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長浜市議選告示へ

 任期満了に伴う長浜市議選は15日告示を迎える。定数26人に対して29人が立候補を準備しており、15日になれば市内全域を選挙カーが駆け巡り、賑やかになることだろう。
 立候補予定者の年齢は30代の新人から70代のベテランまで幅広いが、主力は60代。落選するのはたった3人ということで、4年前の8人オーバー、8年前の10人オーバーと比べると、ずいぶん「平穏」な選挙戦となる。地盤や組織、知名度のある候補者はよほどの下手を打たない限り、当選を逃すことはない。
 ただ、有権者としてはどの候補が市民の声を市政に届け、かつ市政をしっかりチェックするのか、その政見と実行力を見極めたいものだ。
 さて、市議選を前にある政党が市民アンケートを実施したところ、市民からの回答は市や市議会に対して非常に厳しいものだった。特にJR長浜駅前の再開発事業に対しては「大金を投じて造った誰も利用しない連絡橋(ペデストリアンデッキ)は景観を損ね、邪魔としか言いようがなく、税金の無駄遣い以外の何ものでもない」「駅前は車の送り迎えも不便になって最悪だ」などと批判が列挙されている。さらに「多額の税金を無駄遣いしていると思う市民は多い」「市長の責任であるが、市議会の責任も重大」「市議会がまったくチェック機能を果たしていない」と、市政を監視する役目である市議会に対しても厳しい意見が並んだ。
 また、地域の声をより吸い上げて欲しいとの願いだろう、「市議会議員の手当てを上げても良いので、各連合自治会のパイプ役として、市政の底上げを図って欲しい」との意見もあった。
 有権者は今度の選挙を通じて、市政や市議会に対する要望や意見、そして不満を候補者にぶつけるべきだろう。たった3人オーバーの選挙戦に「今回は安泰だ」と胡坐をかく候補者がいるとすれば、真正面から市政課題を問い、緊張感と使命感を再認識させることも有権者の役割ではないだろうか。

2018年07月13日 17:05 |


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