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「クレーム対応で命運」

辛坊キャスター、虎姫で経済講演
 読売テレビのキャスター・辛坊治郎さんが21日、虎姫町公民館で講演した。企業経営や経済動向について持論を展開し、ユーモア溢れる語り口で聴衆217人の笑いを誘っていた。
 同町商工会主催の新春講演会に招かれた辛坊さんは、IT技術の進歩とグローバル化により、近年まで鎖国を続けていたブータンで英語が普及し、インターネットを駆使した産業が発展していることを紹介。「グローバル化で世界が激変した。公共事業を中心に共存共栄で儲かって成長する時代ではない。一人一人が将来の青写真を描き、考える時代になった」と説いた。
 企業のクレーム処理のあり方について「最初に電話を取る人の対応で会社の命運が決まる。会社の未来を創るアイデアがあるかもしれず、感謝の気持ちで対応を」と話し、雨に濡れない傘を作れとの理不尽なクレームが、はっ水性の高い傘を生んだ例などを紹介した。
 食品偽装問題に関しては「集団ヒステリー」と前置きしたうえで、「船場吉兆は最初の謝り方が悪かった。比内地鶏の偽装の方がよっぽど悪質だったがおとがめなし」と語り、「経営者の危機管理や、謝罪の仕方で、会社の未来が左右される」と話した。
 11兆4000億円にのぼる負債を抱えて破たんしたサブプライムローン問題については「世界の景気の足を引っ張っているというが、世界の投資マネーは4京5000兆円ある。どうってことない。いたずらに不安を煽る報道があるだけ」と一蹴した。


2008年01月22日 13:53 |


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