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長浜市長選、18日告示

 任期満了に伴う長浜市長選が18日告示される。3選を目指す現職の藤井勇治氏に、前市議の中川勇氏が挑む一騎打ちとなる公算だ。
 藤井氏は小学校給食の無償化や保育料の減免などの子育て支援施策、長浜駅前再開発など各種インフラ整備、財政再建などの実績を掲げ、同時に、国政での議員・秘書経験を生かした国とのパイプの太さをアピールしている。全市的に後援会組織を築いて3選へ盤石の態勢を敷き、市議の多くも支援している。1月の決起集会には現職大臣が顔を出した。選挙期間中にも国会議員が応援に駆け付けるなど、豪華な顔ぶれとなりそう。
 一方の挑戦者の中川氏は立候補表明が昨年12月末、事務所開きが今月12日と出遅れている。藤井市政が「市民の声を聞いていない」と批判し、長浜駅前再開発の目玉である「えきまちテラス長浜」の業績不振、病院事業の赤字と医師不足など、市の抱える課題を取り上げている。2期8年の藤井市政に不満を持つ現職市議や元市長、元県議、元市議らが集結し、中川氏の選挙活動を支える。準備が出遅れただけに、中川氏の訴えをいかに有権者に浸透させるのかが選挙戦の課題となりそうだ。
 当初は藤井氏以外に立候補の動きがなく、無投票かと思われたが、年末の土壇場になって中川氏が立候補を表明し、選挙戦に突入することが確定した。有権者の中には「無投票なら選挙にかかる税金も節約できたのに」と語る向きもあるが、選挙戦を通して長浜市の課題を見つめることも、市政の「主役」である有権者に求められる役割だろう。両氏の訴えにしっかりと耳を傾け、見識を深めることがより良い市政への一里塚となる。

2018年02月16日 16:28 |


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