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勤務医不足に悩む病院

若手は都会、ベテランは開業
 県内の総合病院で医師不足が悩みの種となっている。「若手ドクターは都会に集中し、ベテラン医師は開業」という傾向にあり、地方の勤務医離れが進んでいる。
 木之本町の湖北総合病院では産婦人科医が2年前から不在。ここ3年間で5人が退職しており、夜間の救急医療も満足に対応できない。
 彦根市立病院も産婦人科医が3月から1人になるため27日、分娩の受付を断念することを明らかにした。
 守山市の県立小児保健医療センターの小児眼科と、県立成人病センターの神経内科では、退職する常勤医の後任のメドが立たず、現行の診療体制の維持が危ぶまれている。
 医師不足の背景には2年前に始まった臨床研修医制度があり、免許取得後の新人医師が自由に研修先を選択できるようになった結果、出身大学に戻る医師が減る一方、東京や大阪といった都市部の病院に集中。
 また、勤務医の中には総合病院の不規則な労働条件を避け、開業する傾向になっており、県内だけでも1年間で23(05年3月現在、歯科含む)の診療所が増えている。
 産科医不在に悩む病院の中には、5000万円余りの年俸を出す所も出現。長浜市では産科医を確保するため、勤務医に1分娩あたり最大5000円の手当を支給している。


2007年02月28日 14:48 |


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