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2007年09月29日

湖北で深刻「限界集落」

高齢者が半数以上、冠婚葬祭も困難
 過疎化や高齢化が進み冠婚葬祭などが困難になる「限界集落」問題が湖北地域の山間部で深刻化している。
 限界集落とは、人口の半数が65歳以上の高齢者で、社会的な共同生活の維持が困難になった集落。子どもが少ない反面、独居老人やその予備群が残っている地域が多く、病気の人も少なくない。
 長野大学の大野晃教授が、提唱した概念で、中山間地や離島を中心に、急速に増えており、このような地域では、集落の自治や生活道路の維持管理、農業、冠婚葬祭など、共同体としての機能が衰え、やがて消滅に向かうとされる。
 湖北地域で高齢化率が50%以上の集落は75・9%の余呉町中河内を筆頭に菅並(63・2%)、椿坂(60・1%)、摺墨(59・3%)、木之本町大見(56・7%)、音羽(52%)、米原市吉槻(52・1%)、甲津原(51・3%)。
 このほか、木之本町金居原、米原市曲谷(いずれも45%)など、湖北ではこの数値に近い集落も複数あり、山間部を中心に年々増加傾向にある。


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禁煙に6人が成功

市主催コンテスト
 長浜市は28日、「禁煙コンテスト」の結果を発表した。
 20~70代の23人が6月から挑戦していた。市の配布するガイドに沿って最初の2週間で徐々にタバコの本数を減らし、3週目から完全禁煙に。市も保健士、歯科衛生士による相談など個別指導に取り組んだ。4週間の完全禁煙を達成できたのは6人で、喫煙歴30年以上の達成者も。
 過去17回目のコンテスト市で計423人が挑戦し、120人が成功している。
 脱落者は「数は減らせたが、完全禁煙は難しい」「私生活でストレスがあり禁煙にまで手が回らない」「タバコを吸えずイライラした」と話しているといい、市健康推進課では「習慣性のある喫煙を止めるには、面接や相談で原因を取り除くのが大切。今後のコンテストではメールアドレスを開放し、情報提供や相談をさらに充実させたい」と話している。


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姫リンゴもストレス

稲葉の小田さん方で秋に開花
 長浜市稲葉町の小田実さん(66)方でこの時期、姫リンゴの花が咲き、話題となっている。
 小田さん方では7年前から鉢植えで姫リンゴを育てており、通常は春に花が咲くが、今年は1週間ほど前から開花し始めた。
 湖北地域振興局農産普及課によると落葉果樹類は気候の変化や外敵など、木にストレスがたまると、季節外れの花を咲かす場合があるという。
ウコンに白い花
 湖北町今の南部護さん(69)方の畑のウコンに白い花が咲いた。10年程前から栽培しているが、花を付けたのは初めてという。
 ウコンはインドなど熱帯アジア原産のショウガ科の植物。根茎は香辛料、薬として用いられ、カレーの着色料としても知られる。
 南部さん宅では今年30株余りを栽培し、28日朝、畑を見に行ったところ、花が咲いているのに気付き、「見た事のない花があり、びっくりした」と話している。間もなく収穫を迎え、蜂蜜漬けにしてお茶と一緒に楽しむという。
※写真左がウコン、右が姫リンゴ


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7流派の力作ずらり

長浜文芸会館で生け花展開幕
 長浜市内7流派で組織する長浜花道会(桐山松峰会長)は29、30日、長浜文芸会館で秋の生け花展を開いている。
 池坊、松月堂古流、小原流、翠香流、草月流、峰風遠州流、嵯峨御流の指導者、社中の力作126点が並び、日ごろのけい古の成果を披露。花の種類や組み合わせ、色使い、スタイルなど絶妙のバランスで生けられ、花を飾る器や瓶も個性的なものばかり。30日は午前10時から午後4時まで。


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2007年09月28日

鉄砲史ひも解く特別展

長浜城歴史博物館で137点公開
 長浜城歴史博物館で29日から特別展「歴史のなかの鉄砲伝来―火縄銃の歴史と国友鍛冶の技術」が開かれる。
 戦国時代から江戸時代にかけて火縄銃の生産に活躍した国友鍛冶の歩みと、日本の鉄砲史をひも解く展示で、千葉県の国立歴史民俗博物館の収蔵資料を中心に137点を公開する。
 江戸時代後期に国友一貫斎が製作した空気銃「気砲」や、アメリカ製の後送式ピストル「レミントン二連デリンジャー」(1865年)のほか、明治元年、新政府軍と幕府軍が戦った上野戦争の際に、大砲から発射され寺院の杉に刺さった「四斤山砲弾丸」など、貴重な資料ばかり。
 午前9時から午後5時まで。入館料は一般400円、小中学生100円(湖北地域は無料)。11月4日まで。


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役員になるのはイヤ

減少続ける老人クラブの会員
 長浜をはじめ、県内老人クラブの会員数が年々、減っており関係者を悩ませている。
 県老人クラブ連合会によると今年4月現在の会員数は12万3673人で、対象人口(60歳以上)に占める割合は35・8%。3年前と比べ対象人口は増加する一方、会員数は約1万人も減り、加入率も5・4ポイント下がっている。長浜市も同様の傾向で5年前と比べ、会員数は600人以上減っている。
 入会減とともに、脱会にも拍車がかかっており、この傾向は都市部ほど強く、県内では湖南・湖東。長浜では旧長浜・六荘などの市街地が目立ち、中には町単位で脱会する会もあり、催しなどが運営できない地域も出ている。
 敬遠される理由は▽役員(会長)になるのが嫌▽魅力がない▽働きたいなどのほか、地域での人間関係が希薄になったことがあげられる。
 県連事務局の話「今後、団塊の世代で大量の定年退職者が見込まれるが、60歳といえども働き盛り」。
魅力ある老クに
米原西町で活動
 魅力ある老人クラブにしようと米原西町老人クラブ(久保田實会長・会員数116人)は、会員の活発化に取り組んでいる。
 同会では高齢者を地域社会の重要な担い手とみなし、県老人クラブ連合会から助成を受けボランティア養成講座を開いたり、戦争体験記の発刊や古地図の作成など歴史の伝承、町内美化活動やラジオ体操の参加など、積極的な活動を続けている。
 湖北地域ではこのモデル事業を多和田(米原)との2クラブが実施している。助成金は同クラブに年間10万円、連合会に5万円支給。2年間の継続事業。


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背徳の芸術、妖艶の世界

異端・田口貴大展、30日から曳山博物館
 ヌードや下着姿の妖艶な女性像を描き、独特のエロス世界を構築している作家・田口貴大氏の作品展が30日から長浜曳山博物館で開かれる。市街地で開かれる芸術祭典「アート・イン・ナガハマ」(10月6、7日)を前にした特別企画。
 1958年生まれ、東京芸大大学院日本画科修了の田口氏は、女性の裸体など淫靡な世界を卓越した描画力で表現。エロスという画題だけに保守的画壇から異端扱いされ、道徳的見地からも否定する向きもあるが、国内外の展覧会で入賞を繰り返し、現在、独立美術協会会員。
 長浜では01年のアート・イン・ナガハマのイベント「現代に生きる作家8人展」に出展し、来場者に大きな衝撃を与えた。
 今回はヌード、下着姿の女性の全体像や部位を妖艶に反道徳的に描いた作品、200号から小品まで30点を展示する。主催の長浜芸術版楽市楽座運営委員会は「妖艶な異端の世界が皆さんにどう受けとめられるか危惧する面もあるが、もう一度、芸術を考えていただける機会となれば」と話している。10月8日まで。


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長浜ハザードマップ作成

地震と洪水想定、航空写真使い
 長浜市は地震と洪水を想定したハザードマップを作成し、10月1日全戸配布する。
 ハザードマップは災害による被害を想定し、市民が安全に避難できるよう、被災範囲や程度、避難場所、方法などを地図上に示したもの。
 A1両面サイズ、オールカラーで北部(旧浅井)と南部(旧長浜、びわ)の2種類があり、地震編は琵琶湖西岸断層帯、柳ヶ瀬・関ヶ原断層帯、東南海・南海地震の3パターンの震度分布図。
 洪水編は姉川、草野川、田川の洪水時の広がり方を時系列に示した想定区域図を掲載した。いずれも航空写真やイメージ図を使い、見やすくした。
 3万1000部を作成、製作費は約1900万円。


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環境に優しい米作り

EM愛好家の女性らが初収穫
 EM(有用微生物群)愛好家グループ「チカプニ」(アイヌ語で鳥の集まる所)は環境に優しい自然農法で、今年初めて稲を収穫した。
 グループは太和田美千恵さんをはじめ、EMショップびわこに集う長浜、米原の女性5人がメンバー。余呉町の田んぼを借りて、無農薬で栽培した。
 水田では肥料にEMを使うほか、川に濁水を流さないよう配慮。田植え、稲刈りなどはすべて手作業で行い、昔ながらの足踏み式の脱穀機や唐箕(とうみ)で選別した。
 収穫した米は約4・5俵。太和田さんは「懐かしい味がした」と嬉しそう。


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2007年09月27日

求人の年齢制限、禁止へ

法改正で10月~、雇用拡大を狙い
 雇用対策法の改正で、10月から企業の求人募集・採用における年齢制限が禁止される。中高年や30歳を超えるフリーターなどの雇用機会を広げるのが狙い。
 公共職業安定所だけでなく、民間の職業紹介や求人広告、企業が直接募集する場合にも年齢枠の撤廃が義務化される。違反しても罰則規定はないが、公共職業安定所が指導、勧告できる。
 若者向け洋服店、長距離トラック運転手、高所作業を伴う建設業など、年齢制限が必要な場合は、業務内容や必要な能力などを詳しく記す必要がある。
 しかし、企業はあらかじめ募集する人材の年齢層を絞っていることが多く、求人で年齢枠を撤廃していても、書類選考や面接で差別化を図る可能性がある。ハローワーク長浜では「年齢不問に反対する事業所はないとは言えないが、少子高齢化の中、やみくもに年齢制限すると労働力不足につながる」と話している。


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岩脇に「変身」朝顔?

奥田さん廃桶で栽培
 米原市岩脇のバス停に朝顔のような花が無数に咲き、道行く人の目を楽しませている。
 この花は近くに住む奥田正義さん(74)が育てている南米産のデプラデニア。キョウチクトウ科のつる性植物で、花は朝、濃紺だが夕方には赤くなる変わり種。
 奥田さんは7、8年前から不用となったプラスチック製の漬物桶を植木鉢に、歩道の転落防止柵を支柱代わりに栽培している。
 毎年、7月ごろから咲き始め、最盛期には1200個もの花が歩道を彩る。今週いっぱいが見ごろ。


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第2の人生、仲間と楽しく

「ディスカバー湖北」が会員募集
 湖北町のシニアグループ「ディスカバー湖北」は同世代で「自分を磨きたい」「趣味を深めたい」「やりたいことをみつけたい」メンバーを募集している。
 今後、団塊世代は大量退職期を迎えるが、これまで「仕事一筋」で余裕が無かったせいか、意外と地元のことを知らない人や無趣味の人が多い。そのため、県内では「第2のスタート」を切ろうと、シルバー世代による福祉や生涯学習グループ、NPOなどが増えている。
 同町では50代後半から60代の人たちが中心となり、セカンドライフを仲間とともに楽しく過ごそうとグループを結成。町内の同世代にチラシを配り、入会を呼びかけている。
 計画している主な活動は琵琶湖・自然・歴史・文化などについてのふるさと学習や写真・社交ダンス・健康体操などでの仲間作り、福祉・まちづくりなどのボランティア活動のほか、特産品開発、観光などのまちおこしなど。
 会員の募集は今月末まで。問い合わせは湖北町公民館TEL(78)1287へ。


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イノシシと人間の共生

伊吹で講演会や見学会、展示も
 人間とイノシシの共生を考える「イノシシ祭」が30日、伊吹薬草の里文化センターで開かれる。
 伊吹の源流を考える会(谷口隆一会長)と奈良大学地理学教室の主催。古代伝説「ヤマトタケルと白イノシシ」の舞台となった伊吹山麓で、人間とイノシシが歩んできた歴史を検証する。
 午前9時半からはイノシシの生態に詳しい奈良大・高橋春成教授らによる講演と意見交換。「深くて長いイノシシとの関係」や「イノシシとの攻防」をテーマに、台湾、西表島のイノシシの生態や各地の調理法、被害の現状と防除対策などについて話す。
 午後2時からは大久保のシシ垣(江戸時代、獣除けとして畑に作られた高さ2㍍の垣根)や特産・伊吹大根の栽培を見学する。
 このほか、会場では巨大イノシシの骨や皮、生態地図やポスターの展示など。
 一般参加歓迎。無料。問い合わせは米原市農林振興課・谷口さんへ。


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2007年09月26日

10月にも準備会設置へ

1市6町合併で市長明かす、懇談会も
 長浜市の川島信也市長は25日の定例会見で、伊香・東浅井郡6町との合併を進めるため、10月にも法定協議会の準備会を立ち上げる意向を示した。並行して市民懇談会も市内10会場で開き、その日程を発表した。
 8月に6町長から「一体的なまちづくり」の打診を受けての措置で、川島市長は法定協議会の設立時期については明言しなかったものの、議会との相談のうえ協議会の前段となる準備会の立ち上げを明らかにした。今後、6町と協議に入る。
 懇談会は川島市長以下、副市長、関係各部長が出席し、地方分権や自治体の取り巻く状況、県の合併構想などを説明し、市民と意見交換する。日程、会場は次のとおり(時間はいずれも午後7時半~)。
 【10月】▽10日、六荘公民館▽11日、びわ文化学習センター▽16日、長浜公民館▽18日、市役所浅井支所▽19日、南郷里公民館▽30日、神照公民館【11月】▽6日、西黒田公民館▽7日、北郷里公民館▽8日、神田公民館▽13日、養蚕の館。


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高月で秋風に揺れるキバナコスモス

 JR高月駅東口近くの畑でキバナコスモスの花が見ごろを迎えている。
 地元の女性グループ「ふら輪~フレンズ高月」が300平方㍍に栽培したもの。グループは四季を通じてマリーゴールドやパンジー、ヒマワリ、ラベンダーなどを植えており、今は秋の草花が満開。
 秋風に揺れるキバナコスモスは子どもの背丈ほどに成長しており、ここ1カ月が見ごろ。


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女流棋士会、長浜に遠征

全国6会場に選ばれる、10月6、7日
 日本将棋連盟女流棋士会が今年から初めて開催する全国遠征の会場に、長浜市が選ばれた。同連盟長浜支部の活発な活動が評価された証(あかし)で、10月6、7日、谷川治恵四段、岩根忍初段、藤田綾初段ら女流プロのほか、男性ゲストの神吉宏充六段が訪れる。
 従来、女流棋士会は東京を中心にイベントを開催していたが、ファンとの交流、団塊世代への普及のため、初の全国遠征「女流棋士が行く!紅葉前線将棋めぐりの旅」を企画。今月29日の北海道旭川市を皮切りに、長浜、箱根、京都、仙台、福井の計6カ所を女流棋士が訪れ、将棋大会や指導対局、懇親会などを催す。
 会員約40人が所属する長浜支部(日比野静也支部長)は、長浜サンパレスを会場に定期的に大会を催し、市長杯は40年以上続いている。昨年の「浜湖月」での竜王戦などビッグタイトルの誘致にも成功するなど、熱心な活動で、同連盟本部からも注目されている。
 サンパレスでは7日、指導対局(午前10時半~)、谷川四段と藤田初段の対局(午後1時15分~)、トークショー(同2時10分~)、藤田初段と岩根初段の対局(同2時45分~)などがある。参加希望者は当日会場へ。なお、6日にもプレ・イベントを計画している。
 問い合わせは日比野支部長TEL090(8578)2543へ。


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虎姫防犯隊が発進

駅で街頭啓発
 自主防犯組織「虎姫防犯隊」(伊藤克美隊長)発足後、初の啓発活動がこのほどJR虎姫駅前で行われた。
 虎姫警部交番連絡協議会、長浜署少年補導委員会虎姫ブロック、自転車防犯協会東浅井支部、交通安全協会虎姫支部が中心となり組織。
 自転車盗の多い駅周辺でメンバー15人が駅利用者に、チラシを配布し自転車の鍵のかけ忘れや路上駐車をしないよう呼びかけた。
 今後は毎月、第2月曜に啓発活動を実施する。


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2007年09月25日

山内氏が無投票再選

虎姫町長選、2期目「合併推進」
 任期満了に伴う虎姫町長選は25日告示され、現職の山内健次氏(57)=中野=のみが立候補し、無投票で2選目を果たした。
 選挙事務所の中野公民館前では午前9時過ぎから出陣式が行われ、川島信也長浜市長、南部厚志湖北町長、伊香郡4町長ら支持者約120人が集まった。
 山内氏は合併問題を中心に第一声。「これまで残念な結果を余儀なくされ、申し訳なく思う。新法のもと、県の構想が示された。長浜を核とする1市6町合併は必要であり、望ましい姿。合併は目的でなく、まちづくりの手段。総論は尽くされ、各論に入る時。町、議会、住民がひとつになって進めることで、必ず大きな花が咲き、町が変わってゆく。一生懸命まちづくりに頑張りたい」と2期目への意気込みを語った。
「無投票」という信頼
町民が全権託す1市6町

 山内町長にまず期待されるのは合併問題の早期解決。同町はこれまで「1市12町」「1市9町」「1市8町」「6町」協議でとん挫している。合併新法のもと、県が示した枠組みは長浜を含む湖北1市6町。期限は平成22年3月のため、来年3月までに「法定協議会発足」までこぎつけたいところ。
 この日、応援に訪れた川島信也長浜市長も「市は(1市6町合併への)大勢できていると言って過言でない。あとはビジネスライク(事務的処理)だけ」と述べるよう、川島市長や6町の首長の熱意は感じられるものの、一部地域で温度差があったり、長浜市議会が静観していることも気になる。
 虎姫町長選で今年の湖北地方の選挙は終結し、今後は6町からの積極的なアプローチが展開される模様。山内氏はこれまで議会に対し、「情報を住民にオープンしながら(合併協議が破たんした場合)我が町だけでも、積極的に進める」とし、手段として「長浜市との編入(吸収)合併も選択肢のひとつ」と説明している。
流域治水、改良住宅譲渡、インフラ
 姉川、高時川、田川の3川に囲まれた地域のため、流域治水も重要課題。防災に強い安心、安全のまちづくりを進めるため、住民意識の高揚や防災体制の充実などが望まれる。
 また、現在行われている改良住宅の譲渡や教育施設の充実、担い手農業の育成、駅・市街地を中心とする町の活性化、地域密着型福祉ゾーンの形成、県道丁野・虎姫、長浜線の早期実現など課題は山積。「無投票」の信頼で町民が全権を託した山内氏への期待は大きい。


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報告書、ネットで公開

長浜市議会が政務調査費改革
 政務調査費の使途基準を見直している長浜市議会は案をまとめ、25日、市監査委員に諮問した。領収書の原本添付や、収支、視察報告書のインターネットでの公開など、透明性の高いものとなっている。
 案は「市民から疑義を持たれるような経費は対象外」とし、▽茶菓子を含む交際費▽新聞代▽民間施設の会場費▽海外出張旅費▽事務機器購入費―などを禁止している。収支報告書には領収書の原本を添付し、議員が写しを保管。目的外使用が明らかになった場合、返還義務も定めている。
 これまで公開請求しなければ閲覧できなかった報告書は、市議会のホームページで公開する。監査委員からの答申を待ち、新年度からの運用を検討している。
 市は議員1人あたり月額2万円の政務調査費を支給している。


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新町議10人決まる

木之本町議選
 任期満了に伴う木之本町議選は23日投開票され、新町議10人が決まった。
 当日有権者数は6917人、投票率は84・18%で前回を4・43ポイント下回った。当選者の内訳は現職6、新人4人でいずれも無所属。共産が議席を無くした。
木之本町議選開票結果
当 707 高橋徳繁 57 無新
当 686 谷口源一 60 無新
当 608 松本長治 40 無新
当 535 浅井憲彦 62 無現
当 477 武田正彦 60 無現
当 457 落合武士 54 無新
当 424 村田 学 64 無現
当 410 浅井光男 66 無現
当 407 寺村京子 70 無現
当 373 千田貞之 54 無現
  340 高橋邦男 72 無元
  333 大石栄昭 58 共新


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2007年09月21日

黒字決算も、財政自由度悪化

06年長浜市、合併で人件費11億円減
 長浜市は21日、一般、特別11会計の06年度決算を発表した。10会計で黒字を計上し「堅調な財政運営」(市財務課)としたが、財政の自由度や健全性を示す「経常収支比率」や「実質公債費比率」は悪化しており、さらなる行財政改革が迫られそうだ。
 一般会計は歳入約351億7300万円、歳出344億3800万円で、翌年に繰り越す財源(1億6500万円)を差し引いた実質収支は約5億7000万円の黒字。
 歳入は根幹となる市税収入が法人税の回復などにより前年比約3億円、2・9%増の108億6600万円。
 歳出は1市2町合併効果で人件費が11億円減った一方で、児童福祉や生活保護費などの増大で扶助費が2億6500万円増加。公債費も1億4000万円増えた。
 財政の自由度や弾力性を示す経常収支比率は90・6%で前年度より5・3ポイント悪化。歳出に占める借金の指標となる実質公債費比率も2・2ポイント悪化の15・6%となった。
 貯金である基金の残高は91億6200万円。借金である市債残高は365億7600万円で、市民1人あたり43万円の借金。
 市財務課では「合併で職員が減ったことで人件費は大幅に減り今後も減少傾向だが、扶助費、公債費は増加が見込まれる。さらなる行革を断行しなければ」と話している。
 このほか、特別会計は国民健康保険、介護保険、公共下水道事業など9会計で黒字、老人保健のみ赤字だった。
 長浜市議会9月定例会は21日、最終本会議を開き、一般会計補正予算案など23議案を可決、閉会した。この日提案された06年度決算認定議案は継続審査となった。
 また、「長浜市非核都市宣言」の決議案が議員提案され、可決した。


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恋愛成就のお守り

もう二度とはずれません
伊吹ハートロックキー発売

 伊吹山ドライブウェイと伊吹山寺は恋愛成就のお守り「伊吹ハートロックキー」を22日から販売する。
 伊吹山は昨年10月、NPO地域活性化センターが選ぶ「プロポーズをするのにふさわしい場所全国100選」のひとつ「恋人の聖地」に認定された。
 これに合わせ両者は9合目駐車場に銘板「恋人の聖地」。山頂駐車場に恋愛成就の観音様「恋慕観音」を設置し、カップルへ「恋人の聖地・伊吹山」のPRを行っている。
 伊吹ハートロックキーは恋人同士の心をつなぐ鍵で、鍵穴が無いため、重なり合った2つのハートが、一度、施錠されると二度と外れない仕組み。
 フェルトペンや専用の彫刻道具を貸し出しており、名前やメッセージが記入できる。記名後は恋慕観音のチェーンにぶら下げ、2年間保存(祈念)され、その後は伊吹山寺に奉納される。
 山頂の茶屋で販売。大500円、小450円。


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矢田さんを表彰

彦根伝統産業技術者
 長浜市末広町の蒔絵師・矢田実弘さん(57)がこのほど彦根市伝統的工芸品産業技術者に選ばれ、22日表彰される。
 彦根を代表する地場産業、彦根仏壇の製造に従事し、技術向上に貢献した優秀な技術者を市が表彰するもので、31回目を迎える今年は矢田さんら4人が選ばれた。
 矢田さんは42年間、彦根仏壇の蒔絵に携わり、彦根仏壇工芸コンクールでは最優秀の県知事賞などを受賞している。後進の指導にも熱心で、温厚な性格から兄弟弟子からも慕われている。


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初の「同乗者罪」適用

長浜署、飲酒運転車で帰宅中
 長浜署は19日夜から20日未明にかけ、市内で飲酒検問を行い、県内で初めて飲酒運転の「同乗罪」を適用、男性1人を検挙した。
 19日からの改正道路交通法に伴い、全国で一斉飲酒取締が行われ、県内では34件の交通違反があった。
 内訳は酒気帯び運転8、無免許6、携帯電話の使用5、その他15件。飲酒無免許で1人が逮捕された。
 長浜市内では20日午前2時すぎ、飲酒運転の車に同乗していた会社員を検挙した。会社員は運転手と市内の飲食店をはしごした後、自宅に帰る途中だった。男性は新法が施行されたことを知っていたらしい。
 改正された道交法では運転者が酒を飲んでいることを知りながら、車への同乗を依頼した場合、同乗者に2年以下の懲役または30万円以下の罰金が課せられる。
 このほか、飲酒運転などの罰則も強化された。


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「郵便局強盗が逃走」を想定し訓練

 長浜市高畑町の浅井北郵便局で20日、強盗訓練があり、郵便局と長浜署が合同で犯人を逮捕した。
 訓練は署員扮する男が局内に押し入り、局員に刃物を突き付け、現金を奪った後、仲間の運転する車で逃走した、との想定で行われた。
 局員は金を奪って逃走する車にカラーボールを投げつけたほか、到着した署員に犯人の特徴を伝えた。
 一方、長浜署では県警通信司令室からの緊急配備を受け、犯人の車を空き地に追い込み、取り押さえた。


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2007年09月20日

豚肉輸入で14億円脱税

長浜の食肉卸会社、社長宅を捜索
 大阪地検特捜部は20日朝、巨額脱税の疑いで、長浜市新栄町の食肉卸会社社長・冨義明容疑者(60)を逮捕した。脱税額は14億円余とみられ、容疑を認めている。
 昨年1月から11月までの間、カナダから冷凍豚肉約800㌧を輸入した際、「差額関税制度」を悪用し、約14億3000万円を脱税した疑い。
 差額関税は1971年の輸入自由化で、国内産豚肉の値崩れを防ぐ目的で創設されたもので、安い輸入豚肉には政府が設定した「基準輸入価格」と同額の関税を課すが、高い輸入豚肉には定率関税を課す。
 輸入申告の際、インボイス(仕入れ書)を偽造し、実際の購入価格より不正に高価格に申告することで、課税を免れる手口。99年ごろから同社や別会社名義で同様の不正を繰り返し、脱税総額は100億円規模の可能性があるとみている。
 輸入豚肉に関する脱税はBSE感染不安などで消費が伸びている豚肉市場で急増。この制度を悪用し、安い豚肉を高値に偽装申告して脱税。04年に日本ハムの子会社「南日本ハム」、05年に名古屋の食肉卸会社「フジチク」が捜査を受けている。
 社長宅は住宅街の片隅。この日午前7時ごろから捜査員5人が自宅や事務所を捜索し、ダンボール箱1箱分の書類を押収した。
 民間信用調査機関によると、同社は冨容疑者が社長を務める別の食肉卸会社の輸入卸部門として99年に設立。昨年4月期の売上高は約90億円。


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熟年パワーで10周年

市街地のプラチナプラザ4店舗
 長浜市のゆう壱番街商店街の一角で、熟年世代が経営する店舗「プラチナプラザ」がオープンして、今年で10周年を迎えた。
 プラチナプラザは、手づくり料理の「おかず工房」、地場野菜を販売する「野菜工房」、リサイクル品を扱う「リサイクル工房」、交流と憩いの喫茶店「井戸端道場」の4店舗からなる。
 1996年の「北近江秀吉博覧会」でシルバー・コンパニオンとして活躍した熟年世代が「閉幕後も生きがいがもてる仕事を」と発起し、市などの支援を受けて商店街の空き店舗を改装してスタートした。名称は「シルバーを磨いてプラチナに」との思いが込められている。現在、近隣に住む50代から80代の31人がスタッフとして働いている。
 店舗改修資金こそ行政の補助を受けたが、経営はスタッフの出資金(1人5万円)を元手に、完全な独立採算方式。熟年パワーを商店街の活性化に採用したユニークな取り組みとして、全国各地からの視察が絶えない。
 元呉服店を改装した井戸端道場では60、70代の女性6人が交代で切り盛りしている。当初はコーヒーのみのサービスだったが、客の要望に応じるうちに、ピラフやうどん、丼など28種類に。今年も牛丼やクリームソーダが新メニューに登場した。
 店長は毎月の交代制で、9月の店長、若山美寿ゑさん、大江佳子さんは「地元の方や全国からの観光客など、いろんな人との出会い、おしゃべりが楽しく、元気をもらっている。やりがいのある仕事」と胸を張り、「手足が動く限り、続けたい」と話している。
22日から記念事業 おはぎ提供など
 プラチナプラザはオープン10周年を記念し、22日から24日までの3日間、記念事業を行う。
 湖北産新米の進呈(23日午前10時~、野菜工房)、おはぎ無料振る舞い(同、おかず工房)、2割引きセール(3日間、リサイクル工房)、コーヒー半額(3日間、井戸端道場)、大売出し(ゆう壱番街商店街)など。


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重油流出、緊急対策終了

びわ学校給食C、5千万円かけ
 長浜市教委は19日、びわ学校給食センターで発生した重油流出事故の緊急対策を終了した、と発表した。
 昨年10月20日、同センター周辺で、大量の油膜が見つかり、その後の調べで平成4年、重油配管の破損で1万㍑の重油が地下に浸透していたことが判明した。
 緊急対策は流出した油水の処理、近隣井戸の水質調査、汚染水路の改修、敷地外流出の遮断、土壌の入れ替えなど。地元自治会に報告し了解を得た。
 これまでに油水1万3630㍑、油泥291㌧を回収。今後、施設下部に残留する重油の流出対策として回収枡や検知枡などを設置。残留する汚染土壌は新給食センター建設後、施設を解体し入れ替える予定。
 汚染土壌の処分費、排水路回収整備などの費用は約5000万円。


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欽ちゃん金曜ナイター

OBC高島と対戦、皇子山で
 社会人野球チーム、高島OBCと人気球団・茨城ゴールデンゴールズの試合が28日午後6時半から大津市の皇子山球場で行われる。
 大リーガー・大家友和投手がゼネラルマネージャーのOBCとタレント・萩本欽一さん率いるゴールデンゴールズの3度目の対戦。ゴールデンゴールズは今年の全日本クラブ野球選手権でチャンピオンになっている。
 特別指定席2200円(残席少)、ネット裏自由席1700円、自由席(内外野席)一般1200円、中学生以下700円、小学生以下無料。前売りは各席200円引き。チケットはチケットぴあ、ローソンチケットで販売中。問い合わせはOBC高島事務局TEL0740(24)7165へ。


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2007年09月19日

全国盲人写真展、心眼で捕える一瞬

文産会館ロビーで、30日まで
 目の不自由な人が撮影した写真を紹介する「全国盲人写真展」が19日から米原市の文産会館ロビーで始まった。30日まで。
 日本文化協会が毎年開催している写真展の入賞作63点を展示。風景や人物、祭、動物、昆虫などの一瞬を「心眼」とも呼べる感性で捕えた作品が並んでいる。
 「盲人に写真が撮れるの?」「信じられない」というのが大方の反応だが、盲人写真家はハンディを情熱で克服し、視覚以外の感覚を研ぎ澄ます。人の足音、話し声、息づかいをなどの物音によって被写体の方向や距離を読み、指で触れて物の形を確認。肌で感じる陽射しの温かさから太陽の位置を判断し、盲導犬の反応や、家族、仲間の助言で、シャッターチャンスを狙う。
 なお、同展では写真と一緒に立体コピーも展示。カメラメーカーが開発したシステムで、画像を隆起させることによって、目が不自由でも、手で触れることで写真を楽しめる。
 午前9時から午後5時まで。


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解散総選挙、民主政権

国際政治学者・中西教授が予測
 国際政治学者で京都大学大学院教授の中西輝政氏の講演がこのほど、米原市の文産会館で開かれ、「解散総選挙は必ず近く行われ、民主党政権が誕生する」と予測した。
 同氏は親米保守のオピニオンリーダーで安倍晋三首相のブレーンとされており、「滋賀ビジネスパートナー」のゲストとして招かれ、「経済大国、日本の将来」をテーマに話した。
 首相の辞任については「安倍さんはリーダーの資格がなかった」とばっさり。ブレーンの一人だと言われたことに「一部のマスコミが取り上げたこと。安倍政権にはほとんど関係を持たなかった」と述べた。
 23日の自民総裁選は「福田内閣が誕生するだろう」とした上で、「小泉改革をどのように継続し、経済政策を行うのか注目したい」と語った。
 また「解散総選挙は必ず近く行われる」「その時、高い確率で政権交代が起こるだろう」と、民主政権の誕生を予測した。
 日本の直面しているアメリカ追従と東京の一極集中問題をあげ、「日本人が今後、どのように自立するのかが問われている」「国家の自立を考えない風潮が長く続いてきた。自立した安全保障や外交が日本の政治家に求められる」と語った。


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長浜文芸会館、また休館

来年4月~、アスベスト除去工事
 昨年、アスベスト除去工事のために半年間、休館していた長浜文芸会館が、来年4月から再び、休館することになった。国の法改正でアスベスト含有量の規制が厳しくなったため、改めて除去工事を行う。
 昨秋、労働安全衛生法の改正で建築材料のアスベスト含有量が1・0%から0・1%に規制された。
 市の計画では、来年4月1日から9月30日までを休館とし、アスベスト除去と合わせて空調設備などの改修も行う。
 同館は昨年、県から市の移管に伴うアスベスト除去工事のため、4月から9月まで休館し、利用者を悩ませていた。


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辻大樹君ら特選に

長浜市選挙啓発ポスター
 長浜市選挙管理委員会は市内の小中学生を対象に募集していた選挙啓発ポスターの入賞者を発表した。
 【小学生】▽特選=辻大樹(長浜6)▽優秀=川村凪彩(長浜北6)、村居凌太(同)、藤居美奈(同4)、中村明日香(長浜6)【中学生】▽特選=大橋佳苗(南3)▽優秀=池崎智久(東1)、中川夏帆(西1)、小八木美紗姫(南3)、伊吹有加(同2)。
写真は左が大橋佳苗さん、右が辻大樹君の作品


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2007年09月18日

滋賀県、10代の献血率、全国最下位

20代はワースト2、深刻な若者離れ
 厚生労働省の発表で献血者数が昨年、初めて500万人を下回ったが、滋賀でも過去最低の約4万6000人、15年前の約7万人に比べ大きく落ち込んでいる。特に10代の献血率が全国最下位、20代もワースト2と、若者の献血離れが深刻化している。
 献血者数は全国的に微減傾向で、特に10~20代の若者層の減少が著しい。少子化に加え、海外渡航、ピアス、服薬などを理由に献血を制限する安全対策の強化も、減少に拍車をかけている。
 県内では輸血用血液の在庫が慢性的に不足し、臨時献血や他府県から譲り受けることも。今夏も8月下旬に不足し、県庁内で急きょ献血していた。
 県内の06年度の世代別献血率(人口に占める献血者の割合)と都道府県順位は▽10代=2・7%、47位▽20代=5・5%、46位▽30代=6・3%、44位▽40代=5・9%、40位▽50代=4・4%、19位▽60代=1・8%、9位―で、若年層での献血離れが目立っている。
 同省が10~20代を対象に行ったアンケート調査では「針を刺すのが痛くて嫌」(29%)、「不安だから」(28%)などが上位を占めており、県医務薬務課では「まずは若者に正しい知識を身に付けてもらえるよう、学校での啓発に力を入れたい」と話している。


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12人が立候補

木之本町議選
 任期満了に伴う木之本町議選は18日告示され、定数(10)を2人上回る12人が立候補し、選挙戦に突入した(同日正午現在)。
 内訳は現職6、新人5、元職1。立候補の届け出を済ませたのは表の皆さん。
木之本町議選立候補者(定数10)
浅井憲彦(62) 田 部 会社役員 無現
武田正彦(60) 木之本 新聞販売 無現
村田 学(64) 千 田 会社役員 無現
大石栄昭(58) 廣 瀬 会社員 共新
千田貞之(54) 木之本 自営業 無現
落合武士(54) 黒 田 自営業 無新
松本長治(40) 杉 野 自営業 無新
浅井光男(66) 田 部 建設業 無現
谷口源一(60) 古 橋 会社員 無新
高橋徳繁(57) 西 山 農 業 無新
寺村京子(70) 木之本 会社役員 無現
高橋邦男(72) 黒 田 農 業 無元


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「長生きしてね」

地福寺町で子ども達
 「敬老の日」(17日)に合わせ、長浜市の地福寺町自治会(西堀毅会長)は16、17日、町内の70歳以上のお年寄り138人に、地元の子ども達が書いた手紙をプレゼントした。
 同自治会福祉担当の伊吹かよ子さんらが、町内のお年寄りにお祝いのメッセージを呼びかけ、小学生59人が協力。「運動会を見に来てください」「たくさん食べてたくさん笑っていつまでも長生きしてください」といったメッセージに、折鶴やイラスト、似顔絵などを添えた。
 自治会役員が手分けしてお年寄り宅を訪問し、お祝い金と一緒に手渡した。町内最高齢の寺本松一さん(97)は「わざわざ、ありがとうございます。大変嬉しいです」と話していた。


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検察側、死刑を求刑

長浜園児刺殺事件の論告公判
 長浜市の園児刺殺事件で殺人罪などに問われた鄭永善被告(35)の論告求刑公判が18日、大津地裁(長井秀典裁判長)であり、検察側は「何の罪もない、いたいけな幼児2人を残虐な手段で殺害しており重大悪質である」と死刑を求刑した。午後には弁護側が最終弁論する。
 公判は犯行時の責任能力の有無が焦点となり、弁護側は精神鑑定を請求。一方、検察側は一貫して「計画的犯行で完全責任能力があった」と主張していた。
 鄭被告は2月2日の初公判で「砂人形を刺した」などと起訴事実を否認していたが、今月11日の被告人質問で初めて一部容疑を認めたほか、被害者家族に謝罪の弁を話している。
 起訴状によると昨年2月17日朝、保護者が交代で行っていたグループ登園で、鄭被告が長女と一緒の車に乗っていた市立神照幼稚園に通う武友若奈ちゃんと佐野迅君(いずれも当時5つ)を包丁で刺殺した。判決は来月16日言い渡される。


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農済参事が掛け金横領

被害は3千万円余、遊興費に?
 長浜署は16日、業務上横領の疑いで、長浜市末広町の湖北農業共済組合参事兼事業第2課長・中山俊治容疑者(56)を逮捕した。容疑を認めており、「ほかにも十数件約3000万円余りを横領した。ギャンブルや遊興費に使った」と話している。
 2005年9月から今月までに、伊香郡内の営農組合から集金した農機具共済の掛け金約180万円を横領した疑い。
 今月11日、営農組合からの問い合わせで事件が発覚。湖北農業共済組合が16日午前、被害届を同署に届けたところ、同日午後、出頭してきた。
 中山容疑者は同共済組合の事務方トップ。西浅井町職員を経て、90年から伊香共済組合に出向。01年の広域合併で改編され、現職に就いた。同共済組合は湖北2市2郡の農業共済事業を行っており、組合員は約7500人。本所は虎姫町五村。組合長は寺田昭信氏。
 同共済組合の話「全組合員に詫び状を発送し、謝罪したい。内部調査で事件の全容を解明するともに、再発防止に向け取り組みたい」。


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樋口満智子さんら特選

多賀大社観月祭、俳句・短歌で
 多賀大社、観月祭の俳句、短歌の入選作品がこのほど決まった。
 湖北地域からは俳句の部で長浜の樋口満智子さんと高月の丸山義三さん、短歌の部で米原の三輪幸江さんの作品が特選に選ばれた。他の入選、佳作は次の皆さん。
 【俳句】
 ▽入選=成宮義雄(米原)、横田キミ子(長浜)、成宮建男、日比陽子、前川昌子(以上米原)。
 ▽佳作=矢野芳月(米原)、東山啓子(木之本)、北川久旺(長浜)、奥村和子(米原)、村川貞子(同)、平塚一枝(長浜)、長蓮水(長浜)。
 【短歌】
 ▽入選=木村諄子(長浜)、上松多美枝(高月)。
 ▽佳作=粟津久子(西浅井)、清水美子(長浜)、川瀬登美子(米原)、橋場冨美子(長浜)、藤居睦美(同)、山岡みわ子(高月)、中村千恵子(西浅井)、光明和香子(長浜)、前川昌子(米原)。


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2007年09月15日

論告求刑、最終弁論は18日

長浜の園児刺殺事件、来月16日判決
 長浜市の園児刺殺事件の論告求刑公判は18日午前10時から開かれる。極刑を求める被害者園児の家族。一方、精神鑑定で「心神耗弱」状態だったとされる鄭永善被告(35)。検察側の論告求刑と弁護側の最終弁論が行われる。
 殺人罪などに問われた鄭被告はこれまで起訴事実を否認していたが、今月11日の公判で「子どもを刺した」として一部事実を認め、謝罪の言葉を述べた。しかし、殺意については「軽く突いただけ。殺すつもりはなかった」と否定した。
 鄭被告はこれまでも意味不明な言動を繰り返している。法廷でつばを吐いたり、傍聴席を睨みつけ「砂人形を刺した」「2人は生きている」「刺しても血は出なかった」「耳栓が無罪だと言っている」などと主張。
 弁護側は過去の通院歴などから「統合失調症で善悪を判断する能力が著しく低下していた」とし、事件当時、心神耗弱状態だったという精神鑑定の結果を強調。無罪を主張すると予想される。
 検察側は鄭被告が事件直後、警察の取り調べに対し、犯行を認めていたため、「被告の行動に不自然さはなく、動機もはっきり述べている」と再鑑定を請求したが、却下されている。
 犠牲になった園児2人の両親は10日、涙ながらに証言台に立ち、鄭被告の極刑を求めた。
 両親は「この手で2人の受けた恐怖や痛みを被告に味わせたい」「罪のない子どもたちの命を奪った。自分の命で償ってほしい」と悲痛な叫びで訴えた。
 また、精神鑑定に対しても「病気だから罪が軽くなるのは絶対納得できない。大切な命を奪われ、病気だから仕方ないと思う人はいない」と憤りを露わにしている。
 起訴状によると昨年2月17日朝、保護者が交代で行っていたグループ登園で、鄭被告が長女と一緒の車に乗っていた市立神照幼稚園に通う武友若奈ちゃんと佐野迅君(いずれも当時5つ)を包丁で刺殺した。
 全国を震撼させた事件の求刑は来月16日、1年8カ月の歳月を経て、言い渡される。


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元気いっぱい!

5小学校で運動会
 長浜、東浅井の5小学校で15日、運動会が行われた。
 湯田、虎姫と湖北町の3小学校で行われたが、台風11号の影響で時折、風雨が強まるあいにくの天気。
 児童たちは雨にも負けず、かけっこや玉入れ、綱引きなどに、元気いっぱい汗を流していた。
 なお、残る長浜市内の小学校(北郷里除く)は22日に運動会がある。


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グルメ、養生訓など30点

長浜図書館で江戸時代の古書展
 長浜市朝日町の長浜図書館は26日までロビーで、江戸時代の書籍を展示している。
 長浜城歴史博物館が所蔵する古書約30点を並べている。中国の医学書をもとに長生きの秘訣をまとめた「養生訓」(1713年)、料亭の主人が献立や料理のコツを記した「江戸流行料理通」(1822年)のほか、近江商人が綴った随筆集、貨幣など550点を紹介した図録など。
 政治的安定を迎えた江戸時代は、趣味、教養、娯楽としての本の需要が高まったものの、庶民には高価なため、貸し本屋で借りるのが一般的。同館では「当時の人々がどんな本を読んでいたのか、江戸時代の生活を垣間見てみませんか」と呼びかけている。


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テオリアで久留米絣展

素朴で自然の温かみ香る織物
 長浜市神前町、生活工芸館テオリアは伝統の木綿織物「久留米絣(くるめがすり)」作品展を開いている。
 久留米絣は約200年前に誕生。縦糸、横糸をそれぞれ染めてから手織りし、丈夫で長持ちするのが特徴で、色合いは素朴で温か。
 東京・下北沢を拠点に久留米絣を制作、販売している工房「藍木野(あきの)」がワンピースやジャケット、バッグなど70点余りを展示している。若草や紺など自然色に溢れ、新しくもどこか懐かしいデザイン。午前10時から午後4時まで。火曜休館。


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2007年09月14日

ヴォーリズ設計の洋風建築

新「鍾秀館」の概要決まる、来秋完成
 長浜出身の実業家・下郷傳平が設立した財団法人「下郷共済会」=下郷傳平(壽太郎)理事長=は14日、市内朝日町の北国街道沿いに建設を計画している新「鍾秀館」の概要と完成予想図を発表した。
 戦前の米国人建築家ヴォーリズの設計思想を受け継ぐ「一粒社ヴォーリズ建築事務所」(大阪市)が設計を手掛け、洋館のデザイン。鉄筋コンクリート造2階建て、延べ300平方㍍。資料展示室、会議室、和室、研究員作業室のほか、財団本拠事務室を設ける。来年秋の完成予定。
 下郷理事長は「創立者の遺志を継いで長浜の地から全国へ踏み出した近江商人の気概、明治人のロマンを後世に伝えたい」と語っている。
 初代・下郷傳平(久道)は製糸会社を設立して財を築き、貴族院議員としても活躍。社会への利益還元を唱えて公共施設の建設、道路や橋の整備などに巨額を寄付した。遺志を継いだ2代目・久成が1903年(明治36)に共済会を設立し、困窮者救済、育英奨学金の給付など社会福祉の向上に尽力。市内に図書館のほか、博物館と美術館を兼ねた旧・鍾秀館を建設した。共済会の活動は戦後休眠状態だったが、1994年から再開。現在は、元浜町の一角に鍾秀館を開設している。


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