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地震への備え

 きょう午前7時58分、大阪を震源とするマグニチュード6・1の地震が発生した。茨木市や高槻市で震度6弱を記録し、滋賀県内では大津市南郷で震度5弱。長浜市内では西浅井町大浦で震度4、八幡東町、公園町、宮部町、内保町、湖北町速水、木之本町木之本、余呉町中之郷で震度3を記録した。
 大阪府内では家屋の倒壊や火災が発生。倒れてきた本棚の下敷きになって85歳の男性が亡くなるなど、死者も複数人出ているようだ。早急な救助活動が求められる。
 幸い、長浜市内では建物倒壊などの被害は報告されていないが、電車での通学する生徒・学生のいる高校や大学は一部で休校となった。福井県内では高浜町で震度4、おおい町で震度3の揺れがあったが、関電などによると、原発に異常はないという。
 関西圏の新幹線やJR在来線はほとんどが運転を停止。敦賀から京都・大阪・姫路、その先の播州赤穂や上郡まで運転を見合わせることとなった。多くの通勤・通学客が電車の中に缶詰となり、駅でも多くの利用者が足止めされることとなった。高速道路も通行止めとなり、関西の交通網は麻痺した。大阪へ電車で通勤途中だった親族からは「電車に乗っていても感じる揺れだった」と報告があった。電車の一部が駅のホームに差し掛かっていたので、そこから車外へと降りられたが、駅で足止めとのこと。また、きょう取材する予定だった相手からは電車の中に缶詰というので、キャンセルの連絡があった。
 さて、地震が発生するたびに考えさせられるのが日ごろの備え。大地震の発生の際は水道やガス、電気などライフラインが停止する。支援物資が到着するまでの間(3日程度)に必要な物はあらかじめ備えておきたい。また、家具の下敷きにならないよう、家具はしっかり固定したい。ケガをした場合の手当に必要なアイテムや、常備薬のほか、ウェットティッシュやトイレットペーパーなど多目的に使える衛生用品もあると便利だ。ラジオや懐中電灯なども欠かせない。
 そして最も大切なのは近所とのコミュニケーションだろう。大地震が発生した場合、消防や警察には救助依頼が殺到し、手が回らない状態となる。阪神・淡路大震災で建物の下敷きから救い出したのも、東日本大震災で襲い来る大津波に一緒に逃げようと声をかけたのもご近所さんだった。日ごろの付き合いを大切にし、どこに誰が住んでいるのか、把握していたい。隣人同士、互いに助けあう関係にあるのだから。

2018年06月18日 17:26 |


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