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「衝突時、思い出せない」

高校生ら4人死傷事故、初公判
 長浜市で昨年10月、無免許運転でパトカーに追われ、対向車に衝突し、高校生ら男女4人を死傷させた事故で、道交法違反と危険運転致死傷罪の罪に問われた北海道出身、住所不定・無職の西村一文被告(24)の初公判が26日、大津地裁であった。同被告は無免許、猛スピードで赤信号を無視したことは認めたが、衝突時のことは思い出せない、と供述した。
 起訴状によると昨年10月15日午前1時5分ごろ、同市平方町の県道で軽ワゴン車を運転。パトカーに追われていたため、赤信号を無視し、時速85㌔以上の猛スピードで対向車に正面衝突。対向車の助手席に乗っていた同市高山町の長浜北星高校3年・高山俊典君(当時18)を死亡させ、運転手の男子高校生(18)と後部座席の女子高校生(18)、軽ワゴン車に同乗していた男性派遣社員(25)の3人に重軽傷を負わせた。
 検察の調べで同被告は14日午後7時ごろから同市内の焼き鳥店、キャバクラで同僚といっしょに生ビールや焼酎などを飲んだ後、軽ワゴン車を運転し、八幡中山町の交差点を無視して赤信号を右折。偶然、近くにいたパトカーに停止を求められたが、旧国道8号線を逃走。ヤンマー前交差点で信号待ちをしていた車1台を追い越し、対向車線に出たまま赤信号に突入。高山君らが乗った車に激突した。
 長井秀典裁判長から陳述を許されると西村被告は、傍聴席の遺族らに「自分のしてしまったことですいません。事実は間違いないが、衝突時のことは思い出せない」などと頭を下げ、謝罪した。
 同裁判長は同被告に再確認すると、無免許で赤信号を無視、パトカーに追われ、反対車線を走行。猛スピードで交差点に突入したことは事実であることを認めた。次回公判は3月6日午前10時から被害者家族の意見陳述などが行われる。


2007年01月26日 14:20 |


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