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丹生ダムの必要性、疑義

淀川水系流域委、整備局を批判
 近畿地方整備局の諮問機関・淀川水系流域委員会は29日、丹生ダムの建設計画について審議し、ダムの必要性や緊急性について「整備局は十分な説明責任を果たしていない」と、ダムの必要性、緊急性を疑問視する声が相次いだ。
 この日、京都で開かれた委員会では丹生ダムについて姉川・高時川の治水と琵琶湖の異常渇水対策の2つの建設目的について審議した。
 整備局は、過去最大規模の渇水でも琵琶湖の利水に支障が出ないよう約4000万㌧分を丹生ダムで確保するとしてきたが、委員からは治水対策としてのダム建設は容認できるが、渇水対策としては「早期の取水制限などを見直せばダムがなくても対応できる」などとして、否定的な見解が相次いだ。
 また、委員からは「(環境面の配慮など)ダムを必要とする説明責任を果たしていない」と指摘する声も続出した。
 同委員会は丹生ダムの集中審議を今回で終了。今後、原案全体の総括審議をした上で意見書をまとめるが、肝心の建設方式や規模などは議論されておらず、建設には賛同しない姿勢を示すとみられる。
 整備局は委員会の意見や関係自治体、住民の意向を参考に年度内に河川整備計画をまとめる。


2008年01月30日 13:48 |


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