滋賀夕刊新聞社は滋賀県長浜を中心に政治、経済、文化の情報をお届けする新聞です。



2007年02月28日

春到来!豊公園で梅開花

 長浜市の豊公園で梅の花が咲き始めた。梅園には紅梅、白梅計150本が植えられており、温かな陽気に誘われて、早くも1~2分咲きとなっている。公園事務所によると、例年より2週間ほど早い開花で、慶雲館で開催中の長浜盆梅展が閉幕する3月11日に見ごろを迎えそう。
 春を思わせる好天に包まれた28日、豊公園では梅の花を眺めながら散歩を楽しむ市民の姿が見られた。


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勤務医不足に悩む病院

若手は都会、ベテランは開業
 県内の総合病院で医師不足が悩みの種となっている。「若手ドクターは都会に集中し、ベテラン医師は開業」という傾向にあり、地方の勤務医離れが進んでいる。
 木之本町の湖北総合病院では産婦人科医が2年前から不在。ここ3年間で5人が退職しており、夜間の救急医療も満足に対応できない。
 彦根市立病院も産婦人科医が3月から1人になるため27日、分娩の受付を断念することを明らかにした。
 守山市の県立小児保健医療センターの小児眼科と、県立成人病センターの神経内科では、退職する常勤医の後任のメドが立たず、現行の診療体制の維持が危ぶまれている。
 医師不足の背景には2年前に始まった臨床研修医制度があり、免許取得後の新人医師が自由に研修先を選択できるようになった結果、出身大学に戻る医師が減る一方、東京や大阪といった都市部の病院に集中。
 また、勤務医の中には総合病院の不規則な労働条件を避け、開業する傾向になっており、県内だけでも1年間で23(05年3月現在、歯科含む)の診療所が増えている。
 産科医不在に悩む病院の中には、5000万円余りの年俸を出す所も出現。長浜市では産科医を確保するため、勤務医に1分娩あたり最大5000円の手当を支給している。


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2007年02月27日

E・ハンソンさんが講演

3月21日、長浜で「水環境市民の集い」
 タレントやNPO活動で知られるイーデス・ハンソンさんによる講演会が3月21日午後3時10分から長浜文芸会館で開かれる。
 この日は、長浜市が定める「環境にやさしい日」で、市のほか、長浜、長浜東両ロータリークラブ、ながはまアメニティ会議の共催で「びわ湖・水ルネッサンス―水環境市民の集いin長浜」と銘打って、様々な催しを企画している。
 イーデスさんはインド北部出身で、1960年に来日しタレント活動を開始。ユニークな大阪弁と鋭い論表で、テレビやラジオ、雑誌対談で人気を集めた。その後は、人権団体「国際アムネスティ」日本支部長を経て、2004年にNPO「エファジャパン」を設立。ベトナム、ラオス、カンボジアの3カ国で「アジア子どもの家」を展開し、子ども達への教育支援活動を実施している。現在、NHK朝の連続ドラマ「芋たこなんきん」にも出演中。
 イーデスさんは「水環境にやさしい暮らし方」をテーマに話す。無料。入場券は市内の公共施設で配布中。先着400人。
 「環境にやさしい日」の関連イベントは次のとおり。
 【ヨシ植え】午前9時~長浜港周辺、定員50人、申し込みは市環境保全課(65)6513へ。
 【水環境フォーラム】午後2時~長浜文芸会館、定員400人、発表会「早崎ビオトープの成果と現状」、イーデス・ハンソンさん講演。
 【ビアンカに乗って環境学習】午前9時、長浜港に集合し、竹生島を目指す。琵琶湖の水、カワウ問題などを考える。対象は小学4~6年とその保護者。定員100組。無料。申し込みは5日までに長浜東ロータリークラブ(63)3500へ。
 【水環境展示会】18日~25日、長浜文芸会館。長浜市水生生物少年少女調査隊パネル展、早崎ビオトープパネル展、台湾湿地保全事業展など。


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敬老祝金半減など35議案

長浜市議会定例会、3月2日開会
 長浜市は3月2日午前10時から市議会定例会を召集し、総額330億円の2007年度一般会計予算案など35議案を提案する。
 予算関連は07年度の一般会計、特別会計、事業会計、06年度の補正予算など17件。
 条例関係は、80、88、90、99歳到達者と、100歳以上の長寿者に贈っている敬老祝金1万円を半額の5000円に減額する祝金条例改正案や、市立幼稚園の預かり保育料を月額5000円(8月のみ1万円)とする保育料条例改正案など計14件。敬老祝金の減額で06年度比578万円の経費を節約し、その分を介護予防事業に充てる。
 市議会の日程は13~15日が会派代表質問、個人質問、23日が最終本会議。
長浜市が組織機構を再編
 長浜市は4月から組織、機構を見直すため、条例の一部を改正。現行の8部58課(室)体制を6部41課(室)へとスリム化を図る。部は「地域振興」「農林水産」の2部を廃止し、「商工観光」を「産業経済部」に改める。課(室)は副市長(旧助役)直属の秘書室を新設し、「道路」と「河川」を「道路河川課」に統合するなどで17課を減らす。
 さらに、浅井、びわ両支所の機能を見直し、地域性の高い事務や窓口業務を除く機能を本庁に集約し、従来の各6課を各3課に再編する。
 また、教育委員会の生涯学習課、市民スポーツ課を「生涯スポーツ課」に統合して業務を市長部局に移管する。


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浅見選手、春のセンバツ

米原出身、北大津のショート
 米原市下多良の浅見佳祐君(16)は、3月23日開幕する第79回選抜高校野球大会に北大津高校のメンバーとして出場する。
 小学3年から地元、米原スポ少で野球を始め、中学では東近江市の硬式野球クラブ・オーミボーイズに所属。高校では「俊足強肩」を生かし、1年生ながら2番・ショートに定着し、昨秋の近畿大会ベスト4進出に貢献した。
 チームの持ち味は機動力を生かした攻撃と堅守。父の省之(よしゆき)さんは「甲子園では悔いの残らぬよう、精一杯頑張ってきてほしい」とエールを送っている。


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2007年02月26日

今年も市民債を発行

長浜南小改築の3億円を募集
 長浜市は4月13日から住民参加型ミニ公募債「きらり長浜市民債」の購入申し込みを受け付ける。2006年に続く2回目で、3億円を発行する予定。
 ミニ公募債は02年から認められた制度で、地方自治体が地元住民から事業資金を調達するシステム。住民の行政への参加意識の高揚、資金調達の選択肢の多様化などのメリットがあり、住民からは比較的金利の高い商品として注目を集めている。同市では06年度に初めて、長浜南小の改築事業費として市民債1億円(利率1・4%)を募集し、約3億円の応募があった。
 4月から募集するのも南小改築事業費で、利率は国債利回りを参考に4月中旬に発表する。利払いは年2回(5月、11月)、償還は5年満期の一括。購入は1万円単位で200万円まで。購入できるのは市内に在住、在勤の20歳以上の個人か、市内に営業所のある法人。
 応募は、往復はがきに住所、氏名(法人名)、電話番号、年齢、購入希望金額、勤務先を記入のうえ、〒526・8501長浜市総務部財政課へ。4月13日から20日まで受け付けし、応募多数の場合は抽選する。


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最新の研究開発棟が完成

三菱樹脂長浜工場に、15億円投資し
 長浜市三ツ矢町の三菱樹脂長浜工場に新しい研究開発棟が完成した。
 創業60周年を迎えた同社が次世代に向けた高機能商品の開発拠点として建設した。研究棟では、同社の技術基盤の高分子材料設計、多層化・複合化などの技術力の強化と、新商品の開発などに取り組む。
 建物は3階建て7020平方㍍で、1階はエントランス、新商品試作ライン、2階は実験室と新商品展示場、3階は実験室、事務所など。研究員110人を配置する。投資金額は約15億円。


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2007年02月23日

長浜市2007年予算  5.3%減のスリム化

一般会計330億円、市債残高も減少
 長浜市は23日、2007年度当初予算案を発表した。一般会計の総額は前年度比5・3%減の330億円。小学校改築や駅舎整備などの大型工事が終わったことから、大幅にスリム化された(以下、100万円未満切り捨て)。
 市が自由に使える一般財源は、税源移譲や定率減税の廃止に伴って市税収入が前年度比12・4%増の115億1400万円となったが、国の改革で、地方交付税や臨時財政対策債、減税補てん債、地方譲与税が大幅に削減されたため、トータルでは2億4600万円、1・2%減の200億6200万円となった。
 一方、歳出は公債費38億6400万円(前年度比7・0%増)、扶助費46億0800万円(同2・4%増)などの義務的経費が財政の自由度を制約した。
 最終的に15億円の収支不足が生じたため、人員削減や寒冷地手当の廃止、行政経費節約で、支出を総額6億1000万円減らした。残りの不足分8億9000万円を基金の取り崩しなどでまかなった。
 市の借金となる市債発行額は防災行政無線整備や長浜南小・びわ幼稚園改築、長浜駅舎整備などのハード事業の終了や、国の圧縮方針により、前年比11億3300万円減の22億3500万円と3分の2に減少。このため残高も9億円余り減少して357億円となり、バブル崩壊後の景気対策で右肩上がりに増え続けていた残高が初めて減少に転じた。
 市の貯金である基金は、多目的に使える財政調整基金には手をつけず温存し、減債基金からは財源不足への対応のため8億円を取り崩した。07年度末の残高は両基金合わせて63億7300万円の見込み。
市民体育館リニューアルなど
2007年度の主要・新規事業

デジタル移動系防災行政無線整備=2億1600万円
保育所待機児童の解消=9311万円
市立病院への放射線治療装置整備=6億0000万円
北郷里小体育館・プール改築=4億0860万円
下草野小体育館改築設計=1000万円
長浜文芸会館改修=1億5000万円
市民体育館リニューアル=3700万円
大通寺太鼓楼修理工事=7500万円
外国人児童生徒教育サポート=1398万円
明治ステーション通り整備=2200万円
産直びわみずべの里増築=3240万円
竹生島カワウ被害防止=1600万円
長浜駅駐輪場整備=1億2000万円
田村駅駐輪場・トイレ整備=5000万円
びわ学校給食センター重油流出対策=5000万円


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59億円でまちづくり

湖北町、一般会計は31億、6億減
 湖北町は26日開会の定例議会に2007年度、当初予算案を提案する。一般会計は31億2000万円で前年比16・2%、6億円の減となった。
 特別会計は27億9900万円(前年比0・1%、200万円減)で総額59億1900円でまちづくりを進める。一般会計が大幅に減少したのは速水小移転改築が完了したため。過去最高の町税収入を見込む一方、福祉に充てる扶助費や庁舎、文化センターの公債費(借金)の増加で例年並みの予算額となった。
 施策4本柱は▽健康づくり▽子育て支援▽産業の振興▽自治の確立、住民参加。主な事業は次のとおり(単位=万円)。
 ▽健康づくり大学=200▽人間ドック助成=30▽地域子育て支援センター設置=760▽出産祝い金=200▽スマートインターチェンジ構想(研究)=12▽河毛駅周辺整備=2200▽小谷山登山道整備=1300▽小谷小耐震工事(設計)=1200。
湖北町3月議会
 湖北町議会は26日午前10時開会、会期は3月8日までの11日間。一般質問は2日午前9時から。議案は予算13、条例9、規約6の計28件。


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ゴミ袋完全有料化へ

09年後期、4月からは60枚に
 湖北広域行政事務センターはゴミ袋の無料配布を2009年度で廃止する方向で検討に入った。
 無料配布全廃の理由としては全国的にゴミ処理有料化の動きがあることや、経費削減、ゴミの減量化などを推進させるほか、世帯人数に比例していない配布枚数の不公平感を無くすため。
 有料化に対しては3月1日開会の定例議会に2007年度からゴミ袋の無料配布枚数を80枚から60枚への減量を提案。受益者の反応などを見ながら、09年度後期を目標に全廃する考え。
 現在、管内では2人までの世帯は小袋、3人以上は大袋をそれぞれ80枚配布しており、追加購入の場合は小袋1枚60円、大袋1枚100円が必要。
 完全有料化した場合、小袋は1枚25円、大袋は1枚36円程度になる見込み。 


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2007年02月22日

少子化の原因は食物

「肉より野菜」で出生率向上
 滋賀医科大学の田畑良宏教授はこのほど、虎姫高校の出前講座で「少子化は現代の肉食化が大きな原因」と新説を展開した。
 少子化は女性の晩婚や共稼ぎ、育児の金銭的な負担など社会的要因が関与している、と思われがちだが、同教授は文明進化に伴った食生活の変化が要因と考え▽日本人の食事の変遷(食料事情)と出生率▽食事の栄養素▽食物連鎖―に着目した。
 厚生労働省などが過去50年間、調べたデータによると肉類などに含まれる脂肪、タンパク質の摂取量が増大すると出生率が低下する一方、穀類に含む炭水化物の摂取量が増加すると出生率は飛躍的に増加する。
 また、世界的な規模でみても肉食主体の裕福な国は出生率が低く、穀類を主食とする貧しい低開発国は人口増加に苦しんでいる。
 この現象は食物連鎖とも関係。人間はこの三角ピラミッドの頂点に立つ生き物で、人が生きるためには多くの動植物を犠牲にしなくてはならない。動植物の基となる元素・窒素とリンは地球上に生存可能な生物の数を制限している。自然の摂理から言えば近年の肉食化(栄養の摂りすぎ)は自然の摂理を崩しているという。
 例えれば窒素、リンを含むトウモロコシはウシに食べられる。ウシは大量にトウモロコシを食べるため、人類がトウモロコシだけを食べていたら10倍の人間を養うことができる。
 このほか、肉食化や高カロリーの食事は糖尿病や高血圧などの生活習慣病を誘発させ、これらが間接的にに人類を滅亡させているほか、自分が犠牲になっても子を残す、という人間が生まれながら持ち合わせた種保存の原理「血縁淘汰」が少子化に何らかの影響を与えている可能性が高いことも示唆。人間が一生に食べる量は決まっており、若いうちに食べ過ぎると早死にしてしまう、と指摘した。
 田畑教授はこの研究を同大学の機関紙で発表するほか、今後は動物実験で実証する考え。
◇  ◇
 【食物連鎖】生物が食う、食われるの関係で鎖状につながっていること。植物は草食動物に、草食動物は肉食動物に食われる。後者になるほど数は少なく、ピラミッド状の関係。


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3年連続のマイナス

米原市一般会計169億円、3.5%減
米原市は21日、2007年度当初予算案を発表。一般会計の総額は169億8000万円で、前年当初比3・5%減(6億1000万円)となり、3年連続のマイナス予算となった。
 特別会計は159億3300万円で対前年比11・4%(16億3200万円)の増。一般会計と特別会計の合計は329億1300万円(同年比10億2200万円、3・2%増)。
 市では今年の予算を合併からの「テイクオフ予算」と称し、市民連帯型で▽地域経営する視点でまちの将来につながる▽次世代支援の効果が期待▽安全、安心な市民生活を確保する事業に重点を置いた。
 主な新規事業は次のとおり(単位=万円)。
 ▽CATV放送全市開局=2100▽安心安全メール配信サービス=90▽洪水ハザードマップ作成=400▽バス乗車助成=200▽子ども家庭支援ネットワーク=700▽病後児保育=100▽放課後安心プラン=2800▽妊産婦健診無料化拡充=1200▽米原駅周辺市道バリアフリー=2000▽伊吹・山東給食センター統合(設計)=2200。 
市議会28日開会 新年度予算など53件
 米原市議会定例会は28日午前10時開会、会期は3月20日までの21日間。代表質問は3月5日午前9時半から、一般質問は6、7日の午前9時半から。
 議案は人事2、規約4、条例15、指定管理者の指定5、当初予算14、補正10、その他3の計53件。


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金利引き上げ検討

長信など地元でも
 日銀が21日、短期金利を0・25%から0・5%に利上げたのを受け、大手銀行が普通預金の金利引き上げを相次いで発表。長浜信用金庫や滋賀銀行、びわこ銀行など県内の金融機関も預金金利引き上げの検討に入った。
 三菱東京UFJ銀行など大手銀行の大半は、26日から普通預金金利を年0・1%から0・2%に引き上げる。例えば、100万円を預けた場合の年利(税引き前)は2000円。昨年7月の0・001%から200倍に増えたとはいえ、1980年の3・25%と比べるとスズメの涙。
 長浜信用金庫は「近々に預金金利を引き上げる方向で検討している」と語り、滋賀銀行とびわこ銀行も「利上げについて検討に入った」と話している。引き上げ時期はいずれも未定。
 ただ、日銀の利上げで調達コストが上がれば、貸し出し金利にも跳ね返ることになり、住宅ローンなど金利上昇も見込まれる。「所得が減っているサラリーマン家計には恩恵が少ないのでは」との指摘も。


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湖北でアタマジラミ

長浜で散発、流行の兆し?
 湖北地域の子どもの間で、アタマジラミが流行しつつあり、学校や保育園などが注意を呼びかけている。
 長浜市内では小学校や幼保育園で昨年末から散発して発生。虎姫町では流行の兆しがあるため児童らの頭髪検査を実施し、保護者に啓発チラシを配布した。
 アタマジラミは頭髪に寄生し、成虫は2~4㍉で灰か黒灰色。頭皮から吸血するため、かゆくなる。成虫や幼虫が頭髪から落ちたり、離れたりすると他人に移るため、季節に関係なく感染しやすい。
 駆除法は▽毎日シャンプー▽ブラシで髪をすく▽枕カバー、タオル、下着などを毎日替えるなど。早期の発見が感染予防につながる。


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経営学、武将に学べ

湖北の3RC例会
 長浜、長浜東、滋賀湖北の3ロータリークラブは20日、長浜ロイヤルホテルで合同例会を開き、135人が出席。講談師の一龍斎貞花さんが「戦国武将に学ぶ生き残り戦略」をテーマに話した。
 クラブ会員に会社経営者が多いことから、一龍斎さんは経営者の部下管理術や後継者育成の大切さを戦国武将を例にあげながら紹介。部下に辛くあたっていた織田信長は明智光秀に裏切られ、豊臣秀吉は部下の信頼があったが後継者育成に失敗、徳川家康は何事にも忍耐強く取り組み、徳川家の繁栄の礎を築いた―と話し、人材育成の重要性を説いた。山内一豊と妻の千代、石田三成など湖北地域にゆかりの深い武将も登場し、会員らの興味を誘っていた。


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2007年02月21日

汚濁メカニズムを探れ

琵琶湖の水質、なぜ回復しない?
 河川から琵琶湖に流入する環境負荷物質の濃度が年々減少しているのに、琵琶湖の水質改善が見られず、ここ10年、横ばいが続いている。県ではその汚濁メカニズムを解明するため、4月から3年計画で調査に乗り出すことになった。
 県内では高度経済成長期以降、汚濁された琵琶湖を浄化するため、「湖沼水質保全計画」のもと、下水道整備による生活排水対策、工場排水規制などに取り組み、琵琶湖に流入する河川の水質は年々改善されている。
 県の統計によると、琵琶湖へのCOD(化学的酸素要求量=水質汚濁の指標の一つ)流入負荷量は1990年の1日当たり58・9㌧をピークに、平成2005年には38・4㌧に減少している。
 しかし、琵琶湖中のCODは、増減を繰り返しながら93年ごろから横ばいの状態が続いている。北湖の05年のCODは1㍑当たり2・7㍉㌘で、93年の2・4㍉㌘から微増。南湖も0・1㍉㌘増の3・2㍉㌘となっている。
 様々な規制で琵琶湖に流入する汚濁物質が減少しているにもかかわらず、水質改善されない実態に、県は「施策の方向性に関わる根本的な課題。原因を早急に明らかにすることが、琵琶湖を抱える滋賀県の責務」と、調査に乗り出すことになった。
 琵琶湖のCODが減らない原因は、従来の生物処理技術では分解できない難分解性物質が湖中に蓄積しているためとみられ、県では専門家を交えた検討委員会を設置して難分解性物質の発生源の特定し、新たな対策を講じる。


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プロ声楽家が合唱指導

長浜南小児童に、発声のコツ伝授
 びわ湖ホール専属の声楽家が20日、長浜南小学校で音楽の授業に参加し、児童に発声のコツを伝授した。
 プロの声楽家と一緒に音楽に親しむことで児童の芸術感性を育む「ふれあい音楽教室」。4年前から始まり、今年は長浜、彦根両市の10校で実施する。
 この日は、上田祥子さん(ソプラノ)、安田旺司さん(バス)、西浦陽子さん(ピアノ)の3人が4年生児童75人を前に、モーツアルトの「魔笛」を披露し、声楽の迫力を紹介。3月の「6年生を送る会」に向けて、児童が練習している合唱曲「ビリーブ」の高音の出し方、発声のコツなどを指導した。


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2007年02月20日

消費40億円増の経済効果

一豊千代博覧会、観光客は70万人増
 NHK大河ドラマ「功名が辻」の放映に合わせて、昨年、長浜市を主会場に開かれた北近江一豊・千代博覧会(1月8日~11月30日)で、観光客が前年より71万人増え、観光地での消費も40億円増えたことが分かった。
 長浜市観光振興課によると、期間中の市内の観光客数は287万人で、うち日帰りが256万人、宿泊が31万人。宿泊客は愛知万博の開かれた前年とほぼ同じだったが、日帰り観光客が70万人程増えた。観光客数に平均消費額を掛け合わせた「観光消費」は前年の160億円を大きく上回る200億円に達した。
 博覧会事業では、3会場の入場者が長浜城歴史博物館34万6840人(前年同期比190%増)、曳山博物館18万4554人(同285%増)、大通寺12万8675人(同261%増)で、3館の合計は前年の3・2倍に。入場券や駐車場売上などの事業収入も、当初の見込みを4200万円余り上回る1億7900万円に上った。
3千万円を寄付
今後の観光資金に
 一豊公・千代様キャンペーンイベント実行委員会は20日、総会を開き、博覧会の事業を総括。長浜城歴史博物館、曳山博物館、大通寺の3会場の入場者が、当初目標の50万人を大きく上回る66万人を達成できたことなどを報告した。
 また、今後の観光拠点の整備、ドラマ誘致、滞在型観光の推進のため、市に2200万円、長浜文化協会に700万円、大通寺に100万円を寄付した。


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4消防の119番を集約

高機能通信指令センター、稼働
 湖北地域消防本部は3月1日から高機能消防指令センターの運用を開始する。
 これまで4つの消防本部で受信していた119番通報をセンターで集約。救急の場合は最寄りの消防署(出張所)を選択し、救急車を出動。大規模火災や災害時には連携した出動車両の指示、手配などが一元管理され、効率的な救助活動が行える。
 施設は長浜消防署北側の2階で、地図等検索装置、大画面の多目的表示モニターや長時間録音装置などを備える。
 総事業費は約4億5000万円。
春の火災予防運動 3月1日~7日
 湖北地域消防本部は3月1日から7日まで春の火災予防運動を行う。
 「消さないであなたの心の注意の火」をスローガンに、啓発活動などを展開する。  
 主な行事は防火ポスター展、防火ひなまつり、会社、工場などへの立入検査、訓練など。


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中川さんら最優秀賞

働く人の作品展
 湖北地域の事業所の従業員らによる「働く人たちの作品展」が21日から長浜文芸会館で開かれる。25日まで。
 湖北地域雇用対策協議会の主催で、絵画、書、写真、手芸、工芸など43点を展示する。入賞者は次の皆さん。
 【絵画】▽最優秀賞=中川輝彦(ヤンマー農機製造)▽金賞=南部孝明(日本電気硝子)▽銀賞=高津郁雄(同)▽努力賞=大音勇人(長浜キヤノン)【手芸・工芸】▽最優秀賞=佐藤信子(同)▽金賞=安田久枝(江洲産業)▽銀賞=富岡日登美(長浜キヤノン)▽努力賞=西堀幸(ヤンマー農機製造)【写真】▽最優秀賞=川村善八郎(ヤンマー小形エンジン事業本部)▽金賞=石丸孝(菱琵テクノ)▽銀賞=木村忠夫(ヤンマー小形エンジン事業本部)▽努力賞=押谷尚子(長浜キヤノン)、中辻正一(扶桑工業)、中井三郎(日本電気硝子)【書】▽最優秀賞=辻潤子(ヤンマー小形エンジン事業本部)。
写真左=中川輝彦さんの絵画
写真右=川村善八郎さんの写真


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2007年02月19日

団塊世代の知恵と経験を

ボランティアで地域貢献、世代間交流
 団塊世代の大量退職が今春から始まる。湖北地域ではセカンドライフを充実させようと、定年退職者らが、自らの人生経験を生かすボランティア活動を始めた。
 長浜市役所は毎年10人前後の定年退職者だったが、2007年以降は2倍の20人前後の対象者となり、ここ8、9年間は継続の見込み。
 公務員の一部は、引き続き公民館などの「再雇用」もあるが、世間では「天下り」との不評の声も出ている。
 また、サラリーマンの中には長年、職場と家庭を往復していた人が、退職後、地域に出るきっかけをつかめず、家に閉じこもってしまうケースもある。
 元長浜市助役の佐藤啓太郎さんたちは、団塊世代を中心に、世代間交流をしながら地域に貢献するためのグループ発足に動き出している。
 主な事業は地元企業とタイアップしながら、公衆トイレや保育園などの美化、整備など。将来的には公務員退職者の経験を生かし、公共施設の指定管理者取得も視野に入れている。
退職シニア地域デビューフォーラム
 県社会福祉協議会は3月3日午前10時から、草津市の県立長寿社会福祉センターで「退職シニアの地域デビューフォーラム」を開く。
 健康的なセカンドライフに向けた医師の講演や、実際に地域で活動している人による生活設計のヒント紹介など。
 対象は退職前後のサラリーマン。定員300人。問い合わせは同協議会TEL077(567)3900へ。当日受け付け可。


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城郭構造の面白さ

中井さん「彦根城を極める」発刊
 城郭研究家の中井均さん(51)=米原市教委=はガイドブック「彦根城を極める」(サンライズ出版)を発刊。21日から全国の書店で販売する。国宝・彦根城の城郭構造にスポットを当てたユニークな一冊。
 これまで彦根藩や天下の象徴・天守閣などについての書籍は数多く刊行されているが、城本来の面白さ、グランドプラン(縄張り)について紹介したものはほとんどない。
 本来、城は軍事的防御施設で、いたる所に敵から守るための工夫が施してある。同城は居住域と防御域がある典型的な山城で、日本で数少ない登り石垣(兵除けの仕切り)や秀吉が朝鮮半島に造った和城構造などを取り入れているほか、場所により慶長、嘉永時代の石積みが施されている。
 ガイドブックはポケットサイズ。カラー写真入りでお城歩きを楽しみながら歴史を学ぶことができる。840円。


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2007年02月17日

高次脳機能障害、「見えない障害」知って!

事故・病気で発症、生活や仕事に支障
 交通事故などで脳を損傷し、「高次脳機能障害」を負った患者や家族が、障害への理解と支援の輪を広げようと、活動を進めている。今秋には家族や支援者が集まって全国大会が初めて滋賀県で開かれる。
 高次脳機能障害は、交通事故や病気などで脳に損傷を受けた結果、記憶や注意力が欠如したり、感情をコントロールできず、日常生活や仕事に支障が出る病気。外見から分からないため、周囲から「感情的」「怠けている」などと誤解される傾向が強く、「見えない障害」と言われている。厚生労働省は「全国で推定30万人」と発表しているが、医療機関や自治体の取り組みは遅れている。
 県内では2001年に、同様の障害を持つ患者の家族や支援者らで「脳外傷友の会しが」を結成。現在は患者の家族52人と、医師や看護士、障害者団体関係者ら賛助会員40人が定期的な交流会を開いて、意見交換している。
 同会の副会長で長浜市平方町の岡本律子さんの二男も3年前、交通事故で脳を損傷。体は徐々に回復したが、高次脳機能障害と診断され、リハビリを続けている。「この障害に対してまだまだ理解が足りないし、専門医も不足している」と指摘するように、県内の医療機関で高次脳機能障害に対応しているのは県立リハビリテーションセンター(守山市)などごく一部。障害を診断し、リハビリを指示できる医師も限られ、同会の交流会でもアドバイスや相談に乗ってくれる講師は県外から招いている状態という。
 9月28、29日には大津市の琵琶湖グランドホテルで全国大会が開かれることになり、岡本さんは「これを機会に、もっと病院の先生や市民に障害のことを知って欲しい」と呼びかけている。
 なお、3月17日には長浜市民交流センターで同会の総会が開かれ、午後1時から昨年の全国大会や近畿ブロック大会の報告、音楽セラピーなどがある。参加自由。同会に関する問い合わせは会長の上坂順子さん(彦根市日夏町)TEL090(5245)1279へ。


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利き酒師セーラさん講演

日本の伝統文化を存続「率直垂範」
 長浜商議所青年部(中川康二会長)は24日午後3時半から長浜ロイヤルホテルで講演会を開く。
 外国人で数少ない「造り酒屋取締役」「利き酒師」の肩書を持ち、日本の伝統文化の存続に取り組むセーラ・マリ・カミングスさんが「率直垂範~自ら波になる」をテーマに話す。
 1968年、アメリカ・ペンシルバニア生まれ。関西の大学に留学後、「古いものを大切にする日本がステキ」と長野五輪を契機に再来日。紹介された蔵元で「昔の知恵を生かす暮らし」に魅了され、桝一市村酒造場(長野)の再興に取り組む。
 飛び抜けた発想と行動力で「国際北斎会議」を町へ招致したほか、世界一流の建築家を巻き込み、酒蔵をレストランに改造。大杜氏(とじ)を説得し、廃れた木桶(おけ)仕込みの酒を復活させたことなどが評価され、2002年「日経ウーマン・オブ・ザ・イヤー」大賞を受賞している。
 参加費1000円。申し込みは22日までに同商議所へ。


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迅君、若奈ちゃん、安らかに

長浜の幼稚園児殺害から1年
 長浜市立神照幼稚園児が殺害されて1年。事件現場となった同市相撲町の農道には17日、多くの花や菓子などが手向けられた。
 同幼稚園PTAの代表6人は犯行時間の午前9時、現場の献花台に白い花束を捧げ、コップ入りのキャンドルを並べた。
 飯田和浩会長は「迅君と若奈ちゃんのご冥福を祈るばかり。園は今も深い悲しみに包まれている。安らかに眠ってほしい」と追悼の意を述べ、「保護者の信頼関係を損なわないよう、子どもたちの安心、安全を確保するため全力を尽くしたい」と話した。
 この日は、川島信也市長や北川貢造教育長、同幼稚園の教諭らも献花した。


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2007年02月16日

「障害児教育の母」描く映画

ひかり福祉会30周年、記念上映会
湖北地域などで障害者福施設や共同作業所を運営する社会福祉法人「ひかり福祉会」(彦根市里根)が今年で設立30周年を迎え、3月3、4日、彦根、長浜両市で記念映画会を開く。
 ひかり福祉会は1976年、障害者の生きがいづくりを支援するため、作業所を経営する法人として設立された。現在は湖北地域と彦根市内で作業所やグループホームなど21施設を運営し、知的、精神、身体障害者ら約200人が利用している。
 映画は「障害児教育の母」と呼ばれた石井筆子さんの生涯を描いた作品「筆子・その愛―天使のピアノ」。主演は常盤貴子さん、市川笑也さん。
 障害者福祉については、昨年4月の障害者自立支援法の施行で、福祉サービス利用料の1割負担が必要になったが、十分な収入が得られない障害者には単なる負担の純増で、利用料を払えずサービスを控えたり、断念するケースが問題化している。障害者団体からは制度の見直しを求める声が出ており、映画会では、利用者の現状も訴える。
 3日は午前10時、午後1時半、午後5時から彦根市のビバシティホールで、4日は午前10時、午後1時半から長浜市民会館で。チケットは前売りが大人1500円、高校生以下・障害者1000円(当日は200円増し)。ひかり園作業所(長浜市鳥羽上町)などで発売中。


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小谷小の5年生がシイタケの植菌

湖北町、小谷小の5年生は15日、シイタケの植菌を体験した。
 湖北地域振興局と県森林センターが小学生に森の大切さを知ってもらおうと開いた。
 児童18人は林業普及指導員の中町房行さんから菌の植え方などを習い、ドリルでホダ木に穴を開け、菌とおがくずを詰めたり、菌をホダ木に挟むヒラタケやナメコの植菌にも挑戦した。


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スギ花粉の飛散本格化

湖北で、例年より10日早く
 湖北でスギ花粉の飛散が本格的に始まった。
 琵琶湖環境科学研究センターは今年、大津、甲賀、木之本の3カ所で観測しているが、飛散開始は昨年(22日)と比べ10日早く、湖南では今月12日から、湖北では13日から飛散が始まった。
 同センターでは今シーズンの飛散量は例年より少なく、特にスギ花粉は例年の3分の1以下。16日以降は暖かくなるため、飛散が本格化する、とみている。


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冥福祈り、黙祷捧げる

事件から1年、神照幼稚園で集会
 長浜市立神照幼稚園に通う佐野迅君(5)と武友若奈ちゃん(5)が殺害されてから17日で1年を迎えるのを前に、2人を失った同園で16日、追悼集会が開かれた。
 小倉洋子園長が4、5歳の園児121人を前に「迅君、若奈ちゃんがお空の高いところへ行って1年がたちました。きっとお空で話を聞いてくれているでしょう。2人のことを思って目をつむりましょう」と話し、園児と一緒に黙祷を捧げた。その後、絵本を通して命の大切さや友達との支え合いを呼びかけた。園児は静かにじっと話に聞き入り、集会後は2人にプレゼントするため、花や鳥、チョウを折り紙で作った。
 同園では、亡くなった迅君と若奈ちゃんの籍をそのままに同級生と一緒に年長組に進級させ、棚や下駄箱には2人の荷物を残している。3月には修了証書を贈る予定。小倉園長は「今は2人の冥福を祈っています。かけがえのない命を守っていけるよう取り組んでいきたい」と話している。
子供を守る日に誘拐防止教室
 「子どもを守る活動強化日」の16日、長浜署は管内の幼稚園、小学校で誘拐防止教室を開いた。
 長浜市立西幼稚園では子ども安全リーダーの藤田治雄さんと廣瀬耐子さんが紙芝居で、5歳児約70人に見知らぬ人についていかないよう、注意を呼びかけた。
 びわ北小学校、朝日幼稚園でも同様の教室が開かれたほか、各学校ごとに通学路のパトロール、安全点検などが実施された。


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2007年02月15日

「湖北自民安泰」に黄信号

嘉田チルドレン投入で苦境
 県議選(3月30日告示)を間近に控え、新幹線新駅やダム凍結を訴える嘉田県政の誕生で、野党になった自民は厳しい防衛戦を迫られている。乱立が予想される長浜・東浅井選挙区では、一部の党員から共倒れを防ぐため、候補者を1人に集約する声まで上がっている(以下敬称略)。
 昨夏、自公民相乗りの現職を破って無党派の新人・嘉田知事が誕生したが、嘉田マニフェストは議会との対立を生んだ。民主はその後、新駅の凍結に同調したが、最大会派、自民党は対決姿勢を深めたまま。
 知事選の結果を振り返ると、湖北のほとんどの選挙区で嘉田氏が圧勝。知事選後の近江八幡市長選、余呉町長選ではいずれも「嘉田派」が当選している。嘉田知事の支援団体「対話でつなごう滋賀の会」は、今月9日までに13選挙区で公認9人、推薦6人を立て、最終的に全選挙区に擁立する考えを明らかにしている。
 また、自民の独走だった伊香郡は嘉田派の石田節子が出馬を表明する一方、形勢を不利とみた現職の橋本正(自民)が降板。同様、保守色の強い米原にも辻村克、赤堀義次に嘉田派の西川敏輝が参戦。「湖北の自民安泰」神話が崩れつつある。
自民現職、共倒れの危険
長浜・東浅井区、一本化の声も
 長浜・東浅井選挙区には定数3に対して、いずれも現職で自民の若山秀士と上田昌之、民主の田中章五。新人で共産の辻義則、嘉田由紀子知事の支援団体公認で元職、前浅井町長の角川誠、長浜市長の二男・川島隆二の6人が出馬に向けて準備を進めている。
 川島はこれまでの選挙経験を生かし、早くから後援会組織を立ち上げ、あいさつ回りなどに奔走。辻は知事選で新幹線新駅反対の争点を生み出すなど、その行動力を期待する声も広がりつつある。民主は連合滋賀の支援を受け田中1本に全力を傾注。角川は嘉田知事の支援団体「対話でつなごう滋賀の会」の公認候補として、知名度を生かしている。このほか、選挙区内では「新たな人材待望論」の火も消えていない。
 上田は元県議の酒井研一らの支援のもと支持拡大に懸命だが、地盤の弱さがネック。若山は前回、民主や連合滋賀などの支援で当選したものの、自民への鞍替えが反発を招き、党員の中でも本腰を入れて支援するのは少数派とみられ、組織だった動きが低調。また、両氏の地盤が重複するため、「共食い」を懸念する声も出ている。
 一部の自民党員から「このままでは共倒れしてしまう。候補を一本化して、最低1議席でも死守してはどうか」との声が出るほど事態は深刻。


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野球部ファインプレー

長浜署、西中の生徒に感謝状
 長浜署は14日、死亡ひき逃げ事件の解決につながる目撃情報を提供した長浜西中の野球部に署長感謝状を贈った。
 昨年12月4日の昼休み、グラウンドで素振りをしていた部員が同校南側で「ガシャーン」という衝撃音を聞き、その直後、西へ走り去る車を目撃。現場に向かうと自転車とともに、倒れているおばあさんがおり、声をかけても応答がないため、手分けして学校や通りがかりの人に通報や救助を依頼した。 
 部員たちは「逃げた車は古いタイプの茶色のセダンで、ドアには帯状のモールが付いていた」と証言。同署は唯一の目撃情報を手掛かりに捜査した結果、犯人逮捕にこぎつけた。
 感謝状を手渡した渡邊省三署長は「情報が無かったら、皆目、犯人はわからなかった」と話していた。


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長浜病院、脳疾患治療で最高評価

 市立長浜病院は日本経済新聞社と医療専門誌「日経メディカル」の脳疾患治療調査で、最高評価の「AAA」に選ばれた。
 脳疾患治療を行う全国1300の病院を対象にアンケート。死亡率など治療成績に加え、救急対応の設備や人員体制のほか、医療の質を高める取り組みなど、総合能力が高いことが評価された。
 全国では29施設、県内では同病院のみが「AAA」だった。


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2007年02月14日

節分草と福寿草が開花

伊吹山麓、昨年とは2週間早く
 伊吹山麓の米原市大久保で春の花、セツブンソウとフクジュソウが咲き始めた。
 セツブンソウはキンポウゲ科の多年草で、2~4月、直径2㌢程度の白い花をつける。節分のころから咲き始めるのでこの名がついた。
 フクジュソウは旧暦の元旦(2月18日)ごろに咲くことから、別名・元日草ともいい2~3月、黄色の多弁な花を咲かす。
 写真愛好家で虎姫国保診療所の廣田光前所長(59)は湖北各地を歩き回り、四季の草花を撮影。「昨年の今ごろは雪の下だったが、今年は2週間以上早い開花」と驚いていた。


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橋本忠さんら受賞

長浜の生涯学習栄誉市民の称号
 長浜市生涯学習推進協議会(中辻藤男会長)は14日、生涯学習の推進に貢献した個人、団体に贈る「生涯学習栄誉市民」称号の受賞者を次のとおり発表した。
 ▽橋本忠(南田附町)=「ねんりんぴっく静岡2006」の水泳競技に出場し、背泳ぎ男子25㍍と混合フリーリレーで準優勝。
 ▽長浜ユネスコ協会日本語教室講師団=1996年から在住外国人のためボランティアで授業を実施し、これまでに延べ1万人に日本語を教えた。指導者の育成にも取り組んでいる。
 ▽阿部秀彦(富田町)=江戸時代から伝わる冨田人形浄瑠璃を立て直すため、中心になって共遊団を復活させ、国内外で公演し、後継者の育成にも尽力している。
 ▽姉川合戦史蹟保存会=野村地区の姉川合戦場で除草、清掃、戦死者慰霊祭を実施。
 ▽姉川古戦場古蹟保存会=三田地区の姉川合戦場で除草、清掃、戦没者法要を実施。
 ▽国友町歴史文化保存会=花火陣屋保存会、国友鉄砲研究部会、伝承踊り保存部会からなり、それぞれが姉川・鉄砲と花火の里まつり、長浜出世まつりなどで、活躍している。


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川島市長に段位授与

将棋普及に貢献、島朗九段が直々に
 日本将棋連盟は、竜王戦の誘致など将棋の普及に協力したとして、長浜市の川島信也市長に段位を授与することになった。
 市内では同連盟長浜支部(日比野静也支部長)が長浜サンパレスを会場に定期的な将棋大会に加え、市長杯や秀吉杯、ズワイガニ争奪杯、女流棋士の招致など、毎月、様々な催しを企画し、同市が後援。市制60周年の2003年と、長浜駅舎を改築した昨年には記念行事として将棋の最高位を争う竜王戦を誘致するなど、将棋の普及に寄与してきた。
 昨年12月の竜王戦の際に、日比野支部長が連盟にかけあい、将棋の普及に熱心な長浜市長への段位授与が決まった。4月6日に初代竜王の島朗(あきら)九段が、長浜市を訪れ、川島市長に段位証書を手渡す。段は未定。翌日には島九段による30面指しなどのイベントも。
 川島市長は「非常に有難く、名誉なこと。今後、ますますの発展に協力したい」と話している。


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2007年02月13日

一般会計5073億円、6年ぶり増

07年県予算、新幹線新駅ゼロ計上
 県は13日、2007年度当初予算案を発表した。一般会計の総額は約5073億1000万円(前年度比23億3000万円、0・5%増)で、6年ぶりのプラス予算となった。嘉田由紀子知事の公約どおり新幹線新駅関連予算は「ゼロ」とした。
 前年度比増の要因は、団塊世代の大量退職に伴う退職手当(123億円→153億円)、公債費(683億円→700億円)、老人医療給付費県負担(78億円→86億円)、障害者自立支援給付費(17億円→23億円)などの義務的経費が増加しているため。
 公約の柱である栗東の新幹線新駅凍結については、前知事時代に計画された地元負担金21億5000万円の計上を見送った。新幹線関連事業基金約40億円も運用利子約1500万円を上乗せするのみで手を付けず、凍結への強い姿勢を見せた。
 嘉田知事が当選後初めて手掛けた予算編成だが、人件費や福祉費、公債費などの義務的経費による圧迫で、予算配分の自由度が限られた。その中でも、「ダムだけに頼らない治水」を実現するための流域治水対策(9800万円)、琵琶湖保全に向けた学術調査(100万円)、水質汚濁のメカニズム解明(2160万円)といった環境分野のほか、少人数学級の小学3年生への拡大(1億7850万円)、再就職を希望する女性の支援(590万円)―など、子育てや女性支援の分野で「嘉田色」を出した。
財政事情は火の車 「基金ほぼゼロ」
 当初予算の編成にあたり611億円の財源不足が発生したため、県債発行100億円、基金の取り崩し169億円、県有地売却51億円で計320億円の歳入を捻出し、人件費の削減や事業費の圧縮などの「改革プログラム」で歳出を291億円削減した。
 県の借金となる県債は、退職手当債55億円など673億円を計上。残高は07年度末で過去最悪の9122億円となる見込み。なお、国が全額を交付税で負担する「臨時財政対策債」を除いた総額は7553億円。前年より14億円減る見込みで、県独自の借金は減少に転じている。
 県の貯金である基金も財源不足に対応するため軒並み取り崩し、「ほぼゼロの状態になった」(県)と危機的状況。比較的自由に使える「財政調整基金」の残高は6400万円で、県債管理基金もわずか24億円余り。
湖北関連事業
 湖北地域関連予算は次のとおり。
 ▽米原駅改築橋上化・自由通路整備1億6730万円▽丹生ダム水源地域整備計画事業交付金2500万円▽長浜駅前交番の移転整備3660万円▽虎姫高と安曇川高での中高一貫教育の準備370万円▽都市部から湖北地域の農村への体験ツアー180万円▽長浜駅前通りの電線類地中化工事7億円(6年間で)▽新しい市町合併への支援8億円▽カワウ対策990万円。


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橋本県議、出馬を辞退

選挙間近、伊香の自民候補は
 伊香郡選出の橋本正県議(57)=余呉町下余呉=は11日、木之本町で開かれた後援会役員会で、次期県議選(3月30日告示)に出馬しないことを明らかにした。今後は同氏の引退を受け、自民の候補擁立が慌ただしくなる。
 役員会には4町の支部長、幹事長、支援者ら約40人が出席。橋本県議は近づく県議選について「今回は辞退させてもらう。後任は皆さんにお任せする」と述べた。
 この結果、3月11日に予定していた県政報告会は中止するが、現職の間は自民党伊香連協の会長を務め、後援会も存続させる意向を示した。
 橋本氏の引退を受け、伊香郡の自民党は各支部ごとに今週末までに「後継者」を検討。18日夜、選挙対策会議を開いて公認候補擁立を目指す。
 同選挙区は1987年、99年の選挙で一騎打ちとなったが、これ以外の3回は無投票で橋本氏の独走だった。ところが昨年の知事選や「高レベル放射性廃棄物処分場誘致」問題で揺れた余呉町長選で市民派候補が圧勝。これらの動きは橋本氏の壁となった。
 橋本氏は1987年(昭和62)初当選。副議長、監査委員、議長などを歴任。5期目。
 同選挙区には民主党と嘉田由紀子知事の支持団体「対話でつなごう滋賀の会」が推薦する西浅井町議会副議長の石田節子氏(59)=塩津浜=が出馬表明しているほか、高月などで候補擁立の動きがある。


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3月末までに方向性を

丹生ダム建設、嘉田知事に要望
 県内6ダムの見直しを選挙公約に掲げていた嘉田由紀子知事と、建設促進を訴える丹生ダム対策委員会(三国昌弘委員長)の意見交換会が12日、余呉町役場で開かれ、同委員会は「早期の結論」を切望したが、嘉田知事は即答を避けた。
 同ダムは約40年前、総事業費約1000億円で、治水・利水など多目的に対応し、貯水量は1億5000㌧で計画された。水没集落の移転や建設道路の整備などは完了し、残すは本体工事のみで平成22年に完成するはずだった。
 ところが有識者会議「淀川水系流域委員会」はダム建設の「原則中止」を打ち出し、国も建設計画の見直しを進め、同ダムを5000㌧級の治水ダムに縮小し、常時放水型の「穴あき」ダムにする案を求めている。
 計画の見直しにより現在、工事はストップしたまま。地元では大型公共工事に伴う経済効果に期待をしていたが、バブルがはじけ、近年、下流域の京都、大阪では工業用水の需要が減り「水余り」現象が起きている。
 意見交換では委員から、「下流域のため、犠牲になり、故郷のすべてを捨ててきた」「国、県は必ず立派なダムを造ると言った」「凍結回避して工事再開を」「地域振興に役立つ観光ダムの建設を」と切実な意見や要望が出た。
 これに対し嘉田知事は治水事業の「ダム+河川改修」の整合性を強調。「約束が守られず、方向が変わってきたことは受け止めている。水害はハード事業だけでは命を守れない。需要や財政的な問題などを踏まえ、次世代へ説明責任できる方法を考えたいが、今即答できない」などと答えた。
 三国委員長は、国が今年6月、河川整備計画の原案をまとめる(予算化)のを踏まえ「3月末までに方向性を出してほしい」と要望。県の方針によっては国、県と地元のパイプ役となっている「ダム対策委員会の存続(解散)をかける」決意であることを表明した。


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2007年02月09日

夜の魅力、感じて

盆梅ライトアップ
 長浜市港町の慶雲館で開かれている長浜盆梅展は10日から開館時間を延長。153基の照明で盆梅の並ぶ館内と名勝の日本庭園をライトアップし、昼間では感じられない幻想的な魅力を伝える。夜間延長は25日までの16日間で、午後8時半まで開館。ライトアップは午後5時ごろから。入場料は大人500円、小中学生300円。


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古豪復活、長浜北星

20年ぶりの優勝にチャレンジ
 長浜北星高校男子バレーボール部は「春の高校バレー」で決勝戦に進出。17日の近江戦で20年ぶりの優勝を目指す。
 同部は旧長浜商工時代、インターハイや国体などの常連で、春の高校バレー県大会でも11回、優勝している。
 校名が変わり2001年、2005年の2度、決勝まで進んだが、いずれもフルセットの末、惜しくも敗退し、今回は3度目のチャレンジ。
 新チームはエースの河居啓介選手(双葉)が中心で、得意のBクイックで相手を翻弄(ほんろう)する。16人のメンバーは仲が良く、練習メニューなどは選手自らが考えている。
 中村彰良キャプテン(鏡岡)は「自分達のペースで試合ができれば、近江の9連覇を阻止できる。精一杯頑張りたい」と意気込んでいる。決勝戦は17日正午から野洲市立体育館で。


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猪も食べない稲が「柵」

シシクワズ復活で獣害防止
 県農業技術振興センター湖北分場(木之本町)は、イノシシによる稲の食害を防ぐため、県内山間部で栽培されていた旧種「シシクワズ」を復活させ、実用化に向けた研究を進めている。
 05年、県内の獣害被害は約1億6000万円。中でもイノシシによる被害は全体の約半数を占める。 
 シシクワズはもみ先にある毛(のぎ)がコシヒカリの倍以上、7㌢程度に伸びるため、獣害防止の品種として江戸時代から栽培。県内では1960年代ごろまで余呉町や多賀町の山間部で栽培されていたが、食味が落ちることや農業の機械化に伴い姿を消したという。
 同分場は県内の農家が保存していた種を譲り受け、4年前から山里の水田で稲作。昨年はエサ不足でクマやイノシシが多数出没したにもかかわらず、食害は「ゼロ」だった。
 次年度からはシシクワズを柵代わりに、栽培する長さや幅を変え、コシヒカリを囲う実験を行う。
 また、収穫したシシクワズは、食用のほか観賞用、ウシの飼料として活用も検討中。山中成元主