてもらう仕組み」を作り、地域福祉や防災、環境保全などを確立させた。
 岩崎教授は「合併は目的でなく新しい自治体を作る手段=インパクトチャンス」とし、将来きちんと暮らしてゆける自治体作りを考えていかなければならない、と説いた。


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百人一首で交流

丁野で高齢者と児童
 湖北町丁野の高齢者サロン「よほろの」(中川徳一代表)は27日、同公民館で近くの小谷小6年生17人を招き、カルタ大会を開いた。
 地元のボランティアが中心となり毎月、簡単な体操や歌、食事会などで、お年寄り同士の交流や呆け防止などに一役買っている。
 この日は75歳以上の41人が参加。「花の色はうつりにけりな、いたずらに…」などと読みあげられると、楽しそうに札を取り合っていた。


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2008年02月26日

長浜市 投票区、見直しへ

衆院選までに、格差是正などで
 長浜市選挙管理委員会は26日の市議会全員協議会で投票区の見直しを進めていることを明らかにした。
 旧長浜市では平成9年に投票所の改編をしているが、人口分布の変動や高齢化など社会情勢の変化に伴い投票区の見直しが急務とされている。
 現在、旧長浜に26、浅井に18、びわに12、計56の投票所があるが、最大3314人(宮司、小堀など市文化財資料室会場)、最小260人(八木浜)の有権者数で格差は13倍にのぼる。
 選管では有権者の▽利便性向上▽適正規模▽投票率アップを目的に、合併のメリットを生かし、旧市町エリアの枠を越えた投票所の統合・分割なども視野に入れている。
 自治会、老人会役員らによる諮問機関「投票区確定審議会」の審議が進めれており、直近に行われる衆院選前までに結論を出したいとしている。


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「編入」「21年度末メド」

市議会、基本スタンス変わらず
 長浜市議会は26日、全員協議会で次回、1市6町合併会議で協議される事前事項を確認した。
 基本スタンスは「事務事業は長浜市にすべて併せる編入方式」で不変。
 協議した項目は「合併の方式」「期日」「名称」「事務所の位置」「財産、債務の取り扱い」「議員定数と任期」「合併特例区」「基本計画」の8つ。
 方式は編入で、名称・事務所は長浜市。財産・債務の取り扱いは新市に引き継ぎ、議員の在任特例は財政状況、住民感情から市議会として採用しない。合併特例区は設けず、旧町単位や公民館単位を基本とした特色ある地域づくりを進め、基本計画は長浜市の基本構想、大綱を軸に6町の特性を加味する。
 期日については川島信也市長の構想(来年3月)に対して、慎重な議論を求める声が多く、合併新法期限までの「平成22年3月をメド」。
 28日の1市6町会議には正副議長が出席する。


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さわやか条例や旅費廃止

長浜市議会29日開会、54議案提案
 長浜市は29日、市議会3月定例会を召集し、2008年度一般会計予算など54議案を提案する。
 議案の内訳は予算関連が21件、条例の制定・改正が26件、指定管理者の指定4件など。
 条例関係では、ごみのポイ捨てやペットのふんの放置、特定区域での路上喫煙の禁止などを盛り込んだ「さわやかで清潔なまちづくり条例」と、建築物の高さや色彩、デザインに規制を加える「景観条例」を新設。
 また、教育研究所を「教育センター」に改め、特別支援教育、いじめ・不登校問題など総合的な教育課題の解決を図る。
 このほか、主な条例改正案は次のとおり。
 ▽市職員旅費支給条例=県外出張の職員に支給していた旅費(市長ら3000円、一般職2200円)を廃止。
 ▽国民健康保険条例=資産割の廃止、浅井支所区域の不均一賦課の算定方法の制定。
 ▽放課後児童クラブ条例=夏休みなどの長期休業中の開始時間を午前7時半に早め、保護者の負担金を見直す。
 ▽観光施設条例=北国街道安藤家の公開を終了。周辺に観光施設が整備され、観光客の回遊性が高まったことで、役割を終えた。
 ▽南浜漁港条例=同漁港の5カ所の舟だまりを市が管理する。
 ▽小集落改良住宅条例=暴力団関係者の入居の排除。
 ▽図書館条例=長浜、浅井、びわの3館の開館時間を午前10時から午後7時に統一し、年末年始を除き、休日は開館する。
 ▽市民文化ホール条例=10月1日で市民会館を閉鎖する。
 なお、定例会は10、12、13日午前10時から一般質問、21日が最終本会議。


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善意のはがき7千枚超

長浜ユネスコが貧困国の教育支援に
 貧困や紛争で教育が受けられない子どもや女性を支援する「世界寺子屋運動」に取り組んでいる長浜ユネスコ協会は25日、書き損じはがき回収キャンペーンの結果を発表した。
 昨年12月から今月20日にかけて、書き損じはがきの回収や募金活動に取り組み、長浜北中生徒会も協力した。
 集まったのは、はがき7240枚(約32万円相当)、未使用切手1万1208円、長浜北小PTA、びわ北小、新成人などから現金11万0960円が寄せられた。
 はがきは換金してアフガニスタンやインド、カンボジアなどで識字教育や学校の建設、教材の購入などにあてられる。


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余呉湖、爆釣モード

ワカサギ10㌢超、7百尾の釣果も
 冬の風物詩、余呉湖のワカサギ釣りが好調で、連日、多くの太公望で賑わっている。
 余呉湖漁協によると、ここ数日の冷え込みで大量に釣れるようになり、1人200~300尾、多い人で700尾余りの釣果。今シーズンは子持ちや体長10㌢以上の大型がよく釣れているという。
 入漁料は大人1300円、子ども800円。午前6時から午後5時。3月中旬まで。


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23日オープンイベント

虎姫駅前に多目的広場が完成
 虎姫町の3セク会社「まちづくり虎姫」は3月23日、駅前多目的広場のオープニングイベントを開く。
 約280平方㍍の広場にカラー舗装を施し、開閉式のテントを設置。青空市や阪神タイガースのライブ応援、ミニコンサートや大道芸イベントのデモンストレーションなどを計画している。
 イベントでは虎の一刀彫り像「虎ご神木」の除幕、阪神応援団による応援セレモニーやセリ市や素人歌謡ショー、大道芸などがある。
 午前10時から午後3時。
出店者、ネーミング、出演者を募集
 同社はイベントに出店する事業者、農家とフリーマーケットの出店者、広場のネーミング、歌謡ショーの出場者を募集している。
 申し込みは3月12日までに同町商工会内事務局へ。


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2008年02月25日

長浜市、観光戦略を策定

目標は「ノスタルジック・モダン」
 長浜市はこのほど、平成30年度を目標にした「観光イノベーション(革新)戦略」をまとめた。新旧の文化を融合させた「ノスタルジック・モダン」の都市イメージで宿泊客倍増を目指す。
 現在の長浜観光は、黒壁スクエア一帯を2~3時間見て回る日帰りが主要で、文化や歴史、自然にゆっくりと触れてもらう滞在型への転換が課題となっている。
 戦略では長浜市の観光イメージを、黒壁ガラスなどの新文化と、伝統文化や歴史を融合させた「ノスタルジック・モダン」と設定し、平成30年度を目標に観光客を250万人から310万人に、宿泊客を30万人から60万人に増やす。
 市街地ではモニュメントやアート作品、ミニ公園を整備して回遊性を高め、市北部では史跡や歴史人物などを生かした観光を、湖岸エリアでは竹生島を中心に、自然体験型の観光を導入する。
 誘客には外国人、修学旅行など、観光客のニーズに応じた企画を設定。特に外国人向けでは中国、韓国、台湾など東アジアから旅行者をターゲットに盆梅、ガラスなどをPRする。
 宿泊客獲得のために大型ホテルの誘致、町家を活用した宿泊施設の整備に加え、夜間観光の推進を図る。
 なお、戦略の実現に向けてはセンター機能を持つ「まちづくり会社」の存在が重要だと指摘している。


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市議会、合併協定を協議

「平成22年3月メド」26日に集約
 長浜市議会は22日の全員協議会で、次回、1市6町合併会議で協議される基本事項を検討した。
 項目は「合併の方式」「期日」「名称」「事務所の位置」「財産、債務の取り扱い」「議員定数と任期」「合併特例区」「基本計画」の8つ。
 方式は「編入」、名称・事務所は「長浜」、財産・債務の取り扱いは新市に引き継ぐ。議員の在任特例は市議会としては使わず、全体の定数は関係市町で協議。合併特例区は設けず、基本計画は長浜市の基本構想、大綱を軸に6町の特性を加味する。
 期日については川島信也市長の構想(来年3月)に対して、慎重な議論を求める声が多く、期限までの「平成22年3月をメド」。
 26日の会派代表者会議と全員協議会で意見をとりまとめ、28日の1市6町会議に臨む。
28日、合併会議
 第2回1市6町合併市町長、議長合同会議は28日午後4時から長浜市役所浅井支所で開く。合併に関わる事前協議事項の取り扱いなどについて。


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一般会計は192億円

米原市、合併4年目で初の増
 米原市は平成20年度当初予算案を29日開会の3月議会に提案する。一般会計の総額は192億2000万円で、前年度比13・2%増(22億4000万円)となり、合併後初の増額予算。
 特別会計は163億7000万円で2・7%増(4億4000万円)。一般会計と特別会計の合計は355億8000万円(26億7000万円、8・1%増)。
 総合計画と財政計画を軸とした予算編成を行い、一般会計は山東・伊吹地域の東部給食センターの建設(12億4600万円)やまちづくり基金の増額などが歳出を大幅に押し上げた。特別会計は医療制度改革に伴い、後期高齢者医療特別会計を創設した。
 歳入の32%を占める市税は緩やかな景気回復で住民税や法人税、建物新築などによる固定資産税が伸び、2・7%(1億6000万円)増の61億8000万円。市債発行額は39億3000万円で前年度に比べ186・9%、25億6000万円増えた。
 歳出では市内3駅(米原、坂田、近江長岡)と公共施設が集中する春照周辺の整備やホタルによるPR活動、子育て支援策などに重点を置いている。
 主な事業は▽シティセールス戦略=600万円▽全幼稚園3歳児保育=2100万円▽まいばら版健康手帳=200万円など。
 このほか、継続事業として米原駅自由通路整備(9億3600万円)、駅東部区画整理(21億1200万円)、SILK構想(特別会計・30億4000万円)など。


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自民党再建を訴える

古賀、岸田氏招き、藤井議員の交歓会
 自民党の滋賀2区の藤井勇治衆院議員の「新春の集い」が24日、長浜市の北ビワコホテルグラツィエと彦根プリンスホテルで開かれ、政治、経済界の重鎮をはじめ党支持者や支援者約1400人(長浜600人、彦根800人)が盛大に祝った。
 両会場には、藤井議員が秘書を務めていた自民党の古賀誠・選対委員長と、岸田文雄内閣府特命大臣が来賓として招かれ、地元の市町長、議長、県議会議員らが出席。党中央の重鎮が出席するとあって、県警の指導で会場入り口に金属探知機を設置し、手荷物を検査するなど、万全の警備体制が敷かれた。
 古賀委員長は「藤井さんは長年、永田町で政策秘書として活躍し、人脈は抱負。湖北から33年ぶりに選出された衆院議員として使命をしっかり果たしてもらいたい」とエールを送った。
 昨年、自民党が惨敗した参院選について「単に議席を大きく失っただけでなく、第一党の席を失い、国会運営に支障が出ている。この混乱を一日も早く解消し、安定した政治を実現したい」と訴えた。
 今国会の焦点となっている道路問題では、暫定税率の廃止を掲げる民主党を「口当たりの良いことを言い、まったく無責任。ちゃんとした対案を出してもらいたい。物事を政局にして次の選挙ばかりを考えている。大事な日本をまかせるわけにはいかない」と批判した。
 自民党保守本流で、古賀派と谷垣派に分裂していた「宏池会」が4月にも合流することを紹介し、「自民党を再建し、政権を守ってゆかなければならない」と締めくくった。
 岸田大臣は「藤井議員は宏池会で切磋琢磨している仲で、平成17年の初当選組の中で即戦力としてピカイチの存在」と持ち上げ、藤井議員は「与党の一員として、皆さんから頂いた意見を国政に反映させたい」と挨拶した。


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2008年02月22日

2008年長浜市予算

一般会計3%減の緊縮型
合併効果発揮へ、スリム化図る
 長浜市は22日、2008年度の当初予算案を発表した。一般会計の総額は前年度比3・0%減の320億円。合併効果を発揮するためスリム化を図り、2年連続の緊縮型となった。
 歳入の根幹となる市税収入は企業の業績好調による法人税の増収、新増築家屋の増加による固定資産税の伸びで、前年度比4億8700万円増の120億円を計上。地方交付税は前年と同額の62億円。
 歳出は、建設事業費が大型公共工事の減少で21・3%減の27億2800万円にとどまったが、扶助費が後期高齢者医療制度のスタートなどで16・7%増の53億8200万円を計上した。
 予算編成にあたり12億円の財源不足が発生したため人件費の削減(2億3100万円)、各種施策の見直し(6700万円)などで歳出を5億5000万円圧縮し、不足分の6億5000万円を基金の取り崩しで賄った。
 市債は計18億円を発行し、08年度末の残高見込みは371億1400万円。市民1人あたり43万6000円の借金。
◇   ◇
 新年度事業は、▽子育て▽暮らしの安心・安全▽地域経済の活性化▽教育環境の充実―に予算を重点的に配分した。主な事業は次のとおり。
長浜市2008年の主要事業
 【地域国際化推進 1173万円】ブラジルの国際交流員の増員、地域への出前講座や交流事業など。
 【全国瞬時警報システム整備 840万円】緊急地震速報や弾道ミサイルなど武力攻撃発生の際に、人工衛星経由で緊急情報を防災無線から伝達する。
 【神照運動公園整備 1億円】第2期整備地に多目的広場、園路を整備。2011年の完成に向け、工事に着手。
 【認定子ども園開設準備 2億0700万円】就学前の子どもに教育、保育を一体的に提供する施設を整備。六荘、あざい、びわの3幼稚園・保育園で準備。
 【神照幼稚園整備 1900万円】新庄寺町への移転に向け、園舎の設計を実施。
 【幼小中耐震補強工事 3億4000万円】長浜幼、北郷里幼、北小、東中、南中、北中で耐震化の設計や工事。
 【観光情報茶屋四居家リニューアル 4800万円】築後300~400年が経過する四居家を修復し、ボランティアガイドやまちづくり団体の活動拠点にする。
 【図書館サービスの拡充 3750万円】3館の閉館時間を午後7時に延長、統一し、祝日も開館へ。
 【結婚相談 100万円】結婚相談員の増員、情報交換会、セミナーの開催。
 【長浜駅周辺整備 1億1940万円】駅東の広場を1年かけて整備。


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説明会、職員の確保を

幼保一元化委員会、意見は45
 長浜市は21日、幼保一元化に関する推進委員会を開き、パブリックコメント(市民意見)の結果を発表した。
 12人から45件の意見があり、内訳は多い順に、受け入れ・職員体制、保育内容・時間、制度と続き、「なぜ、幼保一元化にするのか」「保育料の見直しを」「給食は自園か、センター方式か」「参観日や行事は」などの質問も。
 委員からは保護者向け説明会の開催や職員の安定確保を求める声があった。
 結果は3月議会で報告した上、市のホームページなどで公開する予定。
 【幼保一元化】平成21年度から「あざい」「びわ」「六荘」の3地域で幼稚園と保育園を連携させた「認定こども園」をスタート。短時部(幼稚園)と長時部(保育園)を選択でき、学年ごとの混合クラス。給食制で保育料、通園方法などはエリア、保育時間などにより異なる。


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芳洲パズル検定、クロスワードで

 高月町雨森まちづくり委員会は雨森芳洲に関する問題をクロスワードパズルにし、「芳洲パズル検定」を始めた。
 問題は「朝鮮通信使が芳洲とともに通った近江の道は朝鮮人○○○○」「芳洲の儒学の先生は木下○○○○○」などがヒントになっている。
 問題集(7問)は雨森芳洲庵に掲示。楽しみながら地元の歴史が学べる。


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2008年02月21日

学校の道徳教育は限界か?

生徒の過半数、「面倒」などと消極意見
 長浜南中の福永かおる教諭がこのほど、同校での道徳教育の取り組みの成果を検証したところ、生徒の過半数が授業で学んだことを実践できないと回答し、学校現場だけの道徳教育の限界をうかがわせた。
 この取り組みはレポートにまとめられ、14日開かれた長浜市教育研究発表会で奨励賞を受賞した。
 同校では▽規律を守り、自身の役割を果たす▽責任を持つ▽他人を思いやる▽生命の尊重▽家族や他人を尊敬する▽日本の文化を愛する―ことを生徒に指導している。また、地域で活躍する社会人を招いた授業を取り入れるなど、道徳教育を充実させてきた。
 昨年、成果を検証するため、全生徒に意識調査を実施したところ、7割近くが「自分の生き方にプラスになることが多い」と回答したものの、「道徳の時間に学んだことで、自分もやってみようと思う気持ちが高まるか」との問いには、全体の54%が「やってみようとは思わない」と消極的。「面倒だから」との理由が最も多く、以下、「よほど勇気を出さないとできない」「やっても無駄」「口では言えるけど行動に移すのは難しい」など冷めた意見が並んだ。
 同校では目標が達成できなかったとして、今後、授業に限らず、日常の学校生活で生徒の道徳観を醸成する方針。
 一方、教育関係者は「学校だけの道徳教育は限界ではないか。家庭で道徳の基本が身に付いていない子どもが増えている」と指摘し、「(理不尽な要求やクレームを教育現場に突きつける)モンスター・ペアレントしかり、親の道徳観の欠如も要因では」と語っている。
◇   ◇
 また、幼児期における道徳観について研究した神前幼稚園のレポートでも「保護者は教育熱心だが、子どもは知識が先行し、実体験が不足し、自然や生命との関わりが少ない」と指摘。「興味、関心があっても、自分にできない、分からないことがあると諦めがち」と述べ、「子ども達のより良い育ち」には家庭環境が大切だと説いている。


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週末はアートに触れよう

文産会館で、プログラムやステージ
 県内の文化施設で催されている文化芸術プログラムを一堂に集めた催し「アートはみんなのもの」が23、24日、米原市の県立文産会館で開かれる。
 子ども達に様々な音楽、芸術、芸能などを体験してもらおうと、県内の34団体が手を組んだ。
 ▽化石のレプリカ作り▽縄文コースター作り▽古代人体験▽タイル焼き▽ネイチャークラフト▽浮世絵摺り―などの体験プログラムのほか、ステージではストローを用いたコンサート、着物ファッションショー、太鼓演奏、人形浄瑠璃上演など盛りだくさんの内容。
 23日は午後1時から同7時、24日は午前10時から午後4時まで。入場無料。


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初の自転車レース

伊吹山Dウェイで4月、2千人
 伊吹山ドライブウェイを使った初の自転車レースが4月6日に行われる。
 開業前の自動車道を利用し午前は一般、午後は実業団の部。自転車のタイプ(仕様)別にロード、マウンテンがあり、麓の料金所をスタート。ゴールまでの約17㌔、標高差1000㍍を駆け上がりタイムを競う。
 主催の全日本実業団自転車競技連盟、西日本支部によると参加希望者が殺到しており、18日現在、申し込みは2000人を突破。乗鞍(4000人)、富士山(3000人)に次ぐ国内3番目の規模になるという。


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週末が見ごろ

浅井盆梅展
 長浜市内保町、プラザふくらの森で開かれている「浅井盆梅展」が見ごろを迎える。
 樹齢200年の老木や巨木をはじめ、1本の木から紅白の花が咲く「咲き分け」や、ろう梅など約60鉢を展示。
 今年は寒暖の差が激しく、現在、満開とつぼみの木が半々。大雪の影響で、観光客の出足を鈍らせているが、天候も回復し、同所は「週末が見ごろ」と期待を寄せている。
 午前9時から午後5時、3月10日まで。観覧料は大人300円、小中学生100円。


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2008年02月20日

「地域経済けん引に期待」

市とマリンフードが誘致協定に調印
 長浜市田村町のサイエンスパークに進出を表明している食品メーカー「マリンフード」(本社・大阪府豊中市、吉村直樹社長)と市の誘致協定調印式が19日、市役所で行われた。
 調印式には同社から吉村社長や役員ら6人が、市側から川島信也市長や林多恵子議長ら5人が出席。吉村社長と川島市長がそれぞれ署名、捺印し、協定書を交わした。
 川島市長が「地域経済のけん引役として活躍に期待しています」とあいさつすると、吉村社長は「120周年という節目に、素晴らしい用地を見つけることができ、心から喜んでいる」と述べた。
 同社は1888年に石けん工場として創業し、1948年からマーガリンの生産を開始。今年で120周年を迎える。大阪府下に2工場を構え、業務用を中心にマーガリン、チーズ、ホットケーキ、ソース、ジャムなどを製造、販売。2007年(12月期)の売上は過去最高の約91億円に上る見込み。
 サイエンスパーク内の最大区画1万1597平方㍍に、2階建て約2500平方㍍の工場を建設。来年2月から操業を開始し、マーガリンやチーズなどに類する新製品の製造、開発、研究を行う。契約は20年の賃貸。
※協定書を手に吉村社長(左)と川島市長(右)


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湖北町は「併用型」新交通

朝夕は路線バス、昼はデマンド
 湖北町は赤字が続くコミュニティバスの運行を見直し、10月から新交通システムを導入する。朝夕は路線バス、昼間はデマンド(予約乗合)型タクシーとなる併用タイプ。
 現在、民間のバス会社に委託し、5路線で運行しているが、平成18年度1日あたりの乗車数は30人、1便当たりの平均乗車数はわずか2人で、町の赤字補てん額は年間950万円にのぼる。
 町は赤字補てんの大きい町営バスの運行形態を見直すため、昨年7月、「コミュニティバス検討委員会」を発足させ、改革案をまとめてきた。
 新交通システムはこれまでの利用状況を反映し、朝夕の通勤通学時間帯は路線バスとし、利用の少ない昼間や休日はデマンド運行。
 路線は河毛駅を拠点とした東西2系統とし、町内全集落を運行。JR河毛駅の列車に合わせて設定し、平日の最終便は午後7時台以降まで延長する。
 このほか、料金は現行の一律大人200円、子ども100円や弱者の無料化を維持するほか、通勤・通学利用者に向け、割引回数券の導入を検討している。
 町は今年10月1日のリニューアル運行に向け、新ダイヤを作成。10人乗りのワゴン車2台の購入、運転手の確保、河毛駅コミュニティハウスの改修などに取り組むほか、バスのデザインや名称などを公募する。


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26日は議員「多忙」

合併で研修会も
 1市6町広域化研究会と県は26日午後3時から長浜市の臨湖で「1市6町市町長・議員合同研修会」を開く。
 この日は県内13町議長会総会や一部町では農業委員会や国保運営委員会も予定され、スケジュールが目白押し。
 「仮称・湖北広域議員懇話会」を予定していた長浜市議会の会派「プロジェクト21」は、県の合同研修会への参加を促す文書を市町議に配布した。
 なお、研修会では四日市大学の岩崎恭典教授と総務省自治行政局の室田哲男氏が合併をテーマに講演する。


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新事業の利用状況

長浜の母子保健対策
 長浜市は19日の健康づくり推進協議会で、今年度から開始した母子保健対策事業の利用、実績状況を公表した。
 特定不妊治療費の助成は1月31日現在、18人が利用し、うち3人が年間2回。
 治療費が高額のため経済的負担を軽減。1回の治療につき5万円までを助成。今年度から年間2回(通産5年間)まで、助成を受けられるようになった。
 妊婦健康診査公費負担は延べ421人が受給。
 出産までの健診費を軽減。8月から助成回数を従来の2回から5回に増やした。1回につき3000円(受診券)を助成。
 こんにちは赤ちゃん事業は11月から実施。出生後、4カ月までの乳児宅を助産師、保健師らが訪問し、育児をアドバイス。3カ月間で対象60件のうち52件(8件は不在)を訪問した。


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安心・安全な遊びの場

米原で「放課後キッズ」3月開始
 米原市は3月から米原小学校で、遊びのきっかけ作りの場「放課後キッズ」を始める。児童に安心安全な遊びの場を提供するもので、地域のサポーターが学校でさまざまな遊びを教える湖北初の試み。
 さきごろ、京大大学院工学研究科の宗本順三教授が行った長浜でのGPS(相手の居場所を地図上で確認できるシステム)小学生放課後行動調査によると、子どもたちは友人との遊びが少なく、屋内、ゲームが多いことがわかった。
 この背景には少子化や核家族化、親の共稼ぎなどで、異年齢の交流が少なく、遊び方を知らない子が増えているとみられている。
 市では共稼ぎの留守家庭を対象に専用施設での「児童クラブ」を設け、共同生活の場を提供していたが、今後は「キッズ」とリンクしながら、すべての子どもたちを対象とした遊びや体験、交流活動を支援する。
 学校の体育館やグラウンド、図書館などを活用し、指導員や地域サポーターがテーマを企画したり、子どもたちが主体となって遊び方を考える。
 送迎は集団下校か保護者で、スクールガードがサポートする。事前登録制で18日から募集開始。参加費は無料。3月は5日と12日の放課後(午後3時15分~同4時半)。4月以降は月2回から週1回程度を計画している。


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東京スカパラ、米原公演

3月29日、チケット発売中
 大編成の音楽パフォーマンスが人気の東京スカパラダイスオーケストラによるコンサートが3月29日午後6時から米原市の県立文産会館で開かれる。
 ジャマイカ発祥の音楽「スカ」のエッセンスを取り入れた音楽集団。トランペット、トロンボーン、キーボード、ベース、ギター、ドラム、パーカッションなどの10人編成。1980年代、ストリートやクラブを中心に活動し、そのパフォーマンスでファンを増やした。現在は海外公演もこなし、常に音楽シーンの最前線で活躍している。
 入場料は全席指定で5250円。同会館、チケットぴあ、ローソンチケット、イープラスで発売中。


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伊吹山から「龍の宝冠」

室町時代、水神信仰を実証
 国指定史跡「弥高寺跡」(米原市)から伊吹山の水神信仰を示す古い宝冠が見つかり、歴史マニアの注目を集めている。
 弥高寺は伊吹山中腹にあった山岳寺で、永正2年(1505年)、京極清高が守護大名として北近江を支配するため整備したが、家臣のクーデターで大永3年(1523)落城した。
 遺跡には僧侶が修行した僧坊跡があり、宝冠の破片は建物の入口付近で見つかった。青銅製で直径約10㌢、下部にハスの花、その上に龍の背びれや手、ウロコ状の文様が彫られている。
 龍は雨を祈る龍神を現しており、水神信仰の毘沙門天か阿弥陀如来(当時は神仏習合)像が被っていたとみられる。宝冠のサイズから立像は、高さは約90㌢で、簡略化された文様から室町時代の作と推測。
 姉川の源流、伊吹山には水をつかさどる伊夫岐神社(伊吹)があり、郷里荘(旧長浜の北東部)や大原荘(大原学区)などの住民から厚く信仰されている。
 米原市教委の高橋順之主査は「龍の彫刻は県内初の出土で、伊吹山の水神信仰を示している。室町時代の宝冠の出土は非常に珍しい」と話している。


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2008年02月19日

濃厚でビッグ、紅ほっぺ

湖北町・近藤さん方
エコ栽培イチゴ出荷ピーク

 湖北町八日市の近藤健司さん(29)方で「エコ栽培」イチゴの出荷がピークを迎えている。
 近藤さん方ではビニールハウス約700平方㍍で「紅ほっぺ」と「章姫(あきひめ)」を栽培。手間のかからない少量培土のベンチアップ(腰高)方式、自動注水機などの最新技術を採用している。
 このほか、ミツバチ交配や善玉ダニで悪玉ダニを退治し無農薬。温度管理はストーブや電熱などを使わず、太陽光を利用し、環境に優しい「エコファーマー」を実践している。
 このため、熟成期間が長く、サイズも大きめで味も濃厚。「紅ほっぺ」は酸味が強く昔ながらの味で、ケーキなどに好まれ、「章姫」は甘味が強く大きめで、子どもたちに人気があるという。
 イチゴは長浜卸売市場と湖北みずどりステーションに出荷しているほか、自宅で販売。5月上旬まで。問い合わせは近藤さんTEL(78)1013へ。


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新年度予算案を発表

湖北広域行政事務センター
ごみ袋新料金は10月スタート
 湖北広域行政事務センターは18日、2008年度当初予算案を発表した。一般会計の総額は前年度比約1億2300万円減の28億0100万円。予算案など5議案を27日開会のセンター議会に提案する。
 最終処分場クリーンプラントの堤防増築工事の完了や、下水道の普及によるし尿処理事業の縮小などで予算総額が減少した。
 課題となっている新たな最終処分場の整備計画については、調査費として3660万円を計上し、候補地の米原市番場での整備を検討するため、基本計画を策定する。
 また、ごみ指定袋の料金改定のため条例を改正する。1枚あたりの金額は可燃ごみ大袋45円、同中30円、同小20円、不燃ごみ大袋45円、同中30円。10月1日から施行する。
 このほか、人件費節減のため管理者の給料を7%カットする条例を昨年に引き続き、提案する。


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ジャスコでパネル展

浅井氏をテーマに
 長浜市山階町のジャスコ長浜店で、戦国大名・浅井氏と姉川合戦をテーマにしたパネル展が開かれている。
 長浜城歴史博物館の主催。多くの市民に浅井氏について知ってもらおうと、量販店での開催の運びとなった。
 展示しているのは、長政や淀など浅井氏3代、3姉妹の肖像画、小谷城や虎御前山城、横山城など浅井氏に関連する史跡、姉川古戦場関係の写真など計24点。
 なお、会場では同博物館のボランティア団体「長浜城一門衆」による展示解説を行っている。午後1~4時まで。


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2008年02月18日

一晩で30㌢以上の積雪

大雪、朝起きるとドカッ
雪下ろしでケガ人、催事は中止

 大雪警報が出された17日、湖北地方は激しい降雪となり、各地で今シーズン最高の積雪を記録した。
 湖北地域振興局によるとこの日朝までの積雪量は余呉町中河内の169㌢、米原市甲津原の140㌢をはじめ、平野部の長浜市小堀町や虎姫町五村で49㌢を記録した。いずれも一晩で30㌢以上の雪が積もった。
 米原市山室の県道では、雪で木が倒れ、一時通行止。JR北陸線では午前8時25分ごろ、虎姫町大寺の踏切で、車が出られなくなり、特急しらさぎ2号が緊急停車した。
 車は自力で踏切外に脱出したが、特急は35分遅れで運転を再開。後続の電車計4本が遅れ、約700人に影響が出た。このほか、西浅井町内の2カ所で線路のポイントに雪が詰まり、動かなくなるトラブルが発生。最大1時間程度遅れた。
 湖北地域消防本部によると17日、長浜市曽根町と米原市村居田で男性が屋根の雪下ろし中に転落。2人とも頭を打ち、救急車で搬送された。
 長浜市内では文芸会館で開かれる予定だった長浜音楽祭2日目と北郷里公民館の紙芝居完成披露会が中止。市には除雪に関する苦情、問い合わせが殺到した。
 余呉町の「中河内」行きタウンバスは集落内が通行できず、途中で折り返し運転となっている。
 彦根地方気象台によると、近畿地方では18日、強い寒気の峠は越えたが、冷え込みは続くため、路面凍結などに注意を呼びかけている。


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確定申告の受付始まる

長浜税務署など、パレードは中止
 2007年度分所得税の確定申告の受け付けが18日、全国の税務署で一斉に始まった。長浜税務署にも朝から個人事業主や年金生活者らが訪れ、手続きをしている。
 自営業者や年金生活者、年収2000万円以上のサラリーマン、不動産や株式を売った人などは収入、費用を自分で申告しなければならず、毎年2月中旬から1カ月間が申告時期。
 窓口での混雑を緩和するため、近年はインターネットで申告する「e―Tax(イータックス)」システムが導入されているが、その手続きの複雑さから利用率は向上していない。そのため、07、08年分の申告に限り、自治体などが発行する電子証明書を使ってe―Taxを利用した場合、所得税から最大5000円を控除する特別制度を設けている。
 なお、毎年、長浜納税協会青年部らが確定申告の初日に大手門通りなどをパレードし、確定申告書の早期提出を訴えているが、今年は雪のため中止した。
 申告は来月17日まで。
川田さんら入賞 税に関する標語
 長浜税務署が管内8高校の1、2年生から募集していた標語の入賞作品が決まった。
 469点の応募があり、湖北地区租税教育推進協議会長賞には、川田優さん(伊香1)の「税金で 国の未来を つなげよう」、徳永和佳さん(長浜1)の「考えて 税の意味と あなたの未来」が選ばれた。その他の入賞者が次の皆さん。
 ▽長浜税務署長賞=木村慧(伊香1)、藤居希(長浜北1)、岡愉智(同)、高橋由衣(長浜1)、中山藍(同)▽長浜納税協会長賞=小川知美(長浜北2)、山岡紗知子(同1)。


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梅の香漂い見ごろ

グリーンパーク山東の盆梅蘭展
 米原市池下、グリーンパーク山東の盆梅蘭展が見ごろとなっている。
 地元愛好家が育てた樹齢300年の老木をはじめ盆梅120鉢を展示し、ほのかな梅の香りが漂っている。蘭はコチョウランやシンビジウムなど80種、800鉢を展示販売している。
 会場内では物産展やミニ盆梅の即売、梅うどん、韓国食堂なども。午前9時半から午後5時、3月9日まで。入場料は大人400円、中高生200円、小学生以下無料。


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林道雄さんらを表彰

市体育協会が功労者や優秀選手を
 長浜市体育協会は17日、リュートプラザで社会体育功労者や優秀選手、チームの表彰式を行った。
 スポーツの普及や振興に尽力した市民4人を社会体育功労者としてたたえ、平成19年度に各大会で活躍した85選手、12団体を表彰した。
 被表彰者、団体は次のとおり。
 【社会体育功労】林道雄(県軟式野球連盟長浜支部顧問)、大村貫次(長浜ボウリング協会長)、市川博和(県軟式野球連盟長浜支部長)、澤村新一郎(びわ地区スポーツ少年団本部会役員)。
 【優秀選手】▽小学生=西尾蓮(柔道)、志賀瑞希(同)、中川凌(同)、早野貴子(同)、福永祐希(走幅跳)、池戸莉奈(陸上1000㍍)、寺橋由莉(走幅跳)、奥出璃央(同)、北園泰成(ソフトボール投他)、岩崎優佑(陸上100㍍)、福井千紘(陸上80㍍ハードル)、清水佳菜(走高跳)、南濃健二(同)、中山実祐(同)、川村正信(陸上100㍍他)、速水力哉(走高跳)、井吹祐太(走幅跳)、土川友華(走高跳)、草野香織(陸上1000㍍)、中野由加里(ソフトボール投)、押谷光司(陸上1000㍍)、原田暁(ソフトボール投)、川瀬翔(柔道)▽中学生=柴原輝(走幅跳)、竹村茉歩(水泳100㍍自由)、清水大地(水泳100㍍バタフライ)、中瀬裕太(柔道)、伊吹裕次(陸上400㍍)、奥村滉太(駅伝)▽高校生=並川タマエ(走高跳)、漣かすみ(バスケット)、小林明日香(登山)、清水隆平(バスケット)、田口梨那(柔道)、近藤瑞希(同)、畑田健作(アメフト)、杉田充(卓球)、安田侑生(ソフトボール)、三澤友美(同)、草野真由美(卓球)、川瀬麻衣(陸上800㍍他)、小嶋優花莉(陸上800㍍)、堤貴寛(陸上リレー)、北川知広(走幅跳)、西川尚裕、金森猛裕、清家周作、西尾芳展、中原優太、脇阪なぎさ、井上真梨子、吉田未奈美、北村瞳、芝原美沙希、清水香那、山田明奈、田中梓央里、金森千洋、清水秀美(以上ホッケー)、伊藤紋(陸上800㍍、駅伝)、梅本貴司、竹村佑貴、漣航平、小宮拓朗、小林吉博、堀田潤、東野義之、古山英孝、川村拓也、高山智浩(以上アメフト)▽一般=横山昌弘(バドミントン)、中村悦子(同)、太田あきひろ(柔道)、橋本忠(水泳50㍍自由形他)、有川久賀(水泳リレー他)、湯上善之(砲丸投)、堤雄一(陸上100㍍)、岩坪健一(陸上5000㍍)、樋口元太郎(砲丸投他)、宇都紀代美(砲丸投)、山口文子(陸上60㍍他)、川瀬康幸(陸上100㍍他)、田中美衣(柔道)、野洲道広(馬術)、角田純恵(トライアスロン)。
 【優秀団体】長浜陸上男子(リレー)、同女子(同)、長浜陸上A男子(駅伝)、同A女子(同)、長小ツインスターズ(ミニバスケット)、長浜北中バスケットボール部女子、長浜西中アメフト部、長浜(ゲートボール)、ノモカーズA(ソフトボール)、同α(同)、長浜シニア(同)、長浜女子バスケットボール。


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2008年02月16日

市民は施策に関心薄?

長浜市の意見公募、0件も
 長浜市が昨年暮れから今月中旬まで行っていたパブリックコメント(市民意見公募)のほとんどが3人以下と振るわず、市が計画する施策に対して市民の無関心ぶりが浮き彫りとなった。
 意見が少なかったのは▽地域防災計画=ゼロ▽景観条例=1人(1件)▽健康増進計画=1人(1件)▽中心市街地活性化基本計画=3人(10件)▽景観まちづくり計画=3人(20件)。
 まちづくり計画にはキャッチフレーズに対しての意見や「他自治体のマネでは」という批判、「景観作りは大切」という賛同の意見。市街地計画には「若者参加のまちづくり」や「空家の有効活用」などを求める声があった。
 一方、関心が高かったのは福祉関連の幼保一元化(12人、54件)と障害者福祉計画(17人、30件)。幼保には乳幼児を持つ市民から料金、保育時間、給食関連についての意見、要望や質問などが多数寄せられた。 
 ある担当者は「年末、年始に意見公募が重なったため、少なかったのでは。生活や暮らしに密着した施策に関しては意見が多い」と話している。
 【パブリックコメント制度】市が基本的な政策を策定するとき、趣旨や目的、内容などを公表し、市民からの意見、提言を受け、反映させる機会を確保する制度。▽市民の参画▽説明責任の徹底▽行政運営の透明性▽パートナーシップによる市政の推進などが目的。


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長浜ゆかりの雛人形

歴史博物館に21点を特別陳列
 長浜城歴史博物館は、長浜ゆかりの雛人形と雛道具を展示する特別陳列展を開いている。3月23日まで。
 大通寺住職に嫁いだ井伊直弼の七女・砂千代の雛道具、長浜の豪商・浅見家が長浜愛児園に寄贈した雛人形、商家・四居家が所有した御殿雛など、様々な作品が会場に並んでいる。
 砂千代は明治5年に大通寺の第10代住職と婚儀を結び、内室となった。大通寺には砂千代の調度品61点が伝わり、その中に雛道具が含まれている。箪笥(たんす)、挟(はさみ)箱、膳、椀、飲食具などがミニチュアで再現されながらも、そのデザインや塗りは実物のように精巧。
 縮緬製造で事業を拡大させ、明治時代の長浜の政財界をリードした浅見家は、大正15年に開設された保育園、長浜愛児園に雛人形を寄贈した。人形は明治時代の作品で、男雛、女雛の一式のほか、花鳥図の屏風、雛道具の一式も伝わっている。
 四居家に伝わる雛人形は、寝殿造りの御殿に、雄雛、雌雛、三人官女、楽人らが配置された豪華な作り。
 計21点を展示。入館料は大人400円、小中学生100円(湖北地域は無料)。午前9時から午後5時まで。
※写真は長浜愛児園に寄贈された雛人形


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加川良さんライブ

3月、曳山博物館
 フォークソングブーム黎明期に活躍したフォークシンガー加川良さんのライブが3月22日午後5時から長浜曳山博物館伝承スタジオで開かれる。
 長浜文化スポーツ振興事業団が主催する「長浜まちなかコンサート」。加川さんは彦根出身で、フォークシンガーのマネージャーを務めたことが縁でミュージシャンに転向し、1970年代のフォークソングブームを築いた一人。「教訓」「親愛なるQに捧ぐ」「やぁ」などの曲で知られる。事業団では「フォークソング全盛期をオンタイムで知っている世代はもちろん、若い方々にも聞いてもらいたい」と呼びかけている。入場料は全席自由で、前売り2500円、当日2800円。長浜文芸会館、市民会館、リュートプラザ、浅井文化ホール、曳山博物館で発売中。


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葉っぱで2億稼ぐ町

地域改革の仕掛け人に学ぶ
 「おばあちゃんが葉っぱを売って年収1000万円」。米原市ルッチ大学は3月2日午後1時半からルッチプラザで「まちづくりリーダー育成」公開講座を開く。
 人口2000人足らず、高齢化率45%超の徳島県上勝町は面積の86%が山。地場産業もなく過疎化に追い込まれた町は昭和61年、3セクで日本料理に添える「つまもの」を出荷する会社を発足する。
 仕掛け人は上勝農協の営農指導員・横石知二さん。大阪のすし屋で女友達が皿についていたモミジの葉っぱに大喜びし、持ち帰ったのがヒントとなり、ビジネスチャンスが生まれた。
 横石さんは、町内のおばあちゃんを京都や大阪の一流料亭へ連れて行き、葉っぱの価値観を理解させたほか、町内に無線ファクスや高齢者専用パソコンを導入し、注文、出荷の情報ネットワークを開発。ソフトとハードの両面で「儲かる仕組み」を作った。
 現在、会社は年商2億6000万円。190軒の農家の平均年収は約110万円だが、1000万円以上稼ぐおばあちゃんも。
 同町のまちおこし会社は5社で、全社黒字。従業員は130人でここ数年Iターンは112人にのぼる一方、寝たきりはわずか2人。
 講座では仕掛け人の横石さんがコミュニティビジネスや特産品開発、農村振興やIターン施策などについて話す。参加費500円。


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2008年02月15日

バイオ燃料でCO2削減

「クリーンびわ」が廃食油から精製
 地球温暖化問題がクローズアップされる中、長浜市南田附町のリサイクル業「クリーンびわ」(伊藤義男社長)が廃食油からバイオディーゼル燃料(BDF)を生成するリサイクル事業に取り組んでいる。
 BDFは通常の軽油と同じように市販のディーゼル車で使え、車両を改造する必要もない。排気ガス中の黒煙や硫黄酸化物、CO2などが少なく、環境負荷を減らすことができる。
 同社では地球温暖化防止のためCO2削減が叫ばれていることから、2年前からBDFの精製を始めた。
 廃食油は、協力してくれる飲食店に専用の20㍑タンクを置き、同社が定期的に回収している。現在は、「浜湖月」「茂美志や」「翼果楼」といった長浜市内の旅館、飲食店をはじめ、遠方は京都・阪神競馬場などから回収。いずれもリサイクル業で培ったネットワークを活用している。
 回収した廃食油は、ろ過した後、装置に流し入れ、不純物の沈殿、薬品反応などを経て、約5時間でBDFに精製される。
 同社では購入した装置を参考に、一度に400㍑を精製できる装置を自社開発。現在は10㌧の大型トラックから営業用のバンまで自社の車両10台すべてをBDFで動かしている。
 同社では「県内でBDF精製装置があるのは2社だけ。バイオ燃料の利用は地球温暖化防止にも、企業のイメージアップにも貢献する。もっと輪を広げたい」と語っている。
 同社では廃食油の回収に協力する飲食店などを募っている。なお、希望者には1㍑105円でBDFを提供する。問い合わせは同社TEL(62)2170へ。


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またも湖北でドカ雪

中河内で111㌢、17日まで注意
湖北地方は15日朝、前日に続き大雪となった。気象台は今後も断続的な「ドカ雪」を予想しており、注意を呼びかけている。
 彦根地方気象台によると近畿地方は冬型の気圧配置が続いており、湖北や湖西を中心に雪雲が流れ込みやすい状態が続いている。
 上空に新たな寒気が流れ込むため、15日夕方から17日にかけ短時間に大量の雪が降る「ドカ雪」が見込まれ、16日朝までの積雪量は多い所で40㌢を予想している。
 各地の積雪量は次のとおり(15日午前8時現在、単位=㌢)。
 余呉町中河内111、米原市甲津原90、西浅井町沓掛48、長浜市高山町36、湖北町速水25、虎姫町五村24、長浜市小堀町17。


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ヤフオクで車を公売

市、差し押え物件
 長浜市は市税滞納者から差し押さえた軽自動車をインターネットのオークションサイトで公売する。市がネットオークションを活用して差し押さえ物件を公売するのは初めての試み。
 公売物件は平成5年式の「ジムニー」で、走行距離は4万0687㌔。大手検索サイトが運営する「ヤフーオークション」に出品し、価格は1万円からスタート。今月28日まで参加者を募り、3月4日から6日までオークション。最高値を付けた参加者に売却する。今月21日の午後2時から4時まで浅井支所で下見会がある。ヤフーオークションのサイトで検索すれば、物件紹介ページを閲覧できる。
湖北地域振興局も
 湖北地域振興局も県税滞納で差し押さえた家電製品などをネットオークションで公売する。
 物件は液晶テレビ(最低入札価格1万1000円)、DVDプレーヤー(同1000円)、デジタルカメラ(同2000円)など5点。今月28日まで参加者を募り、3月4日から6日までオークション。


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子ども役者の目線を体験

曳山博物館に歌舞伎舞台を再現
 長浜曳山博物館に子ども歌舞伎舞台の実物大模型が完成し、16日にこけら落としがある。
 来館者に曳山の舞台の大きさ、舞台からの眺めを体験してもらうため、制作した。幅4・4㍍、奥行4・1㍍、高さ1・7㍍の木造で、舞台部分は実物の曳山と同じ。長浜曳山文化協会では「ぜひ、この舞台上からの子ども役者の目線を体験してください」と呼びかけている。
 16日午後2時からのこけら落としでは、昨春の曳山まつりに出演した久保寺岳君が三番叟(さんばそう)を舞い、青海山北町組による囃子(しゃぎり)演奏が花を添える。


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湖北の伝統料理に挑戦

肥田さんが彦根でサバずしを講習
 湖北町、食事文化研究会の肥田文子さん(丁野)はこのほど、彦根市の四番町スクエアのまちなかプラザで伝統料理の講習会を開いた。
 県内のデザイナーで組織する「びわこデザイン文化協会」(BDCA)が、湖国の伝統文化を伝える活動の一環で実施し、会員と一般の13人が参加。伝統料理の「サバずし」を作った。
 参加者は、肥田さんの手ほどきを参考に、塩サバの腹と頭の中にご飯を詰めた。
 調理体験後は、「魚助」(西浅井町)による湖魚弁当を食べて、交流を深めた。


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2008年02月14日

中河内で積雪1㍍

お父さんもビックリ!
「ホワイト」バレンタインデー

 湖北地方は強い寒気の影響で14日未明から大雪となり、余呉町中河内で積雪が1㍍を突破した。
 彦根地方気象台によると冬型の気圧配置が強まり、日本海側の雪雲が湖北に入り込んだ。14日夕にはピークを越えたが、15日朝までの積雪量は多い所で20㌢程度を予想。引き続き、大雪注意報を出している。
 14日の朝、幹線道路で長い車の列ができ、名神高速上りは午前11時現在、関ケ原~彦根間で20㌔の渋滞。長浜北星高校は安全確保のため、始業時間を10分繰り下げた。
 各地の積雪量は次のとおり(午前8時現在・単位=㌢)。
 米原市甲津原70、彦根市城町23、長浜市内保町12、小堀町9、虎姫町五村7、湖北町速水12。
 米原市西円寺周辺の国道8、21号線で14日、路面凍結による渋滞が発生した。
凍結の坂道登れず、西円寺で渋滞
 米原署によると現場周辺は緩い上り坂。停車した大型トラックや乗用車がアイスバーンでスリップし、断続的な渋滞を生んだ。スリップは脱輪や事故を招き、悪循環となっている。
 トラックは全輪冬用タイヤを装着しているが、空回り。一度、下がって勢いをつけたいが、後続車が直後におり、脱出できないという。


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事故・犯罪・補導とも減少

長浜署管内、平成19年の概要
 長浜署は平成19年、管内の事件・事故概要をまとめた。特徴として「交差点・高齢者・女性」の交通事故が多発していることがわかった。
 交通事故、死傷者ともに前年を下回り、人身事故は620件(前年比39減)、死者は6人(同4人減)、けが人は841人(同100人減)。
 65歳以上の高齢者による事故が全体の4分の1(26%)、約半数が交差点で発生。女性の事故比率が高く、6件に1件が自転車事故。死亡事故は5件中、4件が休日に発生している。
 犯罪件数は1147件で前年比28件減。検挙率は76%で前年に比べ大幅に向上した。凶悪犯では金融機関、コンビニへの強盗、窃盗では空き巣、忍び込みや自転車盗、万引きなどが増加している。
 少年の非行・補導は774件(うち女子は112件)で前年比300件の減。中高生の検挙。補導が目立ち全体の約4割を占める。不良行為は深夜はいかいと喫煙が突出し、全体の94%を占める。
 これらのデータをリーフレットにまとめ、3000部印刷。防犯自治会や交通安全協会などに配布し、資料として活用する。


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ガンと戦い世界1周

シール夫妻、23日虎姫で講演
 ガンを克服しながら自転車による世界1周冒険旅行を続けているシール・エミコさんと、夫のスティーブさんによる講演会が23日午後2時から虎姫町公民館で開かれる。
 エミコさんは東京生まれ、大阪育ち。1989年、旅先で知り合ったオーストラリア人のスティーブさんと自転車で世界1周旅行を始め、東南アジア、中南米、アフリカ、ヨーロッパ、中央アジアなどを巡り、77カ国目のパキスタンで、ガンの告知を受け帰国。余命半年と告げられたが、4年間の闘病生活の後、断続的に世界1周に挑戦。これまでに約11万2000㌔(地球3周分)を走破し、テレビ番組でも取り上げられた。
 講演会は同町青少年育成町民会議の主催。シール夫妻が「夢と希望と勇気を!」をテーマに講演する。入場無料。希望者は当日会場へ。


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十一面観音や河童土偶

米原、市文化財に5件指定
 米原市は12日、成菩提院(柏原)の十一面観音立像など5件を市の文化財に指定した。
 指定はこのほか、同院の不動明王立像(成菩提院所蔵)、毘沙門天立像(同)、上平寺城絵図(市所蔵)、河童型土偶(同)。
 十一面観音立像は12世紀後半のヒノキ製、高さ103㌢。細身のプロポーションと引き締まった頭で、頭上に11の仏面、立像が配されている。
 伏し目がちに刻まれた表情は穏やかで、平安後期から鎌倉時代への過渡期の作風を示しており、市内で最も古い時代に造られたもの。不動明王、毘沙門天と併せ三尊仏を構成している。現在、未公開。
 河童土偶は祭祀など宗教的な催しに使われ、関東、中部地方で多く出土しているが、日本の西限発掘地、筑摩佃遺跡(筑摩)で見つかった。北陸地方からの移住者が持ち込んだ可能性が高い。
 米原市の指定文化財は計142件になった。


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2008年02月13日

味は抜群、トマトカレーパン

長浜農高生と米原市商工会が開発
 長浜農業高校と米原市商工会は共同で、地元のトマトを使ったカレーパンを開発した。
 同校食品科学科ではこれまできびを使ったシュークリームや山東特産のまくわシュークリーム「MAX―SHOU」などの開発、商品化などを手がけている。
 同科食品プロセス類型の2年生17人は旧近江地域でとれるトマトを加工し、ピューレ(煮て、裏ごししたもの)を使った菓子作りに挑戦した。
 具はピューレとカレー粉を合わせジャガイモ、タマネギ、ひき肉などをブレンド。パンの中に詰められるよう特殊な技法で固形化することに成功した。
 カレーパンの特徴を生かしながら、トマトの存在感をうまく残した味付けで、試食会でも「抜群」のお墨付きをもらった。さらに改良を加え、4月28日の同校販売会でデビューする予定。


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びわ地区に武道場を

193人の署名添え、市長に要望
 「びわ地域にも柔道や剣道が学べる場所を」―長浜市のびわ中学区の保護者たちが武道場の設置を求め12日、193人の署名とともに、川島信也市長に要望書を手渡した。
 「びわ中学校に武道場設置を望む会」(志賀馨代表)によると、旧市内の4中学、浅井中をはじめ、湖北地域のほとんどの中学校に武道場が設置されている。
 びわ地区では剣道や柔道を学びたい小学生が毎年十数人いるが、施設や指導者不足で隣接の虎姫町に通っており、中学でも競技を続ける意向が強い。
 中学校の体育は平成21年度から武道が選択履修となる見通し。また、武道場は授業や集会のほか、災害発生時の住民避難所、地域総合型スポーツクラブなど多目的に活用できる、としている。
 指導者の片桐清司さんは「財政難の折り、新築は難しいと思うが、遊休施設の空き部屋を武道場に利用させてもらえれば」と話している。


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キヤノン派遣労働問題で共産が申し入れ

 共産党長浜市議団(竹内達夫代表)は12日、長浜キヤノンに派遣労働の是正を求めるよう、市に申し入れた。
 市議団は、8日の衆議院予算委員会で同社の派遣労働が違法にあたると指摘されたことを取り上げ、労働者の相談窓口の設置を市に求めた。さらに、▽労働基準監督署による実態調査、違法行為に対する是正指導▽派遣労働者保護法の制定▽正社員を増やすこと―を政府や同社に申し入れるよう、要請した。
 8日の委員会では同党の志位和夫委員長が、同社の工場の製造ラインが派遣労働者だけで動かされ、法律で禁止されている「常用雇用の代替、正社員の派遣への置き換え」にあたるとして、政府に調査を要求した。


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慶雲館、幻想的に

盆梅ライトアップ
 長浜市港町の慶雲館で盆梅展のライトアップが始まっ
た。24日まで。
 152基の照明で盆梅や、国の名勝に指定されている庭園をライトアップ。観光客で込み合う昼間とは一味違う幻想的な雰囲気を楽しめるとあって、好評。
 ライトアップ期間中は通常夕方5時までの開館を夜8時半まで延長している。


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ブルーギルのフライも

湖北町グルメの集いに130人
 冬の湖魚料理を楽しむイベント「グルメの集い」が10日、湖北町の朝日漁協会館で開かれ、約130人の参加者が故郷料理に舌鼓を打った。
 メニューはうなぎのじゅんじゅん(すき焼き)やフナの子造りなどのほか、今年は特別メニューとしてブルーギルのフライが出され、参加者からは「想像以上においしい」と好評を得ていた。


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2008年02月12日

滋賀県08年予算、超緊縮型

一般会計、17年ぶりに5千億円下回る
 県は12日、2008年度当初予算案を発表した。一般会計の総額は前年度比2・7%減の4934億円で、1991年以来17年ぶりに5000億円を切る超緊縮型となった。
 予算の策定にあたり、421億円の財源不足が生じたことから、人件費削減(40億円)、事業費の見直し(131億円)で歳出を171億円圧縮。さらに、基金の取り崩し、県債の発行、県有地売却で250億円の歳入を確保し、不足分を賄った。
 特に事業費の削減は、「新たな財政構造改革プログラム」として、危機的な財源不足への対処のため、福祉や教育など「聖域」を設けず幅広い分野で取り組んだ。県議会や市町から反発が出たため一部を見直したが、89事業で事業費や補助金、負担金などをカットした。
 歳入は、根幹となる県税収入が法人2税(法人県民税、法人事業税)をはじめ、個人県民税などの増加を見込み、前年度比5・3%増(95億円増)の1885億円を計上。一方、国から拠出される地方交付税は9・3%減(90億円減)の873億円にとどまり、5年連続の減少。国庫支出金も6・9%減(36億円減)の488億円。
 歳入が減少する中で、歳出は公債費(45億円増)や扶助費(12億円増)に圧迫されるため、歳出の35%を占める人件費を職員給与カット(10億円減)などで13億円圧縮。建設事業などの投資的経費も120億円削減した。
 歳出に占める義務的経費(人件費、扶助費、公債費)の割合は57・6%となり、前年度より2・4ポイント上昇。平成以降、最高数値を更新しており、財政の自由度がますます悪化していることがうかがえる。
県債残高9240億円
1人あたり66万円、基金は「ほぼゼロ」

 県の貯金である基金は、比較的自由に活用できる財政調整基金を20億円取り崩し、残高は5億円を切った。県債管理基金も64億円を取り崩し、残高は31億円。県財政課では「財源不足に対応してきた基金残高はほぼゼロになった」とコメント。他の基金を合わせても残高は過去最低の244億円。
 一方、県の借金である県債は新たに719億円を発行。残高は過去最悪の9240億円にのぼる。県民1人あたりの借金に換算すると66万2456円。
新年度の事業
 08年度予算の方針は「未来を拓く共生社会」を基本理念に▽子育て▽地球温暖化対策▽琵琶湖の再生保存▽企業誘致―を重視した。特色のある事業や湖北地域に関連する事業は次のとおり。
 【新事業応援ファンド支援=34億円】中小企業基盤整備機構からの資金を運用し、地域資源を活用して新事業に取り組む中小企業に助成する。運用益は年利1・5%、年6000万円を想定。
 【スマートICの設置=7000万円】湖東、蒲生にETC専用のインター・チェンジを設置。
 【警察本部庁舎整備=83億4671万円】整備4年計画の最終年。地上10階、地下2階の庁舎を完成させる。
 【県立大工学部電子システム工学科の開設=7億8500万円】新学科(定員50人)の開設のため、鉄筋コンクリート3階建て2650平方㍍の新校舎などを整備。
 【乳児死亡率の改善=3億3024万円】妊婦への啓発、医療施設連携システムの検討、緊急搬送コーディネーターの設置などに取り組むほか、小児救急医療体制の充実を図る。
 【市町合併促進=8億1418万円】既に合併した市町へのまちづくり支援、新たな合併に向けた啓発など。
 【早崎内湖再生検討=9900万円】湖沼保全のモデルとして、内湖の再生に向けた測量、地質調査などを実施。
 【伊吹山自然再生=500万円】外来植物の侵入、花畑の減少、石灰岩の採掘やスキー場による自然環境・景観への影響を解決するため、基本構想を策定し、パトロール、保全団体の設立、受益者負担制度の試行実験などに取り組む。


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空気読めない林議長

1市6町合併、事前協議に入れず
 1市6町合併の首長、議長合同会議は8日、長浜市役所浅井支所で開かれ、長浜市の林多恵子議長が合併協議の場に初めて参加した。事前協議は「編入合併」を前提に進めることで一致したが、林議長の「先送り」発言が、6町のひんしゅくを買った。
 林議長は会議の冒頭「本日からテーブルについた。長浜は2町と合併して間がなく完全な事務事業になっていないし、検証もされていない。次の合併は十分な時間をかけ協議、議論したい」と慎重な態度をみせた。
 編入に対する「市長、議長の認識は」の問いに対して、川島信也市長は「事務事業は公平。ただちに一本化できない。(議会と)共通の理解はある」と説明すると、林議長は「市議会として(すべて長浜に合わせる方針に)何ら考えは変わっていない」と突っぱねた。
 会議は近く任意協議会の事前協議会を設置する予定だったが、林議長が会議規定や要綱について「持ち帰って検討したい」「次回会議は3月議会の終了後(3月21日以降)に」などと発言したため、先送りとなった。
 川島市長と対象の発言を繰り返す林議長に、会場がざわつき、周りの空気を察した長浜市の溝口治夫副議長は「引き伸ばそうという考えはない。合意できるようにしたい」と慌てて尻拭いをする始末だった。ある参加者は「これだけ焦らせておいて、またか。林議長は自分の言葉で発言できないのか」と肩を落としていた。
会派P21を注意
「懇話会」で林議長

 長浜市議会はこの会議にさきがけ、同日、全員協議会を開き、林議長はさきごろ、会派「プロジェクト21」(茂森伍朗代表・9人)が湖北1市6町の議員に開催を求めた「仮称・湖北広域議員懇話会」に対して口頭で注意を促した。
 今回の問題は議会内でもプロジェクト21の一部議員によるスタンドプレーとみる議員が多く、林議長は市町村議長会の冊子・地方時事日報を引用し「会派は当該、議会内で通用するものであり他の議会で通用しない」などとして遺憾の意を示した。
 動きの鈍い議会に対して主導的に合併を導きたい市議数人が自発的に動いたとみられるが、懇話会開催について会派内には「この時期に動くのは良くない」とする意見があったが、一部議員が勝手に書面を発送した。副代表さえ、この事実を知らず、会派内にも亀裂が生じている。


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2008年02月08日

躍進!高校生アスリート

伊吹はホッケーで海外
 伊吹高校のホッケー部員男女8人がU―16日本代表メンバーに選ばれ、海外遠征試合に派遣される。
 選ばれたのは児玉高幸(伊吹山)、川瀬成宏(大東)、森海斗(彦根南)、森川晴貴(伊吹山・主将)と高木夕陽、伊賀並唯、要石蘭奈、滝澤絵理(以上伊吹山)の8選手。
 日本ホッケー協会が若年層のレベルアップのため編成。8人は昨年の選考会で代表に選ばれた。男子は14日から17日まで韓国で城南チームと。女子も14日から18日まで香港で地元の強豪チームと試合を行う。
◇ ◇ ◇
伊香は柔道で初の全国
 伊香高校女子柔道部は3月20日、日本武道館で開かれる全国高校柔道選手権に県代表として初出場する。
 昨年11月の県新人大会、団体の部で優勝し、出場権を勝ち取った。
 部員は先鋒の田口梨那(びわ)、中堅の森香奈子(高月)、大将の近藤瑞希(浅井)と控えの鈴木亜依(木之本)の4選手しかいないが、皆、インターハイなどで上位に入賞している精鋭ばかり。
 上田健二監督は「まずは初戦突破。1戦必勝」と本大会に向け意気込んでいる。


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安全不確認の事故多発

伊香郡、07年交通事故の概要
 木之本署は昨年の伊香郡内の交通事故発生状況をまとめ、安全不確認による事故が多発していることがわかった。
 人身事故は139件で前年と比べ21件の増。死者は4人で1人、けが人も175人で10人、同様に増えている。死亡事故の内訳は町別で高月1(出合い頭)、木之本1(単独)、西浅井2(単独・正面衝突)。余呉は2年連続、死者がなかった。
 物損事故は657件で前年比67件減だが、スーパー、コンビニなどの駐車場での単独事故や交差点の出合い頭、追突事故が多発している。同署は、普段、使っている道路や店舗などで、ドライバーの気が緩み、周囲の安全を確認しないまま、運転し事故につながっていると分析している。
余呉2年連続死亡事故ゼロ
 県警は平成19年の交通事故発生状況をまとめた。これによると人身事故、死者、けが人とも前年を下回り、死者は49年ぶりに100人を下回った。
 人身事故は9626件で前年比379件、死者は93人で9人、けが人は1万2720人で433人、いずれも前年に比べ減少している。人身事故1万件以下は5年ぶり、死者は昭和33年以来49年ぶりの2ケタ。
 湖北地域で死亡事故ゼロは余呉(2年連続)と虎姫。北陸自動車道も死者は出ていない。死者の約4割が65歳以上の高齢者。飲酒による死者は8人で前年に比べ1件増えている。


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長浜八幡宮の名宝ずらり

9日から、曳山博物館で21点を展示
 長浜曳山博物館は9日から特別展「長浜八幡宮の名宝」を開く。
 長浜八幡宮の成立と歴史、秀吉による復興、曳山祭りとの関わりについて、絵図や絵画、文献史料などから紹介。また、八幡宮が所蔵する美術工芸品も併せて展示する。
 県指定文化財の能装束や能面、神鏡として伝わる「梅樹双雀文鏡」(南北朝時代)のほか、木製印刷の法華経を1398年に復刻した「版本倭点附刻妙法蓮華経」など、計21点を展示する。3月10日まで。
 16日午後1時半から展示説明会、24日午後1時半から宝塚造形芸大・木村展子講師による講演「豊臣秀吉の社寺復興」がある。


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2008年02月07日

舵取り林議長、態度保留

合併協議迫るも、直前に出欠判断
 長浜市と伊香・東浅井郡の正副議長懇談会が6日、高月町役場で開かれ、1市6町合併の方式、広域化研究会への出席について意見交換した。
 1市6町は8日開催する広域化研究会で合併任意協議会の設立に向けた事前協議に入るが、欠席し続けている長浜市議会の林多恵子議長の去就が焦点となっている。
 この日の懇談会には1市6町の正副議長が出席(木之本町副議長は公務で欠席)し、非公開で行われた。
 関係者の話を総合すると、林議長は昨年11月に6町議会に示した「長浜市の事務事業にすべて合わせる編入合併」とする方針に変わりがないことを説明し、8日の広域化研究会への出欠については態度を保留した。
 一方、6町の議長は「編入合併という言葉に網を被せず、対等な議論を」「意見、要望、不安はあるが、今後しっかりとしたプロセスの中、できる議論を進められるのなら」などと述べたうえで、編入合併に対して「概ね首長、議会とも理解している」旨を林議長に伝えたという。
 林議長は滋賀夕刊の取材に対し「懇談会はプライベートなものなので、内容は明かせない」とコメント。8日午後1時半から市議会全員協議会を開き、広域化研究会への出欠を協議するという。
市議会最大会派、動く
湖北広域議員懇話会、6町に提案

 長浜市議会の最大会派「プロジェクト21」(茂森伍朗代表・9人)は26日午後1時半から高月町役場で「仮称・湖北広域議員懇話会」を開く。1市6町の議員が「合併問題」や「観光・産業」などについて意見交換する場で、共産党を除く全市町議に参加を求める文書を配布した。
 趣意書には「伊香・東浅井郡議会からの(合併)申し入れにも関わらず、長浜市議会が熱い思いに応えられていないが、公式、非公式であれ、議会に携わるもの同士が地域発展の思いを語り合う場が求められている。湖北1市12町合併の失敗は、地道な交流の機会が十分に保障されていなかったことが要因」などと記されている。
 会は各市町の枠組み、議会の垣根を越えて議員同士が交流し、意見交換する。本音の議論を交し合い、互いに顔を知り合えば、今後予想される難局もスムーズになる、としている。
 しかし、今は合併任意協議会発足前の大事な時期。議会内からは「今は静観すべし」「一会派のみが突出するのは」と慎重な行動を促す意見もある。


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馬酔木展、9日開幕

20年目、大通寺に鉢植え並ぶ
 長浜市の大通寺で9日から馬酔木(あせび)展が開幕する。
 慶雲館で開かれている長浜盆梅展への観光客を大通寺界隈に招くため、地元のながはま御坊表参道商店街と有志で組織する実行委員会が連携して開催してきた。20回目を迎える今年は、アセビの鉢植えを中心に盆梅も含め約70鉢を展示。同展は4月18日まで開催し、20周年を記念して来場者には抽選でミニ盆梅をプレゼントする。
 開幕を目前にした7日、実行委員会のメンバーや商店主、市職員らが大通寺に鉢を搬入し、大広間の廊下などに並べた。すでにつぼみが膨らんでいる鉢もあるが、見頃は3月上旬となりそう。
 「馬酔木」はツツジ科の植物で、馬が食べると酔ったような症状になることから、この名が付いた。白やピンク、赤の愛らしい花を釣り鐘状に咲かせる。


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「閑散」坂田駅を活性化

地元住民がまちづくり構想
 閑散としたJR坂田駅前を活性化しようと、地元住民らがこのほど「まちづくり構想」を作成。「子どもや高齢者が安心して歩けるまちづくり」に取り組む。
 地元区長らで構成する坂田駅周辺整備構想検討委員会(大林文彦委員長)は、駐車場と田んぼしかない駅の周辺を見直そうと昨夏、住民アンケートを実施し、駅へのアクセスが不便なことや周囲が薄暗く、物騒なイメージであることがわかった。
 構想では「歩行者を優先するネットワーク」作りが不可欠として、歩行者優先道路をはじめ、エリア全体の宅地、農地、運動公園の整備などを盛り込むほか、駅には東西の自由通路を設け、東側に商業施設、レストラン、銀行、公共ホール、老人ホームなど。西側には広場、農業交流施設などを計画している。
 このほか、市民が安心して利用できるよう派出所の設置や母の郷コミュニティハウスのリニューアルについても検討する。
駅舎が不便、環境・治安が悪い
 坂田駅周辺整備構想検討委員会は駅利用に関する住民アンケートを行った。  調査は昨年7~8月、1016人を対象に行った。食料品などの買い物先は全体の6割が地元で、2割が長浜。交通手段は8割が車で、日常生活なども一般的に車中心だが、高齢者になると車中心から徒歩中心のライフスタイルに変化している。
 駅周辺に整備したい商業施設は大型ショッピングセンター、本屋、レストランの順。またサービス機能としては病院、タクシー乗り場、銀行。公共施設ではホール、広場、デイケア施設、図書館が多かった。
 通勤・通学先は長浜、市内、彦根の順。通勤者の6割は坂田駅だが、3割が米原駅を利用。駅に近い宇賀野と飯以外の人はほとんどが車で駅まで通っている。
 同委員会ではJR通勤者が最寄の坂田より米原を利用する理由として▽駐車場が不足▽駅舎自体が不便▽周辺の環境や治安が悪いことなどをあげている。


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2008年02月06日

姿消す男子バレー部

人気に陰り、中学校で廃部の危機
 「バレー王国」と言われた湖北地方で、近年、男子中学生のバレーボール離れが深刻化している。部員が1、2人という学校も数校あり、廃部の危機にさらされている。
 湖北地域で男子バレー部があるのは旧長浜市内の4校と浅井、びわ、伊吹山、双葉、木之本、西浅井、鏡岡の11校。
 しかし、浅井は2年生が1人だけ、木之本も2人、伊吹山は2年生は6人だが、1年生はゼロで、新入部員が入らないと、休廃部の可能性も。高校では選手集めに苦労している学校もある。
 県教委によると最盛期、県内中学には70余の男子バレー部が存在したが、現在は半分の35に。チーム(6人)が組めないため、昨春、湖南では合同で大会に出場した学校が4校あった。
 競技人口の減少について長浜東中で昭和58年、全国制覇を果たした元教諭・脇阪宏之さんは少子化のほか、バレー人気の衰退と指導者不足を指摘する。
 Jリーグでサッカー熱が高まり、野球がWBC(ワールドベースボールクラシック)や大リーグブームで息を吹き返したり、衛星中継でアメリカのプロバスケの試合が見られるようになり人気が高まる一方、バレーボールは近年、オリンピック出場を逃している上、スター選手不在でVリーグ(社会人)人気も今ひとつ。
 また、中学校ではバレーボールのみならず、専門の優れた指導者が少なく、時間をかけ選手にハイレベルな技術を教えることは難しいという。
 このような中、地域の指導者が熱心に指導したり、クラブチームを発足させている所もある。長浜市内には小学生58人(男子は13人)が練習し、伝統の火を再び灯そうとしている。
 また、伊吹や長浜北星など地元公立高校も近年、実力をつけており、脚光を浴びる日は近い。


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長浜盆梅展ライトアップ

 長浜市港町の慶雲館で開催中の長浜盆梅展は、9日からライトアップによる夜間営業を始める。
 昼間とは違った雰囲気を楽しめる人気の演出で、通常夕方5時までの開館を夜8時半まで延長し、152基の照明で盆梅や、国の名勝に指定されている庭園をライトアップする。初日の9日午後6時からは長浜西中生による琴演奏がある。
 なお、樹齢400年の不老は現在満開で、さざれ岩も間もなく満開の気配。
 夜間営業は24日まで。
大府市に遠征
長浜の盆梅2鉢

 長浜市の盆梅が、愛知県大府市の盆梅展に遠征する。
 2年前に災害応援協定を結んだのを機に、昨年から長浜の盆梅を貸し出している。大府市では11日から地元の大倉公園で盆梅展が始まり、長浜から一重白梅の「白鶏」(推定樹齢70年)、「翔鷹」(同80年)の2鉢が出品される。


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三味線や蒔絵など体験

長浜西中生が伝統文化の授業
 長浜西中学校の1年生が5日、歌舞伎や義太夫、蒔絵工芸などを体験し、長浜の伝統文化に親しんだ。
 地元の曳山祭りへの理解を深めようと、同校では2年前から山蔵巡り、曳山博物館見学、歌舞伎鑑賞などに取り組んでいる。
 この日は長浜曳山文化協会の関係者が指導に訪れた。1年生約180人が3組に分かれ、義太夫のグループでは伊藤八寿男さんらが三味線のバチの持ち方、発声方法などを指導。生徒は慣れない手付きで、三味線を持ち、弦を弾いていた。


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笑いと涙の人生劇場

長浜ロイヤルホテルで新川劇団公演
 長浜ロイヤルホテルで大衆演劇「新川劇団」による公演が開かれている。
 新川博之さんが興した同劇団は今年で32年目を迎え、現在は長男の博也さん(27)が座長を務めている。弟で副座長の笑也さんと息の合った演技で魅せる人情劇が人気で、親子競演や博也座長の艶やかな女形も見逃せない。全国各地を行脚しており、前回公演地の高知から長浜に駆けつけているファンも。
 ステージは芝居と歌謡ショーの2本立てで約2時間。演目は昼と夜の部で2日ごとに替わり、同ホテルでの興行だけで30以上にのぼる。「お客さんとの距離が近く、親しみやすいのが大衆演劇の魅力」と語る博也座長。「我々の劇団は芝居を大切にし、人情劇では泣かせ、笑うときは腹の底から笑わせます」と話している。
 昼の部は午後1時から、夜の部は同7時半から。入場料2000円。公演は28日まで。9日と、28日夜の部は休み。ランチ、ディナーとのセットもある。問い合わせは同ホテルTEL(64)2000へ。


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2008年02月05日

6日、正副議長懇談会

1市6町合併、双者の意向を確認
 長浜市と湖北6町の議会は6日午後5時から高月町役場で合併に関する正副議長懇談会を開く。
 伊香・東浅井の議長は長浜市の林多恵子議長に8日の広域化研究会に出席するよう要望。代表の沢尾益男西浅井町議長と脇坂吉勝湖北町議長が4日、長浜市役所を訪れ、初めて林議長、溝口治夫副議長と対談した。
 長浜市議会はこれまで6町議会からの参加要請に対し1市6町合併は「編入が前提」と回答としている。
 この日も6町議会から未だ、明確な合併方式が明示されていないことや広域化研究会は首長の会議であり、議会も独自の話し合いの場を設けるべき、などを理由に欠席していることを説明した。
 焦点は川島信也市長の言う「編入合併」に同意するかに移され、会談は延々4時間におよんだ。この日は結局、沢尾議長から要望書は手渡されなかったが、広域化研究会前に、両者の意向を確認する懇談会を開くことで合意した。
 長浜市議会は懇談会の結果を受け、8日までに会派代表者会議または全員協議会を開き、広域化研究会への出席を検討する。


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お熱い、仲良し大根

野村町の多賀さん方で収穫
 長浜市野村町の多賀正和さん(47)方の畑で人間が抱き合ったように見える「仲良し大根」がとれ、話題となっている。
 大根はそれぞれ3本と4本に分かれており、互いの足や手が複雑に絡まっているようにみえる。多賀さんはこの大根にあやかりたいと「仲良し大根」と名づけた。


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地図に見る浅井の歴史

歴史民族資料館で企画展
 浅井民俗資料館は企画展「浅井の歴史と景観―村絵図から近代地図へ」を開いている。3月10日まで。
 市内に残る絵図や地図を展示して旧東浅井郡の歴史的景観を考える企画で、江戸時代から近代までの資料を紹介している。
 「小野寺村絵図」(1790年)は東に七尾山を背負う同村の景観を描いている。東から西へと3、4本の「砂川」が走り、当時、谷から流れる土砂に苦労していたことが読み取れる。「草野田村絵図」(江戸時代後期)は山と川に挟まれた村の地理を記し、屋敷を濃い紫、田を水色、長浜知善院領の田地を桃色で表現している。
 「野村絵図」(江戸時代後期)は、北国脇往還が赤線で記され、屋敷や畑は白色、田は肌色に塗られている。子字名や面積のほか、田の等級を「上・中・下」で表記され、現在、ほ場整備事業で失われた「血川」が記されている。
 このほかにも湖北全体を読み取れる「近江国絵図」や醍醐村、東主計村の絵図など計10件を展示している。
 入館料は大人300円、小中学生150円。月曜休館(11日、3月10日は開館し、2月12日休館)。
 なお、11日午後1時半からは長浜城歴史博物館の太田浩司副参事による記念講演がある。受講料500円。
写真は上が「小野寺村絵図」、下が「草野田村絵図」


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2008年02月04日

長浜市議会に参加を要望

6町議会が、湖北の合併事前協議に
 伊香・東浅井の議長は4日、長浜市の林多恵子議長に湖北1市6町合併を協議する広域化研究会に出席するよう要望書を手渡した。
 長浜市議会はこれまで6町議会からの参加要請に対して、「編入合併」を前提とするよう求め、6町から明確な合併方式の回答がないことを理由に、広域化研究会を欠席している。
 しかし、6町の首長は「形式上編入、実質対等」の考えで一致しており、次回の会議からは合併に向けた事前協議に入ることを確認している。
 このような事態を受け、6町議会からは「市議会に参加してもらい、真意を聞きたい」「6町の話を聞いてほしい」「参加がなければ話が前に進まない」などの声が日増しに高まっていた。
 この日は西浅井町の沢尾益男議長と湖北町の脇坂吉勝議長が市議会議長室を訪れ、林議長に「6町の各首長とも長浜市に対する編入合併の方向性が示された。1市6町の合併の事前協議に参加し、湖北地域の将来を見据えた地域づくりのため、実りある協議を」と要望した。
8日、広域化研究会 市役所浅井支所
 湖北地域1市6町による広域化研究会が8日午後4時から長浜市役所浅井支所で開かれる。
 1市6町の市町長、議長による合同会議の設置や重要事項について話し合う。当初は7日の開催予定だったが、日程を変更した。


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可愛らしいね!お雛様

グラスギャラリー・マヌーで展示
 長浜市元浜町のグラスギャラリー・マヌーで「ガラスのおひなさま展」が開かれている。3月3日まで。
 全国のガラス作家10人が同展のために制作した作品約100点を展示、販売している。男雛は烏帽子や青い色彩で、女雛はピンクや赤の色使いで表現され、デザインにそれぞれの作家の工夫が凝らされている。金屏風や花と一緒に飾られ、ギャラリーを訪れた観光客は「可愛らしいね」と目を細めていた。午前10時から午後5時まで。無休。


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職員以外、入室お断り

米原市がセキュリティ対策で
 米原市役所は1日から職員以外の執務室への入室を禁じた。
 室内に個人情報や内部の機密書類などがあるためのセキュリティ対策だが、市民には周知されておらず、困惑する人も。
 情報政策課や監査事務局などは扉付きの部屋のため、室外で職員と話さなくてはならない。
 入室を断られた来庁者は「カウンターを設けるべし」「寒い廊下で立ち話」と不満気。市では「市議や県議であろうと入室を断っている。従来、決められていた規則を徹底しただけ。今後、広報などで協力を求めたい」としている。


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初体験のスキー、スイスイと

西之表市のスポーツ少年団一行
 友好都市の長浜市を訪れていた鹿児島県西之表市のスポーツ少年団一行は、3泊4日の日程を終え、4日、長浜を発った。
 一行は南郷里スポ少の家庭にホームステイしながら、地元の子どもたちと交流。奥伊吹でのスキー体験では、最初歩くこともできなかったが、インストラクターや南郷里の子どもたちの指導で、リフトに乗って滑れるほど上達。運動神経の良い子どもは、わずか30分ほどでコツをつかみ、自在に滑っていた。


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2008年02月02日

南南東向いてパクッ!

節分イベント
 3日の節分を前に、米原市の近江公民館で2日、ジャンボ太巻き寿司作りが行われた。
 市内の親子100人が参加。子どもたち7、8人のグループで長さ約180㌢の巻き寿司に挑戦。
 スノコの上に海苔や酢飯、レタスやシーチキンなどを乗せた後、一斉に巻き上げた。完成すると拍手が沸き起こり、寿司を前に記念撮影。今年の恵方「南南東」を向いて、かぶりついていた。


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検察4年6月を求刑

弁護側は無罪主張、真っ向対決
 自転車の女性のひき逃げ、死亡事故で、業務上過失致死と道交法違反に問われている長浜市一の宮町の無職・清水ミツヱ被告(75)の論告求刑が1日、大津地裁長浜支部(徳地淳裁判長)であった。検察は「被告は反省心が微塵もない」と懲役4年6月を求刑した。弁護側は「警察の取り調べに作為があり、矛盾点が多い」などと無罪を主張した。
 起訴状によると被告は06年12月4日午後1時ごろ、同市南高田町の市道交差点で車を運転中、自転車で道路を横断していた同市弥高町の無職・平林与志子さん(当時78)をはね、そのまま逃走。平林さんは病院に運ばれたが、18時間後に死亡。長浜署は中学生の目撃情報から56日後、被告の車を見つけ、逮捕した。
 裁判で被告は自転車との衝突は認めたものの、放置して逃げたことを否定している。二転三転する被告の証言や取調官に強要されたとする調書の信ぴょう性が争点となっていた。
 この日の公判では被害者の遺族が「事故は我々を不幸のどん底に突き落とした。加害者の息子らが謝罪に来たが、酒くさかった。被告は公判中『腰が痛い』などと自分を擁護するばかりで、一切、謝罪の言葉がない。母を返してほしい」などと訴えた。
 検査側は▽中学生の証言▽防犯カメラの映像▽自転車・車の損傷具合▽被害者のケガの状況などを踏まえ、被告をひき逃げと断定した。
 弁護側は検察の主張を全面的に否定し、無罪を主張。最後に被告も「当たりましたが、ほっといて逃げていない」と検察官をにらみつけた。1年3カ月余りの裁判は3月、結審を迎える。


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三番叟役者を募集

曳山祭り一番山で舞を披露
 長浜曳山祭總當番は4月の曳山祭りの三番叟(さんばそう)役者1人を募集している。
 三番叟は曳山祭りの一番山の舞台で舞を披露し、子ども歌舞伎の開演を祝う。春休みにけい古し、4月13~16日の4日間出演する。
 対象は市内の小学3~5年の男子。応募は、はがきに住所、氏名、年齢、学校、学年、組、保護者名、電話番号を記入し、〒526・0059長浜市元浜町15の8長浜市曳山博物館「曳山まつり三番叟役者」係へ。ファクス(65・3440)でも受け付ける。締め切りは今月26日。応募多数の場合は抽選。問い合わせは同博物館TEL(65)3300へ。


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曳山祭り外題決まる

 長浜曳山祭總當番(谷口清士委員長)は1日、山組集会を開き、4月の曳山祭りで上演する子ども歌舞伎の外題と三役を次のとおり決めた。
 【月宮殿(田町組)】「碁太平記白石噺 新吉原揚屋」▽振付=中村福太郎▽太夫=竹本美功▽三味線=野澤賢治。
 【諫皷山(御堂前組)】「京人形 左彫」▽振付=水口一夫▽太夫=竹本朋太夫▽三味線=豊澤勝二郎。
 【春日山(本町組)】「義経千本桜 河連法眼館の場」▽振付=市川団四郎▽太夫=竹本弥汐太夫▽三味線=豊澤浩樹。
 【青海山(北町組)】「鬼一法眼三略巻 菊畑」▽振付=市川松尾▽太夫=竹本団勇▽三味線=豊澤賀祝。


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冬の湖北で思い出作り

西之表市の子ども達が来浜
 長浜市の友好都市、鹿児島県の西之表市のスポーツ少年団一行が1日、長浜を訪れ、地元の子ども達と交流している。
 鉄砲が縁で交流が始まった両市ではスポーツ少年団が互いを訪問し、友好を深めている。20回目を迎える今年は、種子島秀洲(ひでくに)副市長を先頭に少年団員15人、役員8人が訪れた。
 一行は1日、市役所への表敬訪問、南郷里小での歓迎式典に参加した後、南郷里公民館でホームステイ先の家族との対面式に臨んだ。
 南郷里スポ少を代表して前嶌大輝君が「長浜でいっぱい楽しい思い出を作りましょう」とあいさつした後、受け入れ先家族が発表され、西之表市の子ども達はやや緊張した表情で家族と握手し、冬の湖北での思い出作りに胸を膨らませていた。
 2日は奥伊吹でスキーを楽しみ、3日に曳山博物館や黒壁スクエアを見学。4日に長浜を発つ。


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2008年02月01日

トイレに擬音装置?

虎姫小や湖北3高校、節水・消音で
 湖北地方で女子トイレに「擬音装置」を設置する学校が出始め、議論を醸している。
 擬音装置は節水とプライバシーを守るための消音機で、センサーに手をかざしたり、ボタンを押すと、水の流れる音が出るようになっている。
 女性は、音やにおいを消すため、用を足しながら1回、終わってから1回と、水を流すことが多く、あるメーカーの試算によると、一度につき1人平均2・5回も水を流し、1日平均4回トイレを利用すると、90㍑がムダとなる。
 地球温暖化による水不足や阪神大震災の断水などを教訓に、県教委は平成16年、節水目的に擬音装置の導入を県内公立高校に呼びかけたところ、伊吹、伊香、米原、彦根翔陽、石山、大津の6校が名乗りをあげた。
 伊吹高校では平成17年1月、女子トイレに33個を設置。2カ月の統計で前年同期と比べ水道使用量が59立方㍍減少した。同校は「節水に大きな効果があった」とみている。
 プライバシーを重視したのは湖北の小中学校で唯一、新校舎に設置した虎姫小学校。
 最近の子どもたちの間には、トイレに行くこと自体を恥ずかしいと感じる子が増え、特にウンチをしていた子をからかう傾向もあり、我慢のあまり腹痛を訴え保健室に駆け込む子もいるという。
 一方、擬音装置の設置に疑問を抱く教育関係者も。米原市教委は「最近、大原、大東中を改築したが、このような話はまったく無かった」と話し、複数の教委は擬音装置の存在すら知らなかった。
 保護者の中には「完全に音は消えない」「費用対効果が疑問」や「過敏すぎるのでは」との声もある。


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しだれ盆梅展

醒井水の宿駅
 米原市、醒井水の宿駅でしだれ盆梅展が開かれており、会場内にほのかな梅の香りを漂わせている。
 山東盆梅愛好会が育てた40鉢を展示。今は紅梅が5分咲き程度、白梅も順次、開花する。今月初旬が見ごろ。
 しだれ盆梅の販売あり。午前10時から午後5時、3月9日まで。入場無料。


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2年前から中国産を不採用

長浜市の給食、相次ぐ問題受け
 冷凍ギョーザによる食中毒事件で、改めて中国産食品の安全性が問われる中、市内の小中学校の給食を管理する長浜市教育委員会では、2年前から中国食品の利用を控えている。
 市教委によると、中国産の食材を巡る様々な中毒事件を受け、2006年度から3カ所の学校給食センターで、野菜など中国産食材を使用するのを止め、2007年度からはさらに中国での加工品の利用も控えている。
 しかし、中毒事件発生後の1月31日に給食の献立について納入業者に確認したところ、日本製イチゴジャムに中国産のイチゴが含まれていることが分かり、「万全を期して」提供を取り止めた。
 ただ、厳密に中国産食材すべてを排除することは難しく、市教委教育指導課では「日本産のニワトリのエサが中国産とか、突き詰めればきりが無く、コストもかかる。常識的な範囲で対応したい」と話している。
 市教委は31日付けで「食材選定については安全性に最新の注意を払い、衛生管理に努める」との文書を、小中学生の保護者に配布した。


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竹生島信仰と名宝

長浜城歴史博物館 9日から企画展
 長浜城歴史博物館は9日から企画展「竹生島弁才天信仰と名宝」を開く。
 竹生島には宝厳寺や都久夫須麻(つくぶすま)神社があり、古くから信仰の対象となってきた。企画展では島に伝わる名宝を紹介するとともに、弁才天を中心に展開された信仰について関係資料を展示し、その歴史をたどる。
 豊臣秀頼が京都の豊国廟の建造物から移築した都久夫須麻神社本殿の襖絵は、狩野派絵師が描いたと伝えられ、金地にキクやキキョウ、ハギなどの草花が優雅に描かれている。
 宝厳寺の木造弁才天坐像は1557年、「蓮華会」の際に、河道浜(現在の長浜市南浜・大浜町)の惣兵衛が奉納したもの。仏師は坂田郡平方庄(現在の長浜市平方町)の重清。蓮華会に奉納された仏像としては最古。
 このほか、書状や太刀、図など13点を展示。午前9時から午後5時まで。入場料は大人400円、小中学生100円(湖北地域は無料)。3月9日まで。


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菓匠禄兵衛が県知事賞

小売商業コンクールでトップ
 木之本町木之本の和菓子製造小売業「菓匠禄兵衛」(居川信彦店主)はこのほど、県小売商業コンクールでトップの知事賞を受賞した。
 コンクールは経営者の意識改革、地域貢献やサービスの向上、店舗の美化、工夫などを審査。
 同店は和菓子本来の良い部分と現在求められている良質素材をマッチングさせながら和菓子を創作。店舗も築80年の建物を昨年改装し、和と洋を融和したモダンな造りに仕上げている。
 百貨店へのイベント販売を積極的に行うほか、新商品をブランド化。店を単なる和菓子店ではなく、菓匠の場として打ち出していることなどが評価された。


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