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バイオベンチャー企業

湖北産アユをブランド化
ポリフェノール、クズ海苔、地場産豆で

 長浜市田村町のベンチャー企業「シードライフテック」(落合孝二社長)は健康に良いポリフェノール入りのエサで「湖北産鮎を元気にする」プロジェクトを進めている。エサには地元産の豆や廃棄処分しているクズ海苔なども混ぜ、農業振興や環境の面でも期待が寄せられている。

 野菜や果物の種には健康に良いポリフェノールが含まれており、同社はブドウの発芽種子に含まれるポリフェノールの一種で長寿や抗肥満に効果がある「レスベラトロール」の大量生成に世界で初めて成功するなど実績がある。
 バイオビジネス創出研究会(田村町)はこのポリフェノールに着目し、湖北産鮎のブランド化を図ろうと、研究機関や業者に協力を求め、健康飼料(エサ)の開発を企画した。
 エサには大豆、小豆などの発芽種子から抽出したポリフェノールとコンビニのおにぎりで使用された後の海苔の切りクズをブレンド。
 ポリフェノールに含まれる抗酸化物質が魚の活性酸素消去機能を高め、ストレス耐性や肝機能の向上、肉質改善に効果を発揮し、魚の死亡率を減少させる。
 地元の休耕田を活用して大量の豆類を栽培することで農業の活性化や海苔のリサイクルはゴミの減量化に繋がるという。
アユの養殖量減 地元志向、冷水病
 鮎の養殖は最近、全国各地で「地元志向」が増え、県内の生産量はここ5年間、右肩下がり。06年、農水省の統計では全国シェアの10%(629㌧)に留まっている。
 また、養殖量が減った要因として「冷水病」があげられる。県水産試験場によると冷水病は細菌性の病気で発症すると貧血を起こし、長時間の運搬や急激な温度変化でストレスを貯め、体力を消耗する魚が多く見受けられるようになった。


2008年01月31日 13:29 |


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