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「イリアス」の世界、見送幕で再現

長浜曳山博物館、特別公開
 長浜市の曳山博物館は2月2日から企画展「曳山の美・見送幕―トロイア戦争タペストリーの世界」を開く。16世紀にベルギーのブリュッセルで製作されたタペストリーを用いた鳳凰山の見送幕などを特別公開する。
 見送幕に加工されたタペストリーは、ギリシャ詩人ホメロスの叙事詩「イリアス」のトロイア戦争物語を題材に作られた5枚連作の一部。南蛮貿易を通じて国内に持ち込まれ、徳川秀忠への献上品との説もある。国内各地に散らばり、長浜の鳳凰山には2枚目「出陣するヘクトールと妻子の別れ図」の一部が用いられている。
 企画展では鳳凰山の幕のほか、5枚目「トロイア陥落図」=写真=を用いた大津祭の月宮殿の幕も展示。19日からは鳳凰山に代わって、同じくベルギー製タペストリーを用いた長浜の翁山の見送幕「二人の武将」を入れ替え展示する。
 午前9時から午後5時まで。入館料600円。3日午後1時半からは展示説明会がある。3月4日まで。


2007年01月29日 13:09 |


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